今まで監視ソフトはNagiosを使っていたんだけど、いいかげんに設定管理がめんどうなので・・・何か良いものないかなって事でZABBIXを試してみる事にした。
これが優秀ならCactiも引退させる事が出来るかな・・・。
とりあえずのインストールメモです。
あいかわらず、Linux嫌いのFreeBSD愛好なので・・・世間の導入事例はLinuxばかりなので一苦労ありますが・・・頑張ってみたいと思います。
環境は、FreeBSD6.2で、以前TuiguaaとかMediaWikiを試した環境にそのまま放り込むので、MySQLとApacheは稼動済みです。
で・・・どっちがめんどうになるのか判らないけど、PORTSで今回放り込んでみました。
いつもPORTSで泣くんだけどね・・・。(^^;
#/usr/ports/net-mgmt/zabbix/
より、make, make install,make cleanとportsならではでインスコします。
おいらはここまでは問題なかった。
php5とか色々かってに入るので、phpが入っていた環境ではわかりません。
ちょっとだけPHPの設定変更
#cp /usr/local/etc/php.ini-dist /usr/local/etc/php.ini
#vi php.ini
data.timezone = Asia/Tokyo
max_execution_time = 300
こんだけとりあえず。
MySQLにZABBIXのDBを作成して、初期データーベースをインポート
#mysqladmin -uroot -p create zabbix
<パスワードをいれる>
#cd /usr/local/share/zabbix/create/schema/
#cat mysql.sql | mysql -uroot -p zabbix
#cd /usr/local/share/zabbix/create/data/
#cat data.sql | mysql -uroot -p zabbix
#cat images_mysql.sql | mysql -uroot -p zabbix
つぎはなんだったかな・・・WEBからのインターフェースのセットアップをしなくちゃいけない。
んで、PORTSを使うと、そのsetup.phpとかがどこにはいっているのかは、Linuxと違うようなんで・・・探してみると・・・
#cd /usr/local/share/zabbix/php/
にあるので、ApacheのWEB公開ルートにシンボリックリンクを張る。
以下はボクの環境で。
# ln -s /usr/local/share/zabbix/php/ /usr/local/www/data/zabbix/
で、SoftwareDesignの解説を読んでいると、「/etc/zabbix/zabbix.conf.php」のパーミッションを変更しろと書いてあるのだが、このファイルは、WEBインターフェースの設定の最後にどうやら生成されるようなんで、生成先ディレクトリをとりあえずchmod 777で開放しておく。
うちの環境では、以下の場所に保存されるような状態だったので、WEB設定をはじめる前にパーミッションを変更
#chmod 777 /usr/local/share/zabbix/php/conf/
で、WEBの設定。ApacheとPHPは正常に動いているとして・・・
http://localhost/zabbix/setup.php
アクセスして、イントロダクションって聞いてきたらOK
2.ライセンスに同意
3.PHP関連の動作チェック すべてOKになればおk
4.DB接続テストで、接続がちゃんとできればおk
5.DBインストールサマリーが出るので確認
6.Configrationファイルの保存は出来るかという部分で、先ほどのパーミッションを変更を忘れているとここでFailになるとおもう。
7.無事にフィニッシュ
つぎにログイン画面になるとおもうので、Adminのパスワードなしでログイン。
メニュータブの[Reports]の[Status of ZABBIX]でステータスを確認。
まだZABBIXサーバーが起動していないはずなんで、ZABBIX server is runningがNOになっている。
ここで、
#/usr/local/etc/rc.d/zabbix_server start
とすれば、起動するはずなんだけど、あれれ・・・うごかないな。
とりあえず、強制起動でもいいから、起動したいということで・・・
#vi zabbix_server
で眺めると・・・
name="zabbix_server"
command="/usr/local/bin/${name}"
required_files="/usr/local/etc/zabbix/${name}.conf"
となっているので・・・あ、zabbix_server.confを少し変更してやらんといけんのだなと、
#vi /usr/local/etc/zabbix/zabbix_server.conf
で、
ListenIPにlocalhostのIPいれて
DBHostにlocalhost
DBNameにzabbix
DBUserにroot
たぶん、#を外すだけな作業。
で、試してみるがやっぱり動かない・・・。何か忘れているのかな。
しょうがないんで、ダイレクトに呼び出し
#/usr/local/bin/zabbix_server
あ、動いた臭い。やっぱrc.dでなにか変なんだな。後で考える事にする。
web画面で、ステータスを確認したらOKになった。
んで、adminのパスワードが設定されていないんで、その設定。
[Administration]->[User]より、Adminをクリックする。
Change passwordよりパスワードをいれる。
あとLanguageタイプをJapaneseにしてSAVEすると、メニューが全て日本語に変わる。
これで訳のわかりずらい英語とはおさらばだ(日本語になってしまったほうが判りにくいこともあるんだけどね・・・)。
それ以外に、zabbixユーザーがfpingが出来るようにfpingのパーミッションを変更してあげる。
とりあえずここまで。
portsを利用すると細かいところでインストールの場所が違ったり、セオリーがとおらなくなる手間があるのだが、動いてしまえばおk。なかなかportsに慣れなくて昔はソースからちゃんとやっていたんだけど、手抜きにどんどんなってく・・・(^^;
といったかんじで、FreeBSDを少しかじっているボクでも出来ました。
実はこっから先が大変なんかも・・・。
今回の参考は、ソフトウェアデザインの「総合監視ツール」からです。来月号も2回目の特集があるみたい。
あとは・・・
http://www.zabbix.jp/
を参考にしました。
あ、くれぐれも・・・これで失敗したからといってボクのせいにはしないでね。。。ボクもチャレンジャーなんだじょ・・・ということで。