吹き荒れる春の嵐。爆風に運ばれた近所の畑の土埃をたんまりと纏ってうすら汚れたチンク。
泥斑点模様のチンクを雨の中走らせて汚れを落とす魂胆で大谷までドライブします。
大谷は石の町として有名ですが
ここで採掘される石は宇都宮の西の大谷町で採掘されることから大谷石と呼ばれ
石材としては柔らかく加工がしやすいことで 古くから塀や蔵に使用されれてきました。
地質岩石学上の名称を流紋岩質溶結凝灰岩というとっても難しそうな名前を持つ凝灰岩の一種で
現在は地下の採掘場で切り出されたあと 地上に運びだされて建材として様々な用途に使われます。
この大谷石を使ったカトリック松が峰教会が日本最大の大谷石建造物として有名。
そんな大谷石を過去に採石していた跡地に造られた大谷公園から散策開始です。
ここは昭和初期まで露天掘りや天井部だけを残す垣根掘りで採石を行っていて
世界平和を祈念したこの平和観音が制作された後 昭和31年に開園しています。
公園を一周したあとには周辺に建ち並ぶ石蔵群を見物。
んっ?
思わず発見したビックリ顔の石蔵と一緒にパチリ!
たっぷり時間をかけて大谷の街をウロウロと散策していたところで
すっかり雨も上がってチンクの汚れもだいぶ流されたので帰宅します。
早よ帰れっ!
それではっ!