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ブラインドコーナーを攻めるスリルと快感を求めて。

witten by はん太
世界中
うんうんする
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20051030 10月30日はラリートレーニング「RTC」へ参加してきました。
国内ラリーは今年は程々に出場し、国内ラリールールについてはとりあえずわかっていても、実はインター(海外)形式(TC方式)は全くの未経験。と・・・いうことで勉強しにいくべとなったわけです。

今回は更に模擬ラリーということで、クローズされた敷地内にパイロンを立てた舗装コースをSS(スペシャルステージ)に見立ててドライバーもレッキ(試走)と本気走りが出来るという(危険ではない範囲で)。

DSCF0798 座学はある程度予習している範囲がそのままだったので大丈夫でした。
今年のラリージャパンの0カーを勤めた方のペースノートを拝む事が出来ましたが・・・いやはや・・・宇宙語です(笑)情報量の多さに脱帽しました。そしてそれを聞きながら走っているわけですから、もう次元が違うような気もします。でもキャリアも違いますからね。これから反復で練習していくですっ。
ちょっと前に地区戦のナビをやりましたが、こりゃもっとペースノートの勉強の仕方を変えなければと思いましたね。私にとって大きな収穫でした。
午後には模擬ラリーで実際にインター形式でどのような形でラリー行事が進んでいくのかを体験しながらSSも楽しんじゃうぞッって感じです。

実は今年に入ってから舗装を経験しているのが「はと車ラリー」の最終SSだけで、更にそのSSでは、かなりタイムが悪くて凹んで、とりあえず舗装は今年はおいといてダート練習を強化していました。言い訳なのですがダートと舗装とでは走らせ方が違うので、一緒に覚えて行くのが大変だなーと感じただけなんですけどね(^^;
ダートばっかり走っていると舗装が妙に怖くなるんです(^^;

さてレッキですが・・・今日いきなりペースノートのペアとなったコ・ドライバーとレッキをはじめてみると・・・あらら・・・あらら・・・なにもかも一致しない(笑)(国内ラリーイベントでは有視界走行のみで今までやってきています)。
まぁ、そのはず、ペースノートの大元を作成したのは私ではなかったので、距離感覚・ベンド角がなにもかもがしっくり来ない。
そしてなによりも・・・パイロンコースだったので視界が先行してしまって聞く耳がなかった(爆)
ペースノートが本来威力を発揮するのは、ブラインドコーナーやクレスト・ストレート距離等先がわからない時に先の情報を知ってアプローチしやすくする為の物。
先が見えちゃっていると有視界で先に情報を仕入れることが出来てしまうので、言われてもよく聞いてない事が判明(笑)
即刻、ペースノートの導入は今回見送りました。(コ・ドライバーの為にはならないけど別の機会にしっかりレッキの取り組みをする予定)
人間、いきなり色んな事をいっぺんにやると逆に危ないですからね・・・。

ラリーは己との戦い。今回は苦手な舗装&パイロンをどうやって攻めるかを考えました。
SSは4本で、SSにつきコースを3週する形でした。

レッキ:ミスコースしそうな箇所でまずミスコースしないようにイメージを作る。
ジムカーナ屋さんだとここでライン取り・進入とか色々考えてイメトレするんだと思います。が、わたしゃまだそんなに熟成しとりません。先のコーナーを見る意識を持つようにしました。
SS1:まずはライントレース。車も身体も冷え切っていて筋肉が悲鳴を・・・(涙)。身体をほぐす気持ちで車速・ブレーキングも甘めに。パーシャルアクセルをなるだけしないように、ただし立ち上がりは踏むように心がけます。1’01”セカンドベストときいてちょっと落ち込む。
SS2:ボスから「タイヤをこじるな。ブラックマークついちゃうから少し抑えろとの指示が。」どうやってタイムを縮めるか悩んで足回りの減衰を変更。ちょっと硬めに。ブレーキングを若干遅らせてブレーキを強めに。ちょっとリズムくずしてトルクバンドが外れたり、ハンドルがとっちらかる。0’59”
SS3:野次がはいる(笑)。結構速いヤツがいるとの事。うーむ、ラリータイヤの限界がまだつかめない(限界やるとブラックマークつくし・・・)。更に加速と減速をきつくしてみる。あとはライン取りをアウト・アウト・インをつかって立ち上がりを更に意識。(さすがに横Gが強くなってきた)あとはトルクバンドが外れそうな区域はコーナリング中のシフトダウンでごまかしてみる。0’57”
SS4:コーナリング中のシフトダウンは正解だったみたいとわかったので、その作戦のままブレーキングシフトダウンコーナリングをセットに。また野次が飛んできたので、ちょっとゴリゴリやっちゃうか・・・という気になる(笑)。今度はライン取りもSS3よりもシビアにパイロンを倒す気持ちで。S字や270は無理せず抑える。ブレーキングはハードにオーバーランする気持ちで。1速を結構使うようになる(ブラックマーク覚悟(笑))。0’56”

感覚ではSS2が一番納得がいっていない。タイムを出す気はなく明らかに抑えたのにタイムアップしたからである。たぶん、タイヤを無駄に鳴かせていてグリップの理想から外れていたのではないかと見る。ただいつもタイムダウン癖がでるのがでなかったのは良い方向だった。あと常にいつもあるテーマなのだが、平常心と自分の限界の手前でのコントロールでの安定性だ。
しかし今回はSS1とSS4とでは5秒も開きがある。タイムを詰めて行く方向性は悪くはなかったんだと思うが、やはり根本的に舗装は修行が足りていない。
ということで・・・ジムカーナの練習も必要だなーと。今回のコースはエスケープゾーンが殆どないので、コーナリングを大胆に出来なかったので全体を通して消極的だった。1度車を振り回して練習しないとなーと痛切に感じたのである。

DSCF0814 で、このイベント・・・なぜか表彰式がある(笑)ラリートレーニング・・・なんだけど、まぁ楽しめる要素としての主催者のハカライなんだと思う。確かにビギナーのうちはあんまり排気量差って出ないんだけど・・・今回はミラージュやプジョー106やらも走っているし、絶対的に2000ccターボ車優位には違いない。(今後改善されるでしょう)
そんな中での表彰式。おいらの中でのライバルは、リストリクター付(吸気制限)の黄エボ。こちとらまだリストリクター未装着だ。まけるわけにはいかーんっと言う事で黄エボよりも前にいたらいいなーって思っていた。
しかしいつまで経っても名前を呼ばれない・・・。そして2位が黄エボだ・・・まさか(|||_|||)・・・スペアタイヤを積んでいなくてペターソルベルグのように眠れぬ夜を過ごすのか・・・(マニアネタでごめんなさい)
そうしたら1位で呼ばれてしまいました・・・。ウヒー。ブラックマークな小言は言われてしまいましたが(^^;
とりあえずは・・・まぁ・・・舗装は自信なかったけど、ひたすらヌタヌタのダートで勉強してきたのがある程度は実になっているって事で。

しかし今回・・・カメラマン何人いたんだろう・・・(汗)頭髪の毛のばしっぱなしのボサボサのネクラ君状態なので・・・ちょっと自分をみるのがイヤです(涙)

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