気候もよくなってきて、皆さん色々なイベントに参加されているようですね。
先日の土曜日もいい天気でしたが、自分は相変わらず油と埃にまみれていました・・・
エンジンが降りているついでに、リアサス周りのリフレッシュも、と欲が出てきましてバラしてしまいました。
作業メニューは、ハブベアリングとスイングアームブッシュの交換&各部品の洗浄、それから車高がなんか左右で違っていたのを修正します。
トーションバー部分のブッシュ交換は、前にやっているので今回はそのままです。
いつものことですが馬をかけての作業は、体勢が中途半端で非常につらいし、能率が上がりません。
それでも頑張って半日ほどで、リアハブを打ち抜きスイングアームもバラせました。
さて、ここからが、今回のハイライト。
ハブをハブベアリングから打ち抜くときに、なぜか方側だけベアリングのインナーレースごと抜けてしまいました!
あーこりゃあかんがな~
こんなんプーラーの爪も掛からんし簡単に取れへんでーっと、憂鬱な気分に・・・
でも何とかタガネとハンマーを駆使し(どついただけですが)、インナーレースとフランジ間に若干の隙間を作り、あとはプーラーで引き抜きます。
何とか外れまして、メデタシメデタシと思いきや・・・
何か変なんです、下の写真をよく見てください、ハブのシャフト部分が左右で違うんです??
右側のシャフトに段が付いてるのお分かりでしょうか?
段つき磨耗?いえいえ寸法を測ると左はΦ42mmで右のは段の上側がΦ41.5mmで下側が41.7mmです、明らかに左右で異なった部品です。
どういう事なのか良くわかりませんが、調べてみるとこの時期のポルシェはハブ&ハブベアリングの部品番号が~1973と1974~とで異なっていますので、片側が新型でもう一方が旧型?もう少し調べないとわかりませんが。
交換用のハブベアリングは’74~用で2個注文済みなんですけどね~
直径が0.5mmも違ったら当然使えません・・・
古い車ってこんな事が時々あります(泣)