キャデラックブロアム｜あなたより過激な妄想癖

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2013年5月26日

キャデラックブロアム

witten by LIBERST

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　YouTubeでスマホから説明文を書いたので，是非御覧に為って頂きたく，転載しました。転載は下記に示しました。動画と添えて参考にして貰えたら嬉しいです。

　GMがキャデラックの名前で売り出した「ブロアム」は，元々，フォードが売り出したリンカーンの「タウンカー」に対する対抗馬です。タウンカーはクラシックカーの初期の頃から頑（かたく）なに守って来た，後輪駆動（RWD）のフルサイズ・セダンです。
　それまでGM（キャデラック）にもタウンカーと同じ後輪駆動車はあったのですが，GMの方針転換でキャデラックも整理され，タウンカーの対抗馬だった「フリートウッド」シリーズは小型改良されるので，リンカーンの顧客に対してキャデラックはフルサイズ・セダンとして主張する事が難しく為りそうだったのです。改良前のフリートウッドを「ブロアム」と言う名前にして，フリートウッドが小型改良されてからは，元々のフリートウッドの車体を使った後継にしたのです。その後，フリートウッドは「デヴィル」と同じ前輪駆動（FWD）に再び変更された為，キャデラックのRWDでリンカーンのタウンカーに対抗する事に為りました。
　キャデラックはフリートウッドの小型改良と，その後の駆動方式の大規模な改良により，リンカーンのタウンカーとは性質をやや異（い）にするのでした。尚，リンカーンのタウンカーは元々「コンチネンタル・マーク4（IV）」の設定の名前に過ぎなかったのを，リンカーンが車の名前として押し上げました。タウンカーがリンカーンのコンチネンタル・マーク4の設定で登場したのが昭和36年から昭和44年で，昭和56年から平成23年8月下旬までリンカーンの誇るフルサイズ・セダンで，それもRWDで実現して来ました。

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