前回のブログで、出来映えが気に入らないのでやり直すと宣言していた、ボルトの継ぎ足しを再度行いました。
まずは、前回一番厄介だった目の焦点が合わない(いわゆる老眼です)という問題を解決するために、ホームセンターへ安い老眼鏡を物色に行き、置いてあるいろんな度数を掛け比べて見たのですが、どうもどれもシックリきませんでした。
なんだか買う気が起こらないので、工具コーナーを物色していると良い物を見つけました、老眼鏡ではなくメガネに付けるルーペです。
どうもこっちのほうが用途に合っているようです、試して見るとチョット目がしんどいようですが、メガネのかけ替えが要らないのと、対象物が拡大されて調度具合が良さそうなので購入しました。
目の問題が解決しましたので、早速作業に取り掛かります。
まずは、前回折角溶接したボルトを全部切り落とします、切断後の残りが前回より少なめになるように切りました。
位置決め用の銅管製冶具も若干バージョンアップしました、でも、実はコレあまり役には立ちませんでして、有効だったのは1箇所だけでした。
仮止め溶接が一発で決まればいいのですが、うまく付かずに、何度もやり直したり、いじり回しているとすぐぐにゃぐにゃで使い物にならなくなってしまい、結局はボルトをバイスプライヤーで保持する事に・・・
今回は事前に同じサイズのボルトを使って、溶接しやすいワイヤーの送り速度などを十分検討してから、本番に臨みましたがそれでも、作業場所へのアクセスが悪いのと作業の体勢が悪いのとで、なかなか思うようには溶け込んでくれませんでした。
やっと付いたと思っても、団子になったビードを削っていると、ボルトがポロッと取れるというのを何度か繰り返して、やっとこさ実用的なレベルになりました。
まあ良い出来とはとてもいえませんが、前回よりは確実に良くなったと思います。
今回はナットも、部品がとまる位置まで入るようになりました。
この日はここまでやって疲れ果て、もういい加減イヤになっていたのですが、溶接ついでにもう一箇所頑張って直しました。
この前オイルラインをバラしたときに引きちぎってしまった(7月24日の記事参照)、配管のブラケットの再生です。
曲げた鉄板にナットを溶接し、車体に残っているブラケットの残骸へ溶接して終了です、ボルトの継ぎ足しより遥かに簡単です。
結局ボルト3本を修理するのに、2週間、延べ時間で9時間位費やしました、仕事だったら親方にどつかれますねぇ。
もしかしたらクビかも・・・。
趣味でよかったです?