今年は事前のサンプリング調査で4月からの新基準値 放射性セシウム100ベクレル/kg以上を
オーバーしたこともあってか県の要請で県内河川のほとんどが解禁延期となってしまっていて
いつもの年ならば三月の第一日曜日はホームグラウンドにしている渓流の解禁を迎えているのに
年券を買うことすら躊躇しています。
そんななか同じ管内の別河川でサンプリング・データが新基準値以下であった流域で
解禁を迎えたようなので状況を下見してきまました。

今まで長いこと この漁協の管内で渓流釣りを楽しんできましたが
こんな物騒な看板を見るのは当然初めて。
既に解禁から一週間が経ったとはいえ釣り人の姿もまばらで何だか寂しい感じです。

小雨も降っていて身体的には辛いコンディションとはいえ いつもの賑わいは感じられません。

川底が見通せるほどの透明度で凄く綺麗な川なのに。。。

漁協にとっても苦肉の策での解禁だったようですが釣り人の反応はいまいちのよう。
自分はこの下流域での鮎釣りもセットで楽しむために全魚種年券を購入する計画ですが
当然 鮎も新基準値の影響は受けるのでサンプリング結果を待って判断するしか無いのかも知れません。
以前新基準値について発表があった時に概ねこうなることは予想していたとはいえ
実際こういう事態を目の当たりにすると凄く複雑な気持ちで一杯になります。
そんな胸の内をかっぱに見透かされてしまいました。

愚かな豊かさを求めた結果の代償はあまりにも大きく
この先何年・何十年と目に見えない敵が立ちはだかり
毎年ごく普通に過ごしてきた事ができなくなる。
失ってしまったものの大きさはこんな遊びの一端にさえあらわれて
お前ら人間は一体今まで何をしてきたんだ!って。。。
明日 震災一周年を迎えますが亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。