毎年この時期に開催されます、イタリア車の祭典ことチャオイタリアに参加し、完全ウェットのサーキットを走って来ました。
前日にチェックした天気予報は雨!
で、当日も予報通り雨です・・・
サーキット走行はドライでも数回しか経験が無く、当然ウェットは初めてなので、行く道中より緊張やら不安やらでなんだか憂鬱な気分です。
唯一の心の支えはというと、1ヶ月ほど前に古くなってカチカチになって来ていたタイヤを、新調したことでしょうか。
でも、考えてみればこのニュータイヤの、ウェット性能はどうなのか全く未知数です。
そんな心配をしつつ、家から1時間強でセントラルサーキットに到着しました。
とりあえず、サーキットにも到着したことだし、腹をくくって走るしかないですね~。
今回は、エキサイティングランと称するスポーツ走行枠を、午前に1本、午後に1本(各30分)を走ります、午前の走行枠は9:00スタートでしたが、前枠でコースアウトした車両の回収が手間取っているらしく、ピットレーンに並んだまま延々待機させられました。
朝1番からすでに何台も滑ってコースアウトしているとか・・・怖っ!
ようやくスタートになり、じゃあ行ってくるわ~
おっかなびっくり走り始めましたが、予想通りとっても滑りまーす!
特に第1第2コーナー辺りは、下りで逆バンクになっているため、何度もスピンしそうになりましたが、何と無事に1本走り終えました。
2本目は12時を過ぎた辺りからのスタートです。
ヘルメットを被り準備を始めると、さっきまで止んでいた雨がまた降り出しました、午前の時より雨脚は強いようです。
午前中の1本はアルファロメオのみの走行でしたが、午後の今回はフィアット、フェラーリなどと混走です、しかもフェラーリはF40がいるではないですか、なかなかこんな車と走る機会は無いですねぇ。
最初はそろそろと走っていましたが、午前中の経験も含め滑り出しの感触が大分判ってきた事もあり、途中からは結構踏んで行きました。
お馬さんたちハイパワー車は、雨を嫌ってストレート以外はゆっくり走っていましたので、途中でF40に追いついて暫く後ろをうろちょろしていると道を譲ってくれました、きっと熱くなったアホに追突でもされたらかなわんって思ったのでしょうね。
何とか2本目も無事に走り終え、車もぶっ壊さずに済みました、最初は憂鬱でしたが走り出すととっても楽しかったし、雨の日の運転練習にもなり、なかなか有意義でした。
そして、雨の中ではありましたが、エキゾーストノートが鳴響くパドックで過ごす1日は、自分にとっては最高の癒しとなりました。
おまけの写真。
デモランの予定だった本日の目玉2台でしたが、雨の為走行キャンセルになりました。
僕は以前のチャオイタリアで、走っている所を見ていますからまあ良いのですが、これを目当てにきている人はとっても残念だったでしょう。
しかし、今回のイベントでは多くの車がスピン、コースアウトしバリアに激突など起こしていましたので、中止もやむなしと思います。(ぶっつけたら大変ですもんね)
F2003もう10年前の車ですがやっぱりF1は最高にカッコいいです。