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ブラインドコーナーを攻めるスリルと快感を求めて。

witten by はん太
世界中
うんうんする
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年末年始はずっとバタバタしてて心身ともに疲れていたので、やっぱ息抜きはしなくちゃということで体調はいまいっぽでしたが、スノードライブ(ここ重要)をしてきました。

今シーズン初めての雪道で、去年とは仕様の異なる車でどこまで走れるかなと、最初はめちゃくちゃ不安です。走り方忘れちゃったんじゃないかなとか。どうやって走るんだっけ・・・とか。

一応、毎年雪を走る前にオイル関係をリフレッシュしています。今回もちゃんとオイルメンテしました。今までエンジンオイルはずっと硬いオイルだけを使ってきましたが、今回は社長が気を利かせてくれて、粘度を1段やわらかいものをベースに高温用の硬いオイルとのブレンドにしてくれました。そしたらこれがかなり具合いい。エンジンレスポンスは今までと比べ物にならないくらいよくなって気持ちがいい。
いつも熱ダレがいやだったもので、オールシーズンを硬いオイルで過ごしていましたが、オイルももっと真面目に取り組まねばと思った所です。MOTULのハイグレード品はブレンドが出来るのを、MOTULサイトを見て知っていたのに、その時に閃かなかったんですね。要修行です・・・。

さて、話は戻って雪道ですが、私は一般のスタッドレスを持っていなく、ラリー競技用スタッドレスしか持っていないので、雪路面になってもしばらくはラリータイヤで走行して限界を感じたらその場で履き替えをしなくてはならない手間があります。
Graph_56r ←ラリースタッドレスはこんな感じです。普通の見慣れたスタッドレスとはだいぶ違うでしょう?舗装路面を考慮せずに雪やアイスに特化しているんです。接地面積も少ないし、トレッドも狭くなっています。普通に雪道を走るのであればお勧めはしません。

一般のスタッドレスでももちろん良いのですが、元々求められている条件や性能面でコンセプトが違うので、もし舗装比率が高かったり、除雪の削り具合によっては一般スタッドレスのほうが断然良いと思いますが、新雪、深雪、圧雪の条件となればラリースタッドレスに軍配があがるでしょう。アイスバーンについてはまだ自分の中で結論が出ていませんが、ラリースタッドレスの方がスリップダウン後の回復が早いような気がします。しかし一般スタッドレスはアイスバーンについての開発が進んでいますのでちょっと自信を持って言えない部分があります。またアイスバーンにも色々な条件があるので一概になんとも言えないです(ぉぃ!)。

雪道を走る時点での心得としては、外気温や日中夜間の温度差を考慮にいれると良いと思います。また融雪剤(溶雪剤/不凍剤)の使用されているかどうかでも違います。ここら辺は雪国でも雪の量や環境などで対応の差がありますのでどれが正解というのもありませんが、融雪剤は、凝固点を下げる役割で氷点下になっても水が凍らなくなるという利点があります。しかし降雪量と対比していくと豪雪地帯では無意味に近いものに。また満遍なく・・・というのが難しいので、車が融雪剤をミツバチのように運ぶことも想定した感じになるんでしょうね。そしてこの融雪剤は塩化カルシウム等を使用しているので、塩害がどうしても付きまとうのと、カルシウムの特性なんでしょうか、ぬるぬるした感じが出ます。対比量が足りない部分にはシャーベット状になった雪になります。これがまたグリップのしない雪を作る原因にもなっています。そして雪でも0度~-5度付近と、それ以上に冷え込む状態の雪では雪の質、硬さも変わってきて、単純に言ってしまえば冷えれば冷えるほどグリップが出るようになったりします。アイスバーンも-15~-20度ぐらいになると表面が尖った感じになってグリップするようになります(ツルツルにしない間は・・・)。あおてゃ雪の重さなど・・・
んでブレーキが必要になる前にポンピングブレーキでグリップ感を先に知っておくと良いと思います。日向になる路面とずっと日陰になる部分でグリップ感はかわるとおもいますし、雪の量も関係しますが、コーナーに侵入する際のブレーキングポイントはみんな似たり寄ったりだったりする為、そこら辺の雪質がバーン化していたりもします。もしそこでスリップダウンしてしまったとしてもあせらずにいったんブレーキを離しましょう。縁石付近につもった雪で最後はブレーキとなるので、スリップダウンしたままブレーキロック状態だと慣性を殺すことが出来ず縁石に溜まった雪の上もスリップしたまま壁とキスすることになります。もし手前でタイヤのスリップが回復出来ていれば、スリップした場所よりもグリップが縁石付近で良くなるのでコントロールチャンスが訪れます。速度条件にもよりますが、ギアを入れている時に回復する場合とニュートラルにしている状態で回復する場合、クラッチを蹴っ飛ばして回復する場合、アクセルをあおって回復する場合など、ケースバイケースですが、雪では殆どが低速ロックだと思うので、意外と何とかできる時間があります。あ、その代わりしっかり車間は開けておいてくださいね。そして、止まるというイメージではなくて車体を減速させる事に専念してください。どうしても止まらなくてはならないという時は側面からです。物理な話になりますが、同じ重さの長方形をスポンジの上に置いたとして、そのときの面積にかかる重さを考えればわかりますよね。でも車はフロント側がちょっとおもたいので、リア側を先に当てに行くぐらいの気持ちで。側面でも勢いが殺せない・・・という場合はすでにもう回避の手順を踏んでいますから何とかしてください(笑)はなっから速度が出すぎで物理限界を超えていたらそれは限度をわきまえましょう(笑)

