このネタ当分書きなぐるかもしれません。。。今はカテゴリ別けが適当になっているので、そのうち整理しますが・・・。今回も書きなぐりの長文なんでスルー推奨です。
ここの所、私が注目しているのは競艇です。でもきっと見るに留まって掛けにまでは発展しないと思います。ちょっと足を踏み入れただけでも色々な発見がありますがやっぱりこの業界のベテランの方々には草々叶わない世界。それに私は見るよりもやりたいタイプですから・・・やっぱりそうなると本業のラリーに力を入れなくてはと思います。
でもなんでこんなに気になるんだろうなぁ・・・と考えていたのですが、何かしら共通するものを感じているのかもしれません。今回はマイナースポーツというタイトルでもかなり限られたモーターボートとラリーな話になります。。。
まずはなんといっても競艇は水面ですから、同じ水面で走れる訳がないわけですよね。まったく同じ状況が無い訳です。水面のうねり、潮の満ち引き、風、他選手の引き波、水の深さ、水質による水軟度・・・水というだけで簡単にこれだけ要素がある。たぶんもっとあるのかもしれない。他には天候、気温、重量、モーター、プロペラという条件があって、そして人の技術が加わる。あまりボードシャシーの話はでてこないが、ハンドルからモーターにリンクする関係でもしかしたらボート固体の差もあるんじゃないかなとか。車だって同じメーカーで同じ車種同士でもフィーリングが違うように、ボートにも差があるのかなという考えなのだが・・・。
競艇はこの不確定要素に対し、モーターとプロペラは人の手により改善し勝負する確率を動かす事が出きる。ただし、モーターは抽選によりという部分があり、個体差はあるのでイコールコンディションではない中で行われている。目に見える確定要素の条件の時点でかなりのハードルになっている。
それ以外には出走コースによる運。これは競艇場やその場所の時間帯、気温条件などでインの1コースが絶対強いというわけではないらしいが、あちこちの競艇ファンブログを見る限りではインコース1マークまでがどうやら勝負になってしまっているような話だ。まぁ今回はそういった話はおいといて、これだけの不確定要素の中で人の技量による勝負をしているわけだ。
そしてボートは水の上で静止する事は出来ない為、スタート方式は、スタートの時間が決められていて、スタート時間から1秒以内にスタートライン(実際にはラインはない)を通過しなければならない。スタート時間から1秒以上遅れても失格。そんな条件の中で、スタートタイミングが0.2~0.05とかいうとんでもないタイミングで飛び込んでくる。スロースタートとダッシュスタートでもどちらでも全速でスタートラインを駆け抜ける訳だ。ダッシュスタートはきっと最高速に近い速度に達しているのではないだろうか。
どれだけの不確定な要素の中で全開をくれているのだろうとか考えると、簡単な世界じゃない。
またターン(コーナー)テクニックにも色々ある中で、実際の映像をみてみると、そんな隙間に水しぶきの中、差しにいく艇を見たときにギリギリの世界であることが伺える。直線速度がだいたい80~85kmぐらいとの話なんだが、水上でその速度で、全速ターンとかでマクリをするのだから相当な水面との葛藤をしながらサイドエッジを効かしたモンキーターンをしているに違いない。80kmの世界で水面に落ちたらどうなるか。水はコンクリートのようになっていてそれでいてはじかれる訳ではなく、水に食われるわけだから相当な衝撃が肉体にかかってくるだろう。またそんな速度域でターンをして壁面にぶつかれば命は無い。だが、その人間の危険ギリギリの限界をいくからこそ魅了されていくのも事実。
私自身も実はボートに乗っていた頃があります。釣り好きが嵩じて、船外機を取り付けられるゴムボートを持っていました。よくボートを走らせていた頃があったのですが、最高速にチャレンジしていた時はほんとに波や風、スピードも全て怖かったです。船首が跳ね上がるのを抑えながらかっとんでいた頃もありました。小さいエンジンでも最高速付近では船が飛びますからね・・・。海は怖かったし速度がでにくいので湖でやったり、モーターはばらした事はなかったけど、混合燃料の比を変えてみたりして遊んでたりしてました。今にして思えば危ない遊びでした・・・(ちゃんと救命具は着てましたよ)。でもプロペラの危険性等、しっかり親父から教わっていたので、かならず人の居ない場所まではオールで手漕ぎして、着岸も同じように早めにエンジンを切ってチルトを上げて手漕ぎで戻っていました。
