4輪モータースポーツのカテゴリーのひとつとして存在するF1。
何よりも速く走るということを求められるこの世界での戦績はもはや言うまでも無いですが
当然 参戦して直ぐに優秀な成績を収められた訳ではなく 他のマシンよりもサーキットを
1000分の1秒でも速く走りぬけるためには底知れぬ努力があったはず。
そんなホンダのF1ヒストリーがこのフロアに凝縮されています。
1960年代から最盛期の90年代に至るまで まさに技術研究所の名のとおり
トップフォーミュラの世界を走る実験室と捕らえていて なかでもエンジンに関しては
参戦当初より他メーカーを寄せ付けない高性能エンジンの開発を行い
圧倒的なレースシーンとの関わりから生み出されてきたその技術とノウハウを
市販車にフィードバックしてきました。
GT選手権車両をはじめ他カテゴリーにも当然その技術は生かされているはずで
こちらもF1に引けをとらない戦績を残しています。
様々なレースシーンで培ってきた技術と絶え間ない研究によって生み出されたエンジンは
自然吸気 過給機付きを問わずその時代のレギュレーションに対応しながら高性能を発揮し
供給チームに勝利をもたらしてきました。
世界に対峙できるエンジンが日本にあるなんて誇らしい限りです。
それではっ!