シーズン開幕とともに毎週のように参拝した聖地巡礼も今回が最後。
次年度に向けて有終の美が飾れるのかそれとも立ち上がれない程の奈落の底に突き落とされるのか。。。
神のみぞ知る最後の審判に微かな淡い期待を抱きながら裏磐梯を駆け上がります。
さすがの豪雪地帯も3月ともなれば乾燥路がバッチリ顔を出していて今期最速タイムで到着。
朝焼けに反射して見辛いですが。。。久しぶりの青空で晴れ渡った桧原湖の今日の気温は2℃。
降り立った氷上からは朝日を受けた磐梯山がクッキリ眼前に広がっています。
事前に入手した情報によると。。。
降り重なった雪で氷厚は1.5mを超える状態になっているようなのでアイスドリルには延長パイプを準備。
最後だからと悔いの無いように魚がいる穴を見つけるため20箇所程掘ってもうヘロヘロ~。
必死になって開けまくった穴に振動子を放り込んで反応をチェックし比較検討。
こんな感じに小一時間格闘して今期最後に心中する穴を決めテントを張ってやっと実釣開始。
今日のポイントは水深16.4m。
相変わらず底の反応が薄く棚が浮いていて苦戦しそう。。。
はなっから底釣りは諦めて魚探に映る仕掛けを見ながら中層の群れを直撃する釣りで勝負。
足の速い群れが続いて入ってきてなかなかフッキングしませんがなおもしつこく誘っていくと。。。
開始から20分。。。やっと今日の初物が上がってきました。
こちらも負けじとなんとかそれに追従して掛けていきます。
そうはいっても魚探の表示上では常に魚群が入ってきているのですがなかなか口を使ってくれません。
前回同様になかなか捕食スイッチが入らず。。。
午前中から苦戦を強いられる状況が続いているところを見計らってお昼タイム。
ズッと気になっていたあの盾に似ている湯切り口のこいつをいただきます。
カップ焼きそばって久しぶりに食べるのですが 氷上ぐれごり亭にまたひとつメニューが増えた感じで
非日常な氷上で食べるコレはコレでとってもアリな美味しさ!
しかし 美味しいお昼を頂いたあたりから天候は一気に暴風雪のタフコンディションに一変。
暖房代わりのツーマントルを全開にして午後の部を開始します。
午後は午前中よりも更に渋い状態が続きますが 竿先に出る微妙な前アタリに神経を集中。
いつもの如く『あっ!』とか『うっ!』とかの短い感嘆詞を発しながら合わせのタイミングを逃していますが
それでも何とか遅合わせに乗ってくれたワカサギを手にしていきます。
晴天から荒天へと目まぐるしく変わっていった天候の影響なのか終わってみれば前回と大差ない貧果。。。
残念ですがココでタイムアップ!
トータル7回に及ぶ桧原湖遠征もこれで終わり。。。桧原のワカサギは甘くは無かった。
不調に終わった2013年の氷上シーズンでしたが来年こそは調子の良かった前年並みを期待します。
それではっ!