さて、前置きがかなり長くなりましたが・・・こんなボートの経験はどうでもいいのですが・・・何かが引っかかるなといえば、まず一つはターンですかね。グラベルでのコーナリングは毎回まったく同じようには行きません。かならず細かい修正舵をいれています。路面状況も常に変化しますし。またアプローチ次第でトラクションの掛かり方も変わってきます。ただたんにドリフトしただけではタイムは伸びませんし、条件が常にかわるのですからレコードラインも常に変化しています。競艇もトップでターンしても次の周回を同じような全速ターンができるかといえば、波がたった後なので難易度はあがり条件が刻々と変わっていくわけですから難しいターンにどんどんなるんだと思います。
車でダートだとしても車の場合はブレーキングテクニックがなかりのウェイトを占めていると思いますが、競艇ボートにはブレーキはないので、仮に6艇の中で最高速が出たとしても、ターンスピードの限界や周り足の状態次第ではキャビるでしょうし、立ち上がりは難しいものになるんじゃないかなと推測します。車の特性でもトルク指向とパワー指向では活かし方が違うので、競艇のモーターも些細な馬力差以外にトルク差があり、それとペラがどうマッチするかでも戦い方が変わってきそうです。
そうそう、競艇のように、車もスタートをダッシュしながらやってみて全速でスタートラインを駆け抜ける・・・なんて遊びをやったらどうなるかな?競艇のダッシュスタートがだいたい200m付近なので、200m付近からスタートして何速まではいるかな?速度はどの位になってるかな。ちなみに舗装でやったらすぐにタイミングがわかっちゃうだろうから、やっぱりグラベルでないと駄目だよね。ドライとウェットとか条件を足していくときっと、いっくら何回やってもマグレじゃないと0.1秒台なんて出ないと思うんだよなぁ。軽車両を6台ならべてスタートできるダートラ場でもあれば試せなくないけど・・・ムリか・・・。いかん・・・ちょっと妄想はいってきた。
車だと・・・タイヤがペラにあたるのかな?こないだそういえば、今度から全日本で新たに加わったスーパー1500の話をしている時に、改造範囲が広いけど正直何処までいじってくるのかはわからないという話になったんだっけかな。本気ならエンジンも手を入れてくるだろうし、ファイナルだって作ってくるのだろうけど、いじれる範囲が広すぎる分、イコールコンディションからはかけ離れてしまうから、また車両格差の戦いになるんじゃないのかな~なんて話をしていました。タイヤがせめてワンメイクにならないかとかも出たけど日本のお国柄、それも無理だろうなぁ・・・って。そしてそれか、1500クラスの限界を選手間同士である程度のバランスを見ながらいじる範囲を広げていくんではないだろうかという話もした。
車というカテゴリでラリーというのは人に魅せるという部分では本当に苦労するスポーツで、実際には山林区域で激走しているので、ギャラリーポイントがあっても見られるのは一瞬に過ぎない。そして、近隣や地域規制もあり、爆音というのが出せないせいで、車の魅力の一つであるレーシングサウンドを奏でる事が出来ない。競艇も競艇場によっては近隣問題の為にサイレンサーをつけているんだとか。ただ競艇は観る側にとってはあまりサウンドは重要ではないかもしれない。車は迫力を出す意味ではサウンドも大事な一つなのだが・・・実際に夜中寝ている最中に暴走族のようなサウンドを聞かされたらたまったもんじゃないのもしかり・・・。爆音が1分に1台、約60分の間、通過することを考えると・・・ね・・・。せめて車検対応マフラーは公認にして欲しい所だけど。一部のラリーでしか許可はされていない。
ちょうど規定な話になったので規定な話をするのだけど、ラリーも毎年規制が何かしら変わる事があり、常に規定とにらめっこしながら行われているスポーツの一つである。その中でも身近な車のスポーツの中で一番厄介な規定を背負い込んでいると言える。ラリーはいま国際ルールの流れもあって、新たなラリースタイルが定着しつつあるが、昔の規定をひきずった車両から現行ルールの車両に、昔からの運用ルールと新たなルールとが色々折り重なっており、さらに地域性問題もからんで、1つからはじまった頂点のルールから実に色々な特別規則を付け加えられてその中で競う競技になっており、実際に真面目にルールを把握している人はラリーストでも少ないのではないかという話である。
これを深く解説すると私が地雷を踏んでしまうのでこの程度にしておくが、よく言われるのは、難解なルールだから入門者が少ないと言われる。それはそうで正解なのかもしれない。しかし、他のスポーツをみても、競艇もそうだがルールは常に考えられていて、その時代や方向性の模索の結果なのだというのがわかってきた。その模索の結果が正解かどうかはやってみないと判らない事が多いようで、想定よりも裏目にでるケースも多々あるんだと思う。
競艇でプロペラでなくウォータージェット推進装置の開発があるようなんだが、これによりプロペラによる事故は無くなるだろうから安全面では良いと思うが、その部分での差というのが無くなるので、ギャンブル性質が落ちてスポーツ性質が強くなってしまうという考えを持っている人も居る。
