入梅しましたね~、と言ってもここ数日いい天気ですが。
ポルシェの作業は放置せずに進めていますが、なかなか記事に書くことが出来ずすっかり間が空いてしまいました。
今日はここ1月くらいで行った、エンジンに対する作業の様子を報告します。
今回は、エンジン本体をバラさず外回りから出来る事だけ実施しました。
まずは、タペット調整です。
最近の車は油圧アジャスターつきが普通なので、タペット調整をする機会はほぼ無いと思いますが、空冷ポルシェでは定番のメンテ項目です。
シックネスゲージで指定の隙間に調整します、大半は調整の必要がないくらいでしたが、1~2箇所クリアランスが小さい所がありました。
ついでと言っては何ですが、バルブタイミングのチェックもしてみました。
右バンクは規定範囲内でしたが。
左バンクがチョット狂っています。
若干タイミングが遅い感じです、クランク角度でいうと1度くらいかな。
僅かの事なのでほっとこうかとも思いましたが、やっぱり規定範囲に収まるように調整を行いました。
エンジンの調子に影響があるかどうかは謎です?
オイルにじみの定番箇所である、クランクシャフトのオイルシールはシャフトの前後とも交換しました。
クラッチ部分は、フライホイールは研磨に出した中古品、クラッチディスクは新品、クラッチカバーはアルミの軽量タイプの中古品で組みました。
分解して汚れや錆を落とし、再塗装しておいた部品を組んで行きます。
空冷ファンは、お遊びでガルフカラーに塗ってみました。
インジェクションやミッションを取り付けてエンジンの完成です。
随分綺麗になりました~。
ミッションが付いて、エンジンスタンドには載せられなくなりましたので、車の下に押し込んで保管します。
降ろした時の状態です、汚いですね・・・
作業期間が随分長く掛かってしまいましたが、後は搭載するだけです。
あと1日有れば完成出来そうです。
そうそう、いまだ完成していないと言うことは、先日借りたガレージはまだ一回も使っていません・・・
高い家賃を払って空気を保管しています、アホですね・・・
そしてマイガレージ用地は取得すべく所有者と交渉中です、もし手に入ったらコレはまた大変なことになりそうです・・・