作業させて頂いた整備預かりのお車。
ボディやガラスの所々に付着した汚れが、シャンプ-や水洗いでは落ちません。
おそらく樹液に埃が混じったもののようで、強力な洗剤で落とすしかないのです。
一応店長に報告して、どのレベルまで仕上げるか相談したところ、この状態で終えて良いとの判断でした。
理由は、おそらく落とせば落としたで色むらになる可能性があるから。
つまりは塗膜を傷つける危険性があると言うこと。
はなはだ不本意ではありますが、今回はこの汚れは落としませんです。
ただし、ガラスの部分は綺麗にさせて頂きました。
こちらは強力な洗剤原液で落としても、傷になったり、色むらになったりしませんから。
処理後はガラス系コ-ティングでコ-ト処理しておきました。再付着時の対応をかねて。
塗装部分については、コ-ティング処理するなど、磨き処理をするのであれば、洗剤で落としておいてから
磨き作業することで綺麗になります。もちろん色むらもありません。
それは、塗膜表面を均一的に研磨処理するからです。
でも、そうでなければ無理に汚れを落とせないのです。
樹液や鳥の糞尿は長時間放置すると塗膜を痛めます。
コ-ティング施工車でも同じです。
付着したらなるべく早く洗い流すことをお勧めいたします。