交換したのは別記事に書いたとおりです。
さて、では参考資料と言うことで(笑)。
RESPOオイル
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http://www.respo.net/
ZERO SP ベ-スオイル強化剤
http://www.zerosports.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=297
IXLメタルコンディショナ-
http://www.and-power.com/ixl.htm
ここで注意。
添加剤は複数混ぜて使うのはきわめて危険であることはご承知おきください。
私がやっていて大丈夫でも、他の車で大丈夫とは限りません。
それぞれの性状・性質を理解した上で、かつ、
駄目になったとしても自己責任であるということが添加剤使用の基本です。
私がブログに記するのは、あくまでも参考になればと言うことだけであり、
強く推奨する物ではありません。
ましてや、その効果を保証するものでもありません。
では解説です(笑)。
エンインオイルについて。
私は粘弾性オイルを選択することにしています。これは非ニュ-トン性状オイルとも言われる物で、普通のオイルとちょっと異なる性状を持っています。詳しくはオイルメ-カ-のHPで確認してみてください。
RESPOオイルの他、BE-UPやAAAなんていうのもありますね。そのほかゼロスポ-ツ(スバル系)なんていうのもありますが、これはRESPOベ-スです。
なぜ私がこれらのオイルを選んでいるかというと、406のエンジンへの相性と、私の使用条件を考えると最も理屈に合っていて好ましいと考えているからです。
6世代以前のプジョ-エンジンは、エンジンブロックとピストンの組み付けクリアランスが大きめに取られていると言われています。これは長距離連続走行でエンジンが高温になったときの金属膨張を考慮してのことだということのようです。したがって、そのような使い方をしない場合はクリアランスが大きいが故、エンジンオイルを消費すると言われ、それを証明するかのごとく、私の406のは「油量計」なるものがあります。また、人によっては0.5L/5000kmエンジンオイルが減るという報告もあります。
現在私は通勤にも使っていますが、片道15km程度で、熱で金属膨張するほどの距離ではありません。しかし、ほぼ毎日この状況で使うのですから、通常のオイルでは消費してしまうのは明らか。そして、オイルの燃焼が車にとっていろんな意味で良くないことは想像にたやすいことです。ですから、できることならオイル消費避けたいところです。
粘弾性オイルは、高性能な潤滑性能だけでなく、その性質からこういったクリアランスの大きさからくるオイル消費を防ぐ効果を持ち合わせています。それがこれらのオイルを選んでいる理由なのです。
そして、その結果からか、約5000km毎のエンジンオイル交換をしていますが、一度も目に見えるほど(オイルゲ-ジで確認できるほど)のエンジンオイル消費をしたことがありません。
添加剤について。
今回使ったZERO SP ベ-スオイル強化剤 は、RESPOオイルベ-スのナノチタン配合添加剤なんです。
ですから、RESPO S-Typeオイルへの添加は、RESPOオイルのナノチタン配合品と同じ(あるいは近似の)配合オイルとなったと考えられます。つまり添加剤と言うより4Lで不足するオイル分を足したという感覚です。
IXLは以前購入していた物で、まだ残っていた物を添加しました。こちらは金属表面を処理する物で、オイルの改質ではありません。したがって、先の添加剤とは全くの別作用のものです。
2種類の添加剤の同時使用はリスクがあります。
たとえ上記のように作用する条件や目的が異なっていても、同じオイルに混ぜると言うことから、化学反応によってお互いの効果を半減させたりあるいは無くしたりすることも考えられます。ですから、お勧めはいたしません。と、いうより、
やらないでください(笑)。
ちなみに、
同じような作用で同じ目的である添加剤を、異なるブランド、銘柄のものを同時使用するのは、もっとリスクが高くなります。相乗効果を期待しがちですが、ほとんど無意味か効果半減になりがちなので注意してください。
現在のエンジンオイルのほとんどは、それ自体にいろいろな添加剤を含んでいます。ですから、改めて添加剤を加えるのはかえってバランスを崩す結果にもなりカねないということなんです。それを前提にして自分の車の性能や使用状況、目的に応じて添加剤を要するか否かを決められることをお勧めいたします。