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witten by ぐれごり
世界中
うんうんする
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なりふり構わずがむしゃらに突き進んでいたものにも いつかは終焉の時期が到来する
そんなつわものたちが第一線を退いた後の世界をちょっとだけ覗いてみました。

ケース1 C11 275 蒸気機関車の場合
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製造年月日:昭和19年12月23日(67歳)
使用期間:昭和20年1月~昭和46年5月
延走行距離:718083km
大田原市美原公園に昭和46年12月より永久展示中。
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tsuwamonotachi4.jpgtsuwamonotachi5.jpg
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元交通公園の一角に設けられた展示スペースで風雨にさらされ続けているのと
自由に車両内に出入りできることで腐食・損傷は相当なレベルで進行中。
あとは時の流れに身を任せ朽ち果てていく運命なのか。。。

ケース2 EF57 7 電気機関車の場合
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製造年月日:昭和17年9月30日(69歳)
使用期間:昭和17年10月~昭和53年9月
延走行距離:3460000km
宇都宮市駅東公園に昭和55年8月より永久貸与保存展示中。
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この車両は屋根付き保管所で保管されていて天候ダメージは最低限防がれているのと
周囲を鍵付きフェンスで覆われて年二回の一般公開時以外の車両への接近はできず
心無い悪戯にも合わない環境下で保存会によって手厚い看護も受けている。
高齢にも関わらず支えてくれるみなさんに愛され続けて元気です。

ケース3 5型 蒸気機関車の場合
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製造年月日:大正10年(91歳)
使用期間:大正10年~昭和45年
延走行距離:不明
壬生町おもちゃの町駅前に昭和57年12月より提供保存展示中。
tsuwamonotachi14.jpgtsuwamonotachi15.jpg
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この車両は輸出玩具工場団地協同組合・東武鉄道・トミー工業のタッグにより保護され
大正・昭和の半世紀余りの時代を駆け抜けてきた現存する蒸気機関車の中で
最古の部類に属すると推定されるシーラカンス級個体。
非常に小柄な車両は青空の下 一段高い植え込みの上にちょこんと鎮座して
もうすぐ3桁の超高齢にも関わらず抜群のコンディションを保っています。

ケース4 C12 49蒸気機関車の場合
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製造年月日:昭和9年3月(77歳)
使用期間:昭和9年4月~昭和43年10月
延走行距離:1325544km
桐生市桐生が岡遊園地に永久展示中。
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真岡鉄道で動態保存運行されているのと同タイプのC12蒸気機関車。
遊園地の中で屋根付き保存されているせいなのか非常に綺麗な個体。
運転台にタラップが準備されているが部品の持ち去りが発生したためなのか
残念なことに現在は内部を見学することはできない。

観光客誘致のために動態保存されて運行されている車両を最上とすると
静態保存は軽視されがちかも知れませんが 保存状態はどうあれ
今回のようなマイナーな場所以外にも各地に点在しているであろうこの手の車両も
遠き日の記憶を呼び戻してくれる立派な財産に変わりは無いはず。。。

それではっ!
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いーさん on May 14, 2012  Monday [EDIT]
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世界中
こんばんは!

蒸気機関車達の退役後の生活も色々ですね。

名古屋のトヨタ博物館には、退役後の自動車たちがそれはそれは素晴らしい状態で動体保存されています。

ただ、その為にはかなりの金銭的な支えがあってのことです。

蒸気機関車達も今後どういった形で保存していくべきか、
保存すべき個体かどうかの選択など、今一度考え直して行政等々に取り組んでいってほしいですね!
ぐれごり on May 15, 2012  Tuesday [EDIT]
吹き出し
世界中
いーさん
こんばんは!

機関車にしろ車にしろ古いものを維持していくのは
非常に困難なことですよね。。。

でも貴重な歴史資料としての側面を考えると
ある程度の保護は必要でしょう。

おっしゃるとおりお金がついて回る問題なので選択が必要ですし
そうかといって投資対効果でスパッと簡単に割り切れる問題ではないので
こんな事にこそ行政には有効な手段を講じて貰いたいモノですねぇ。。。
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