遠足の朝はいつもより早く起きてしまうのは人間の情ということで、日の出前に身支度をしてホテルをチェックアウトしてしまいますよ。 まあ、早起きするのは朝も目的地にまっすぐ向かわず徘徊したいからに他なりませんが。 この自販機は定点観測 午前7時に会場に入ることができるので入りますと、畔蒜師匠もおみえになってまして、さっそく昨日の搬入作業の続きをするとです。 われらがレプリカンパニーの展示はこないな感じ。 師匠の作品は、塗装の美しさに皆感嘆しておりましたね。組み立ての監修をされている、週刊なにがしのデロリアンはまだまだ先が長そうです。 会場は7:3か8:2くらいで販売の方がメインなのですが、当然会場の展示の方を見て回りました。(いや販売の方を見てしもたら、また積みが増えてしまうわ) やっぱり会場で一番注目を集めてしまうのはS.E.M(湘南モデルカー愛好会)の展示でしょうね。 ちょうどS.E.Mさんの反対側はFormula 1 Modelersさんの展示。10周年記念展示ということで、歴代フェラーリF1が並ぶ姿は圧巻の一言です。 続きます。
久しぶりのお仕事ということで、 9月26日発売のモデルカーズVol.258の巻頭特集、 「ハイソカーを覚えている」に使用します マイクロエース社1/24スケール、トヨタ・クレスタ・スーパールーセントを 担当いたしました。 これまた珍しいことに表紙にも載っています。ありがたやありがたや。 マイクロエースのクレスタは 元は1992年に倒産したLSという岐阜にあった模型メーカーの 金型を引き継いで現在も生産されているという古式ゆかしき(?) キットなのです。 まあそれ故、至る所がくたびれておりまして、 その辺りをまずシャキッとする方向で制作したわけでございます。 特にフロントグリルは一体成型でのぺっとしていますので、 他キットからのパーツ流用やプラ板への彫り込みで立体感をもたせた 改造を施しましたゑ。 ボディ塗装はハイソカーといえば白!というわけではなく、 高級グレードにオプション設定された 「ファッションアベニュートーン」と呼ばれるツートンカラーを 再現してみたとです。 (私は全然記憶にありませんが、当時人気を博したそうですよ。) ぢつは今回の塗装、 エアブラシでクリアーを吹いている際に、 なんか異物(油or水?)も一緒に吹いたみたいで 見事にブツブツが出てしまうというトラブルに見舞われましたが、 研ぎ出しでなんとかその部分を切削できて (遠目では)見られる状態になれたという ヒヤヒヤしたところもあったのですよ、奥さん。 研ぎ出す前の塗装面。〆切1週間前にこれは凹むとです。 そんなこんなでなんとか形になりました私の作例はどうでもよくて、 北澤先生のマーク2セダンや畔蒜師匠の日産ローレル、 小田嶋さんのマーク2(GX81)等々、素晴らしい作品が並ぶ まさしく車模型専門誌の面目躍如といった特集です。 皆様も本屋さんでみかけたら、それを手にして 出口でなくレジにダッシュしてくださいませ。(当たり前や)
model cars (モデルカーズ) 2017年 11月号 [雑誌]
1/24 アリイ プラモデルクレスタ スーパールーセント 1982
今年(2017年)の3月末に バンダイから発売された1/144スケールのAT-AT。 模型誌やネットでのレビューでそのすごさが紹介されますと、 やっぱり自分の手でも作ってそのすごさを体感したくなるとですよ。 というわけで、買ってきました。 「ジェダイの帰還」版ですね。 って、こりゃMPCのやないか〜い! 以前から近所のHARD-OFFで売っていたのを覚えていたので これを機会に(?)買ってしまいました。 レジでお金を払う際に店員さんに 「パーツリストが無いので、パーツが全て揃っているか 確認できていませんが、よろしいですか?」と言われ、 「無問題ですよ。」と気軽に答えましたが、 実際のところパーツが1つ足りなくて、 お湯丸くんとプラリペアで複製したのはここだけの秘密。 そして、家のマウンテンサイクルから このキット登場当時のHJを発掘して、制作の参考とさせていただきます。 