ここの所すっごく自分に甘い自分がいます。なにかにつけては「自分にご褒美」。そんなにたいした事やっていないのにすぐに自分に飴をあげてしまいます。
先日、全日本ラリーにでて自分の誕生日分をそこにあてがったはずなのに・・・はずなのに・・・物欲をおさえられない(涙)。
暇が無いといいつつも・・・新たなものを求めてしまうのです・・・。
ここ最近、この物欲に拍車をかけてしまう減少の一つとして、2番煎じというのがあります。
『あ”~っ。おいらがやろうとしてたのに・・・ちょこちょこと計画していたのに・・・。』
こんな事が起きてしまった後はもういても経ってもいられません。思っていた事を先にやられると、勝負に負けるよりも悔しい自分がいます。僕は競争するにしても、人を出し抜くとか先手を打つとか、違うことをするとかそういった人種なんだと思います。
なので自分が暖めていた事を先にやられてしまうと、その遅れを取り戻すべく・・・無茶をします(苦笑)。これがボクの弱さなんでしょうけど・・・一応楽しんじゃいます。世の中には沢山上には上がいるというのがあるので、一人相撲だったとしても目標があるというのは面白いです。
ま、こんな性格なんで、間違いなくつまらない事にどんだけとおもうぐらい無駄なお金をおしみなく投入しているんだと思います。
さて前置きが長くなってしまいましたが・・・今回、ラリーのインカーを出しましたが・・・私のブログマニアの人だったらご存知の・・・4カメラ・システムになっていない事に気が付きましたか?
土壇場すぎて4カメラシステムの配線がすっごく煩雑でわずらわしい関係で今回はちょっと見送ったのですが、メインカメラだけでもと準備はしていったのです。所が・・・メインカメラの信号がうまく拾えない。4カメラの中継ユニットからは問題なかったのですが、単独では出力不足だったようです。
この4カメラもお手製のわりにお金が結構掛かってしまっていてちゃんと使ってあげないと元が取れないので、後日しっかりと製作しなおします(^^;
この4カメラの狙いは、運転操作やスピード域等、映像から見える情報をもっとうまく拾いたかったんですよ。そして、いずれは、CAN-BUN通信の信号を活かした製品(HKS CAMP2等)を入力にいれて、映像をメインに映しながら、速度・ギア・回転数・スロットル開度・その他情報を一辺に集約しようという計画があったのです。まだ未完成ですが。
世の中にはドライビングを分析する方法は多岐に渡りあるにはあるのですが、どれも高額だったりするんです。サーキット系で使われ始めている、「DriftBOX」なんかロガーとしては手頃なんですがやはり庶民価格ではない・・・。GPSとGセンサーを使っていて結構いいんですけどねぇ~。グラベルじゃちょっと怖いですが・・・。
あとはブレーキングの量をしっかり見るために、D-Rightsの大井さんの所のドライビングモニター。これも何気にちよーっと高い・・・。客観的に分析するにはいいんだけどなぁ~なんて。これはインカーがあってこその効能がでるツールですね。
他には、KAAZからもドライビングモニターユニットが出ていますよね。これを使っているラリー屋さんがいましたね。
まぁちょっと探すだけでも結構みつかるのですが、問題は価格面・・・。ぽんと出る金額ではないのですよ(涙)。散々未央ちゃんを改造しておいて何をいうって?(苦笑)
そこで昔の記事ですが、こんな事妄想していたんですよね。「次世代ラリーコンピューター妄想」。
このときにGARMIN社のGPSに興味をもって色々調べたのですが・・・結局やっぱりちょっと手をだすには高いというのと、記録時間や詳細要求がマッチしなかったんですよねぇ。
練習でも本番でもどちらでもなのですが、同じ道で同じ距離でのタイム計測で、例えば同じ秒数でフィニッシュしたとします。でもそれってほんとに同じドライビングで同じ秒数だったのでしょうか。毎回、どこかが良くてどこかが悪くての繰り返しの中での同秒で、その悪い部分を潰しながらタイムアップをしていくもんだと思うのですが、タイムを詰める段階でその悪い部分をどこまで自分で自分だけの感覚と記録で分析出来ますか?
単純なタイム比較だけではどうしても弱点に気が付くべき部分を追い求める時にリスクを結構背負い込む事になると思うんですよね。字分与リ速い人がいれば尚更ですよね。もっといけるって思っちゃうし。
あと、走行していると、タイムを詰める為に熱くなりすぎちゃったりしてどうやって走ったかを全然覚えていないなんて人も多いんじゃないでしょうか。LAP毎にどんな走りしたのかを鮮明に記憶出来ていれば、必ずといって良いほどタイムアップを望めるはずです。でもそうは簡単にいかないですよね。
自分がどんな癖や弱点を持っているか・・・それを克明に記す方法としては、やはりツールを用意するしかありません。しかし庶民にMOTECとかいう高額なツールは簡単には手が届かないわけで・・・。
私のインカーを見ても、タイムによる区間的に見る方法と、音で判断するしかないですよね。もっとさらけ出す情報があれば、弱点もはっきり判って練習の取り組み方もがむしゃらに走るだけではなく、考えた取り組みになると思うんです。ただ分析できても試す手段・方法。それについてのリスクは別問題で、結局はがむしゃらの中で運転技術を得るというベクトルとそうたいして差が無いかもしれませんが、何かに気が付く方法というのは人により千差万別で感じ方、受け取り方というのが違う訳ですから、私の今回の話が全てにうまく働く話でもないという事は理解していただきたい。
私の場合は運転する前にイメージトレーニングや論理的な部分を色々かんがえて研究したり、今度はあれを試そう、これを試そう等、ある程度のテーマを用意しておきます。そして現地では、なるべく頭で考えないようにして頭を使って走るという事をするようにしていますが・・・なんていえばいいのかな・・・。
で・・・先日WRC+を読んでいたら、ラリー界の電脳屋さんがGPSまでやっているとの記事が書かれていました。これを教えてくれたのは某社長だったのですが・・知った瞬間にヤラレターって思いましたね(^^;
GPSのログ周期で1秒ってのが納得いかなくてとおもっていたけどそれでもいいんだって。コストと見合わせて割り切ればよかったんだと・・・後悔。そうおもっていたら、悔しくなって・・・じゃないな・・・やってみたくなってGPSロガーをポチっと購入してしまいました(^^;;;;;
とりあえずこれによって、私のコーナーの弱点、ハイスピードの弱点とかがあらわになるはずなんで、ちょっと楽しみです。安いだけあってちょっと色々と工夫はしないといけないのですが、やはり自分のイメージに近い事をやられて、自分が知らないのが悔しいだけかもしれないけど(笑)