この前ハンダによるズボラ修理に失敗した、ヒートエクスチェンジャーの溶接による修理に挑戦しました。
錆びて朽ちた部分の鉄板にマーキングし、思い切って大きくカットします。
前回ハンダに失敗した、錆び穴発生地帯と錆で朽ちているエキマニが出てくる辺りを
バッサリ切り取ります。
切り取った部分に、適当に板金して作ったいくつかの部品を溶接で付けていきます。
エキマニが出てくる部分は4つの部品で構成しました。
錆び穴地帯も新たに作った鉄板で塞ぎます。
作った部品には、折角なので?リブらしきものもたたき出しておきました。
溶接は例によってノンガス半自動溶接機を使用しますが、周囲の鉄板が錆びて薄くなっているため、溶接すると穴が開きまくりとっても大変です、開いた穴を埋めながら溶接するので、溶接ビードが盛々になってしまいました。
盛々のビードは嫌なので、グラインダーで削り取りますが、削って行くと溶接不良や穴が開く部分が出てきますので、それを溶接で埋めてはまた削るを何度も繰返します。
これがとっても面倒です・・・。
どうでしょう?何とか形になりました?
削っては埋めの繰り返しがいい加減イヤになった所で、耐熱性の有るジンクペイントで
錆び止め塗装をして完成としました。
仕上がりはいまひとつですが、機能的には修理できていますので良しとしましょう。
もう少し見栄えも向上できればいいのですが、今回もこれで2日かかってしまいましたので、これ以上丁寧に仕事をするとさらに日数を必要としますので、妥協せざるを得ませんでした。
ええ、もちろん腕が未熟ということが、仕上がりが悪い最大の原因ですが・・・。