ぢつは当時生まれて初めて買ったHJだったりするのら キットは全体に凸モールドが施されてるので、 それをガイドにして凹モールドに彫り直し。 凸モールドを落とす際に削ってしまった細かなディテールは 0.3ミリプラ板の小片で復活。 4脚の基部にはカム状のパーツが見事に省略されているので 1ミリプラ板の積層で再現。 ボディ後端のディテールについて、キットは実物のミニチュアのうち、 「クラッシュモデル」と言われる一部が破損している状態のものを 参考にしているためか、実物のミニチュアの流用パーツ (あ〜ややこしい)として使われた、タミヤ1/35MMシリーズの 20mm4連装高射機関砲38型(FLAK38)の装甲板が 左側にしかモールドされていないのです。 なので、その部分は一旦削り落として、その形に切り出した0.3ミリプラ板で 左右に装甲板がついた状態に戻します。 その上下のディテールも省略されているものがありますので、 プラ板で再現します。 足の部分のパーツもディテールが省略され気味なので、 0.3ミリプラ板を同じ形に切り出して、貼っていきまする。 パーツ全体が結構もっさりしていますので、紙やすりを全体にあてて 角を立てるつもりで表面を整え、各パーツを組んだ後 タミヤのファインプラサフ(グレー)を吹いて、 数種類のグレーをムラムラ(あえて均一にならないよう)に エアブラシで塗装しました。 最後に、タミヤエナメルのライトグレーとレッドブラウンで ウォッシングして完成でおます。 一応前脚は関節が動くのですが、結局固定してしまいました。 あ”、ちゃんとバンダイのキットもかいましたゑ。 箱の体積としてはバンダイ版の方が大きいのれす。 いや、ミニチュアを作るために流用した色々なキットのパーツが そのまま縮小されているのは、少し大げさに言えば ビデオカメラで写している画像をテレビに映してそれをビデオカメラで撮って 無限に繰り返しているような不思議な感覚。 架空のメカの1/144スケールキットではなく、 1/20スケール位の撮影プロップのキットというべきなのではないでしょうか。 こちらは本当に無改造で組み立て、MPCのキット同様の塗装を施しました。 2つを並べて親子メカの記念撮影です。 手前がバンダイ、奥がMPCのキットです。こう見るとMPCのキットは1/100スケール位ですかね? 2つ並べて思うのが、バンダイのキットのいたでりつくせり感と 発売当時も感じましたが、MPCのキットがやはり良キットだということ。 どっちのキットを組んでいる方が楽しかったかどうかは、 言わんとこ。
スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイコレクション(9枚組) (初回生産限定) [Blu-ray]
Star Wars: 1/100 AT-AT / スターウォーズ AT-AT
スター・ウォーズ 1/144 AT-AT バンダイ
フィギュアは私は殆どやらないのですけど、 最近ちょっとチャレンジしたいのですよねぇ。 ミニチュアゲームのウォーハンマーの駒(っていうべきなのか?)も ディテールとかすんごいのがあって、ゲームはともかく、 プラモデルとして作って塗ってみたいものがあります。 1/1のSAFSは もちろん下から頭を出して記念撮影するためにあるのですよ。(違う) そして模型誌に作例が掲載されいてるプロモデラーの作品も観られたのも 嬉しいことの1つ。 つくろーぜ会も開催していたリョータさんや 日曜日はMGで「LET'S TRYビギナーズ」を連載されている 伊藤霊一さんの作品も観られました。 私はキングジェイダーが観られてめら嬉しいなりよ。 という感じで、 会場で観られた素晴らしい作品の一部を紹介させていただきました。 マニアのオフ会的なものではなく、 模型を作る楽しさを知るきっかけとなるようなモノとしたいという 主催の皆様の気持ちが伝わるイベントでございました。 改めまして、このような場を設けていただいた主催のmiemoの皆様に 感謝する次第でございます。 次回開催の際も微力ながらお手伝いできたらなと思っております。 おしまい