夏の水草の代表格で金魚鉢の中に金魚と一緒に浮かんでいるイメージを強く持っているのですが
栃木市の休耕田で見事な群落が見学できるって情報が飛び込んできたので県南に車を向かわせます。
数少ない情報を頼りに近くに到着したものの個人の所有する休耕田なので案内看板の類も出ていないため
同じような場所をグルグルと走り回った挙句にやっと発見!
水を湛えた休耕田一面にポッカリと浮かんだ布袋葵が隙間無くビッシリと繁殖している様は壮観な眺め。
今がまさに開花期なのでしょうか。。。無数の花が目に飛び込んできます。
淡い紫色の花弁の中心には青い縁取りを持った黄色の模様が描かれていて
水滴を湛えた姿はその美しさに一層の輝きを増したかのようにも見えます。
水に浮かんで涼しげな布袋葵は丸い葉柄が浮袋の役目をしていますが
この形が布袋さんのポッコリと丸く膨らんだお腹に似ていることから布袋葵と名付けられたとか。。。
生憎のお天気ではありましたが しっとりと落ち着いた風情を感じさせてくれたひと時でした。
それではっ!