昔々の大昔 小学生の頃の話。。。
当時社会科の教材として配られた地図帳の日本地図は
聞いたことも無い地名がたくさん載っていて
自転車で走りまわれる場所しか知らない少年にとって
いつか絶対に行ってみたいって気持ちを掻き立てるものでした。
そんな地名の中でも子供心を掴んで離さないとびっきりの場所がここ。
当時 駅自体がおもちゃでできているって信じて疑わなかったけれど
本物の駅は想像していた駅とは全く違って普通の駅でした。(当たり前か)
このおもちゃのまちは1960年代に東京玩具組合が東武鉄道の誘致により
この地に11企業のおもちゃ工場を創業開始したことがその起源となっています。
このおもちゃ団地内で玩具メーカーのバンダイが作ったミュージアムに入ってみます。
早速迎えてくれたのは3体のスーパーヒーロー。
ここはかつてバンダイ・ホビー栃木工場があって超合金ロボットや合体ロボットなどを
開発・生産していたのですが 現在は工場は無くなったためこのモニュメントが
キャラクターロボット玩具発祥の地であることを記念して建てられています。
その内部に入ってまず目に飛び込んでくるのは迫力ある原寸大のガンダム胸像。
ガンダム世代では無いので全く詳しくないのですがブリッジにはアムロもいます。
さすがガンプラのバンダイの面目躍如といったところでしょうか。
さらに進みジャパントイミュージアムに入ります。
内部は所狭しと並んだガラスのショーケースにブリキのおもちゃから
現在の玩具に至るまでのさまざまなコレクションが展示されています。
目を凝らして見ると 当時欲しくて欲しくてたまらなかったおもちゃがたくさんります。
このサンダーバードの基地!当時は買ってもらえませんでした。
思い出の中ではもっと大きいものと思っていましたが 実物はこんなに小さかったとは。。。
さらに変身世代にはたまらないのがこれっ!
仮面ライダー1号&2号は理屈抜きにカッコ良い!もう言葉がありませんっ!
その他にはウルトラマンも
ウルトラセブンも
マジンガーZも当然います!
少年時代のヒーロー達に会えて
テレビの前で熱狂していた時代が蘇えったような気が。。。
これ以外にも見ごたえのある展示品が盛りだくさんで
このジャパントイミュージアム以外にもワールドトイミュージアム
エジソンミュージアム ホビーミュージアムとまだまだ見所は満載。
いい年した大人でも中に一歩足を踏み入れれば少年時代に帰れるのは確実です。
もうとっくの昔に忘れて失ってしまった何かを久しぶりに思い出させてくれただけでも
ここに来た価値は十分ありました。
できることならライダーベルトをつけて変身したいっ!
でもウエストで拒絶してる自分が。。。
それではっ!