んー・・・なんでこんな解説をしているんでしょう。。。ま、雪の降らない地域の都会っ子ですから話は適当に聞いてくださいな(笑)

今回、車の仕様が違うといったのは、サスペンションが違うのとブレーキパッドが違うのと、フロントLSDが入ってきたことです。それまではフロントデフはヘリカル式の物を使っていました。サスペンションもダートでセッティングを出した仕様のままで、ダートでも固めな状態で雪路面にどれだけ使えるか、どういった動きになるのかを知りたかった為です。しかしこれにはかなり手を焼きました。コーナーの侵入で荷重が乗せきれずにアンダーを何度もだしてヒヤヒヤ・・・。路面の凸凹やうねりは少なかったのでグリップが得られるところではトラクションはかけられたものの・・・ダートタイヤ積載状態での車は重すぎて止まらない(汗)。横に向ければ向きすぎるわ、流れが止まらないわ・・・ガードレールはイ”ヤ”-っっというのを何度も・・・(涙)。もちろん進入を重量で躊躇すれば荷重が掛からないのでアンダーとの戦い・・・。まぁそれは他の車も殆ど同条件でしたから、普通のスタッドレスとラリースタッドレスの違いもよく観察出来てこれも収穫あり。
フロントデフによる動きの違いもかなり出ていて、今まで誤魔化し技が通用していたやり方では通用しなくなっているのもあって、この対処法は今後の修正課題。しかし、今までよりも脱出速度がかなり向上している分はわかったのでよかったかな・・・。
でも雪の壁が無いというのはほんとうに難しい。どうしても後一歩を踏み込むことがしにくくなる。雪の壁があろうとなかろうと当てないで走るのが基本で壁走りなんてしませんが、もしものスリップダウンであたってしまった場合の損傷度やそこからの脱出を考えるとやはり雪壁が欲しい所です。場所によってはインに向きすぎた車体を壁にバンパーをあててはじいてもらったり出来ますからね(笑)あと溝が開いているのと溝まで雪壁がきているという条件ではかなり違います。みなさんも溝の存在は忘れないように・・・。

結局、冒頭にあった走り方をわすれたんじゃないかっていう不安はまったくありませんでした。全体的に走りの綺麗さがなくなってきているものの、初っ端からアベレージをあげて走行が出来ているので退化という感じではなかった。今回は条件によって、フェイントを使わずに、姿勢をイン側に崩したままヘアピンに進入するという方法を試し始めました。フェイント時の進入とコントロールは速度を上げていくとどうしてもアングルを深くせざる得なくなりそれによって惰性量とタイミングを速度感で判断してフェイントによる反転荷重による力を使いますが反転動作が起きる分、進行方向に対しての加速が遅くなってしまいます。今まで減速調整もしやすいという面から多用していたのですが、そろそろワンパターンな走り方ではなくてバリエーションを増やさないことにはということで、イン向きで車体を真横に向ける方法を始めてみました。もちろんイン向き条件はいままでも何度もありますが、側面ドリフト状態で速度を殺しつつ姿勢制御をしてアクセルとハンドルとブレーキを調整するのがフェイントモーションと比べて速度域によっては微妙な操作が増えます。リアの振り出しの仕方が変わるので、エイヤッってのが出来ないというか。グラベルの走行でもこれが大きな課題となっているので学ぶには雪でやらないことにはとやってみましたが・・・かなりシビレマス・・・。今回はこれによって進入が速くなったとかはあまりなく、逆にスローな状態でしたがアクセルオンの開始ポイントがかなり早めになったので、自己納得しながらやっていました。立ち上がりのはらむ量も変わった感じ。ん~なんとかマスターしたい所。

去年は205のダートタイヤでかなり悩んで195に戻してみて205との付き合い方はそんなに悪くは無かったのかなと思ったし、足の変更で結構動かし方に悩んだけどこれも悩んだおかげもあってどうやらよい方向に体が学習している感覚があった。
来週は、足を一度KYBからTEINに戻して再チェック予定。その間にKYBの方は仕様をちょっといじってもらう予定。

車の運転で30歳すぎてからどこまで学習が出来るのか不安な時もあったが、まだまだ全日本トップドライバーの領域は遠いと感じながらも、ゆっくりではあるが運転技術は上がっているようだし、なにより怖くても楽しいと思ってしまっているから、これは当分熱が冷めないかも・・・(笑)いつもソロソロ痛い目をみるのではないかという恐怖心とも葛藤しているのだが、なんとか無事に生還出来ている。なので今年も気を引き締めて楽しむぞっ。

なんか横向いてるとかフェイントとか色々書いてありますが・・・スノードライブですから。深追いは厳禁です・・・はい(汗)。

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