先月の3月22日の日曜日、
愛知県中小企業福祉会館で開催されました中京AFVの会に参加してきました。
会場は大須商店街のなかにあり、大須観音の近くなのです。
私は大須に遊びに行く時は少し離れた鶴舞や東別院の辺りにクルマを止めるのですが、
その日は東別院の近くに止めて会場に向かいます。
東別院では早咲きの桜が7部咲き。
大須観音の境内にある桜も結構早咲き。
会場のある建物の隣は、元大須演芸場だったのですが、
借金で潰れ、今はフェンスで囲まれて何がなんだか判りません。
そんな徘徊をしながらなので、
会場には午前10時を少し回ったところで到着し、
参加費1,000円を払って入場しました。
会場は当日持ち込みの作品によるコンテストがメインで、
中央の机2つにはその作品で一杯でした。
けど、ここ最近のオートモデラーの集いに比べると
かなり落ち着いた雰囲気。(参加費が必要なのもあるのかな?)
自分は3年くらい前にこの会を覗きに来て
ずっと毎年開催されていたと思い込んでいましたが、
じつはその時以来の久しぶりの開催でしたのですね。
会場ではいつもお世話になっている
小島さんや松岡さんもおみえになりまして、挨拶をしつつ
会場内の作品をじっくり拝見させていただきました。
正直なところ、私にはこれらの作品が
どこまで元のキットから手を加えられているかどうか
正直判らないところではありますが、
エイジングやウェザリングが施すその塗装方には(綺麗な汚し方ってやつね)
でら学ばせていただきたいところが大きいのです。
参加された作品は
意外に最近発売されたキットを使ったものが少ない気がしました。
(逆に当時では未発売のタミヤのソミュアがもう完成されているのは何故?)
ここは1つ1つにじっくり時間をかけて作られるであろう
AFV系のキットの作り方の傾向なのかなと思いましたが、どうかな?
今回初めて、先日作ったタミヤのトヨタAB型フェートンで
私もコンテストに参加してみました。
本当は昨年の名古屋オートモデラーの集いに出そうと思って作り始めたけど、
間に合わなかったのねん。
果たして結果は!?
また、会場ではタミヤ会長やダイオラマ王の山卓さん、
現アーマーモデリング編集部の金子さん、元編集長の土居さんとで
「第2次AFV氷河期」をテーマにトークショーが行われました。
一見すると毎月多くの新製品が発売され盛況に感じられるけれども、
高騰化するキット価格、
後継者がなく逆ピラミッド化するモデラー年代構成、
新規搬入を拒む先鋭化した製作技法etc.
将来に光が見られないAFV模型界
(これは全ての模型ジャンルにあてはまると思います)について
トークが繰り広げられました。
もちろんこの場で結論なんてのはでませんけれども
我々モデラー側もなにかできるものはないのかなと
自身に問いかける時間でもありました。
次回開催の際も
コンテストの参加はできないかもしれませんが
是非観に行きたいと思います。