皆様お久しぶりです。
あまりの仕事の忙しさに、2月はとうとう一度も記事を投稿出来ませんでした。
この不況下に沢山仕事が有るのは感謝すべきなんでしょうが、忙しい=儲かるとならない所が困った所ですねぇ。
土日も仕事をしていることが多いのですが、何とか捻出した休日に作業は進めています、そのせいで疲れがたまってヘロヘロですが・・・。
前置きが長くなりましたが本題へ。
この前ベアリングを圧入したトレーリングアームへ、ハブを取り付けます。
ハブのアウター側をベアリングに叩き込み、スプラインの切られたインナーを差し込みナットで締めつけます。
ただ、このナットの締め付けトルクが半端では無く、えー確か300N-mだったかと思いますが、ホイールナットのトルクが130N-m程度なので半端ないトルクを掛けないといけません。
当然手で押さえている位では追いつきませんので、ラッシングベルトやレバーブロックを持ち出して作業台にトレーリングアームを括りつけて固定し、ホイール取付ボルトにブレーカーバーを噛まし、更にトルクレンチの柄をパイプで延長して締め付けました。
これでたぶん大丈夫なはずです。
問題のナットはこれです。
昨年末に作成しておいた、センタートンネル内を通るブレーキのパイプも取付ました、写真はフロント側の様子です。ポルシェはボトムがフラットなボディ構成となっていますので、リアへ行くブレーキ配管はこの様にボディ内部を貫通しています。
ボディを突き抜けてリア側、左右へ分岐していく部分です。
トレーリングアームを取付たら、スプリングプレート(黒い板みたいなやつ)と結合し、ト―とキャンバー調整ネジを分解前に付けておいた印に合わせ固定します、但しコレは暫定的位置出しになりますので、組みあがってからアライメント調整をしなければなりません。
サイドブレーキのシュ―や、ショック等を組付ければリアサスが完成です。(ブレーキディスクとキャリパーがまだついていませんが)
37年落ちの大古車が、見違えるように綺麗になりました。
若干取り付けられてない部品も有りますが、車体側の組立はほぼ終わりが見えてきました、あとはエンジンです。
お約束のビフォー画像です。
そろそろドライブにも行きたくなってきましたし、ピッチを上げて組み上げたいですね~。