まだ実用にはなってないと思うけど・・・4ストモーターの開発等・・・。環境問題などの影響もあっての話なんでしょうけど。でも4ストになったらモーター整備なんてどうなっちゃうの?!とか思うし。
かたやラリー界では全日本に限ってはエンジニア時代が到来しフルコンが当たり前になってきています。改造範囲が狭いといわれているグループNも、1990年代のグループAよりも速く、安全になっている事を考えれば、これも規定の変化がもたらし、その中で可能な技術を伸ばしてきたからだと思います。
しかしプロフェッショナルな世界でもまれた規制や規定は、時にプライベータを苦しめます。でも無理に一緒のルールにすることないんじゃないとかって思うこともあります。
命懸けな人達と遊んでいる人達が同じ土俵にいたらそれこそ危険だと思いますし。勝負掛けな人とそうでない人でも違いはあります。
競艇にはA1,A2,B1,B2とランクがあって、そのランクによって斡旋されるイベントがかわり、ランクと勝率で更に上位イベントに出ることができるそうです。新参者の若手は最初は殆ど5コースか6コースで勝てる見込みとしては難しいとか。初勝利に最低3年は掛かるとか。そんな世界なようですが、よちよちの若手がいきなり1コースで最初のターンで転覆なんてされた日にはそれこそあれですよね。6コースなら転覆しても最小限の迷惑で済むという事なんだと思いますが、ランクによってそれだけ勝負の難易度も上がるわけですから命懸けのきわどい世界で走っているんだと思います。
ラリーも全盛期の頃はエントリー台数が多くて実績を重視していた時代がありました。ラリーに限らずダートラでもそうかな?そういったことを判っている年配の方や先輩の方がどのシリーズにでて腕を磨いたら良いかを教えて時期がくれば上位イベントに斡旋するとか昔は見られました。
今ではエントリーそのものが全体的に落ちている事もあり、イベント難易度は関係なくなっていて、ぽっとでのラリー知らずの人でも実は全日本ラリーに出場出来てしまいます。
勝負掛けをしている人達のギリギリの世界での痛恨のミスでスペシャルステージをキャンセルさせてしまうのは仕方ないと割り切れると思いますが、これが素人にやられたら・・・事故も大事になる可能性もあります。刺さり方・こけ方もベテランと素人では違いますしね。あとはラップされる危険性でしょうか。いくらターボ車のインプやエボに乗っていても素人の運転と、最速のトップ争いをしているFFではFFのほうが速いでしょう(今はそういったのを配慮してスターティングリストでは工夫されているケースが見られるようになりました)。
全日本というレベルの機会を伺うチャンスとしては、JAF戦との併催イベントというのがあります。これで更にミドルクラスのイベントがあれば言う事ナシなんですが・・・いまの人口では厳しいのも事実。でもしっかりとチャンスが伺える様な構成にはなっていると思うんですよね。
そうそう、競艇ともう一つ・・・似ている部分がありました。年配になっても現役選手が多いって事ですかね。国内ラリーなんか40代がいまだにトップ君臨ですから。どちらも経験がものをいう勝負でもあるということになると思います。
んーやばい・・・かきなぐっていたら収集がつかなくなってきました(汗)。
そして痒い所が書けていない・・・。(´-`) ンー。
変わり行く世界でどう戦いをしていくか。その中での本気のスタンス等・・・というような事が書きたかったんですが・・・ぜんぜん書けない・・・。
そうそう、競艇にはまっていきなりぶつかった判らない事があるんですよ。スタートの進入のルールとスタート後の走り方や選手の暗黙のルール。漫画やブログで得た部分だけじゃまだ短期間なんでよくわからんのですよね。スタートの論議をしているBBSもあったし・・・。待機行動やら進路妨害・・・ナドナド・・・。深入りしようと思うとすぐにぶつかります。
ラリーも同じで、ちょっと興味を持った人にはすぐにルールなんて判るわけないですよね。
ただ、観る分にはぶつからない問題でも、中に入ろうとすると非常にまどろっこしい。
でも先日、TCラリーセミナーで言っていた事なんですが、ラリーのルールを全て知っていなくても走れちゃう。。。これも確かにそうなんですよね。私も全てを理解しているわけではないので偉そうな事は言えませんが。
でもねぇ・・・いつも解釈・解釈と言われてあやふやな表現の規定を読んでいるとイヤにもなりますよ(涙)。
仕事でも紳士協定なんてのもあるし・・・結局は・・・なのか?!とかおもう今日この頃です。
もうだらだらになってきたので今回はこの辺で。言えてない事は次回に・・・。私の文章トレーニングなんで、気になってもスルーしてください・・・orz