暦の上では立春も過ぎて日もだんだんと長くなり日々暖かくなっていく季節になっているはずですが
北関東の栃木ではまだまだそんな実感が沸き難いのが本音。。。
それでも野山に咲く花達からは徐々に春が近づいている便りが聞こえてきます。
暖かな陽気に誘われて春を探しに到着したのは鹿沼 永野の山里。
時間は間もなくお昼時。。。まずは花より団子ならぬ蕎麦でお腹を満たします。
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県内でも蕎麦の産地として有名な永野では 地元の奥さん達が寄り集まって作ったお店の蕎麦が絶品!
数人集まれば笊に盛られた五合打ち 一升打ちといった豪快な量を皆でつつきながら美味しく頂けます。
一掴み手繰った挽き包みの田舎蕎麦は 喉越しもツルっと滑らかに胃の腑へ滑り落ちて
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一緒に頼んだ揚げたての天麩羅をヒョイっとつまみながら。。。
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アッと言う間に完食!
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蕎麦っ喰いには堪らない。。。幾ら食べても食べ飽きないのはココの蕎麦の持つ底力か。。。
お腹も一杯になったところで肝心の花巡りを開始。
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長かった冬に別れを告げる春の使者 福寿草。
大地に根を張り力強く花開いた黄色い姿は健気にして可憐。
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バイブルにしている矢口 高雄先生の釣り漫画に登場して以来 気に掛けていたのにも関わらず
実物を真近で見るのはコレが初めてで。。。
作品に登場した時に覚えたアイヌ語の名前はチライアパッポ(イトウの花)。
チライ(イトウ)が産卵のために遡上する早春の時期に咲くことからこう呼ばれています。
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土の中から花弁だけをチョコンと出したような姿は見ていて可愛らしい限りですが
綺麗な花には棘が有るのたとえどおり 実は有毒植物で開花前の姿は蕗の薹と間違えての誤食例も。。。
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間違っても天麩羅なんかで食べようとせず 遠くからそっと静かに見守っているのが正しい愛で方です。
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それではっ!