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ブラインドコーナーを攻めるスリルと快感を求めて。

witten by はん太
世界中
うんうんする
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車からメンテしろよという悲鳴はもとより本人の身体も悲鳴をあげている今日この頃。体力的に消耗気味&風邪をひいたようで熱っぽい。なもんで、車の練習メニューをペースノートに変更。今回は、埼玉・群馬戦や長野戦の時に乗せたナビゲータも練習に来ている。彼は彼で身体を慣らす必要があるからだ(ナビはナビなりの苦労がある)。そのナビと先日行われたRTC(ラリートレーニング)で、ペースノートをやる機会があるにはあったのだが、視界良好なジムカーナステージだった為に、私から別の機会にやろうという提案で、RTCの時は有視界アタックとさせてもらった。
もちろんそれではナビ(コドライバー)は育たないし、自分も成長出来ない。
私自身も他のドライバーのナビとして乗り込んでペースノートの書き取り・読み上げはしているが、ドライバーとして読み上げ・聞き取りはした事が無い。日頃はPS2のWRC4というバーチャルラリーゲーム(笑)で、聞き取りの練習をするのが精一杯だ(笑)。(余談ではあるが、英語モードで聞き取りの練習をしている:-)

ペースノートについてはRTCで軽く教わったが、実際に入り込んでいくととても数時間で理解出来る物ではない。おまけに限りなく経験値0なのだから、頭に何を叩き込んで良いかすら判らない。コ・ドライバーとして読み上げる面白さは知ったが、ドライバーとしてはどうか。
一応、私は幸いな事に生きる教科書と距離が近いので疑問等は色々と質問出来るし、「こちら」でペースノートの基本は学習出来る。

bend  そして私なりに考えて出した最初の肝心なベンドマーキングが、図のような感じ。45度にハンドルを切ると兎に角3、数字が大きい方がコーナーはゆるく、数字が小さい方がコーナーはキツイ。2の前半までは素直にハンドルを回せるが2の終わりは継ぎ足しが必要になる感じ。ナンバーのつけ方はその人それぞれなので、僕はこうしたという例だ。ゆるい方が数字の分解は多いけどその分レンジが狭い。そして図のとおり、ベンドナンバーによって範囲を変えている。きつくなるにつれて幅が広くなっていく。こうなると巻き込み系のコーナーだろうとキツイコーナーだろうとベンド2とかになるケースが出てくる。実際にはその位の遊び幅が許される速度域になっていることが多いし、2以上のコーナーではかなりハンドルをコジったり、姿勢作りに励んでいる事だと思う。ただそれでも速度域から感じれば3のきつい方や2のきつい方とゆるい方では感じ方は違うと思うので、これは補助語で対応すれば良いかなと考えている。ベンドはあくまでもコーナーのきつさという覚え方をするので、それでもそのコーナー・コーナーで難易度は違ってくるので、補助語を促す。もちろん、他のベンドナンバーにも必要な補助語だが、水色っぽくなっている所は確実に補助しようという意識のゾーンにしている。ベンド2ともなれば結構な減速になるだろう。でもオープンかタイトゥンで立ち上がりのフミ加減も変わってくるし、1歩間違えばつまらないコースオフにもなる(言い訳としてはパニクリやすい状況だから(笑))。
あとはナンバー7に関しては使う域のレベルではないので現状は6段階。5段階にしても良いかもしれないとも思っているが気がかりなのは、踏んでいける6なのか、抜かなきゃいけない6なのかがある事。でもどうもゆるいコーナーは読み上げる時と読み上げない時のバラツキが出やすいみたいだ。ベンド1に関しては悩んでいる。ヘアピンと言わせたほうが良いのかどうかとか。あと全日本の選手のインカービデオ等をみるとベンドナンバーにプラスやマイナスという表現をしている人がいるけど、私はとりあえず、オープン「<」とタイトゥン「>」・ショート「s」・ロング「l」で処理する事にした。あとは、知識が入っていても、レッキ中にいえない言葉である。「ケアー」といいたい処が全て「コーション」といってみたり、ショートR2とか言いたいのにショートが抜けてしまう。実際に走ると、ショートがないと仮にL4とsL4の場合では進入姿勢が違う。進入がキツメという表現が難しい。あとは複合コーナーだ。ばらすとL3とL2(ゆるくはいってきつくなる)やL2からL3みたいなところでは、「into(⇒)」でもないし「and(&)」でもない場所。でも「オープンタイトゥン(<>)」でもないなーと悩む場所があった。そこはそして「ブリッジ( ][ )」があるのでなお更悩んだ。この悩みは有視界でも現れており、踏めないジレンマを感じる。あとは、例えば「C/80 50(クレストオーバー80)」で自分の中ではクレストの先50mあるという意味で覚えようとしているのに、どうしても聞き取った時に、クレストまで80mだけになってその後が上手く感じ取れない。ちょっと救われた話でいうと「フラット」という補助語。これはクレストの苦手な僕には目から鱗な表現だった。あとは80/Cと逆に言ってみたり。(汗)

しかし・・・今回行ってみて思ったことは、表現力の無さを痛感したことだ。結局、耳が頼っていたのはベンドナンバーだけで距離感はイマイチ。レッキは往復で2回取り直したが、そんなに酷い差ではなかった。問題はゆるい右左の表現がむずかしく、そこでコ・ドライバーもロストしてしまう。L6⇒R6な部分が悩ましい。目視も微妙に出来るか出来ないか。キンクスといいたいけどそうでもないようなところ・・・。PNに聞き入るとどうしても目視への集中力が落ちているらしく、PNと噛み合わなくなった時に目視への集中力に切り替わる感じだ。これは訓練していくしかないな~。今度は思い切ってキンクスにしてみるかな・・・。
そのくせPNに書かれていないDon'tCUT等は目視で判断してカットしないようにしている。これは踏めていない証拠なんだろう・・・。
あとは今回、ちょっと右足の脹脛が攣っている感覚があったので、ブレーキングのミスがでるやも知れぬと思い、ベンド1クラスの部分では全てコーションを入れた(本当はケアー程度にしたいんだけど、その時とっさに出てこなかった)。しかし、コーションの威力は大きい。抑えすぎてしまう。エライ手前からブレーキが終わってしまいダラダラと進入してしまう。これでは余計に危ない(汗)。コーションもレベル別けが必要に感じた。
ただ今回はダメな事だけではなかった。ブラインドになっていて先の状況がわからないコーナーでも50 R6⇒L5とかだと踏んでいけるのである。有視界でブラインドアプローチはどうしても様子を探る走りになってしまうが、R6と聞くとその時の車速レンジとコーナーの狭さを考えて手前から次の速度域を考えながらアプローチできる点はPNすごい!って感動してしまった。これがR6+(&)L2とかであれば、L2にあわせたアプローチが出来るし。安全に走る為にもPNは有効だというのを痛感した。

と、PNは今後練習しなくてはと痛感したが、やはり有視界での限界を引き上げない事にはだめだなとも気がつく(涙)あとは、コ・ドライバーのリーディングは初めてということもあったので大目に見ておこう(笑)

なんとか来年のRTCまでにはソコソコな形にしたいなと思っているのでした。
とりあえず来月は出張もあるので年内はボチボチクールダウンかな。

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