四週連荘の桧原詣は名人Sさんと友人Hさんとが同行する大名釣りツアーを敢行。
以前 桧原湖の氷上ワカサギ釣りを体験された際は ほぼ坊主という散々な釣果に終わっているので
リベンジのために確実に魚の通り道に設置してある営業小屋をレンタルして万全の態勢で臨むことに。。。
シャッタータイミングがズレましたが本日の裏磐梯の気温は-7度。
久しぶりに訪れた二人に何とか磐梯山を見せてあげたいのですが 天気予報通りに雪が舞っています。
今回はテント釣行のようなポイント探しの手間が無いので 釣りの開始時間はいつもと変わらぬ9時。
今日のポイントは18.4m。底から若干浮いたとこから1~1.5m位の範囲に群れが入ってきます。
二人にタックルのセット方法から仕掛け・餌の付け方を一通り説明して実釣開始。
錘が着底した後に底を切り静かに餌を躍らせるように竿先をしゃくって喰わせの間を置くこと暫し。。。
ファーストヒットは目の前に陣取ったSさん!
およそ二年振りの氷上の妖精との再会に思わず笑みがこぼれています。
そしてHさんの竿先にもアタリが。。。
これまた綺麗な桧原湖特有のパールピンクに輝く一匹をGET!
あまりに悲惨な結果に終わった前回から早二年。。。なんとか二人に釣ってもらうことができてホッとしました。
ということでこちらもやっと本腰を入れて釣り開始。
まずはセオリー通りの底釣りからスタートして今日の一匹目をGET!
通常ストイックに一人で行う釣りが多い中 この釣りの良いのは呉越同舟で楽しめるところ。
世間話をしつつアタリを待って 釣り談義をしながら合わせて乗せるいった事が何とも楽しい!
皆さん飽きない程度に当たってくるワカサギのアタックを楽しんで釣り上げていると外は晴れてきた様子。
愛煙家のHさんはやっと顔を見せてくれた磐梯山をバックに至福の一服!
今回レンタルしたのはFRPの外殻内部に断熱材を仕込んだカマボコ型の釣り小屋。
お店で暖房用にポータブルストーブを手渡されますが 小屋の内部はは暖かく結局使わずに返却します。
中央には溝が設けてあってその間に釣り穴が開けられているって寸法で。。。
外が極寒暴風豪雪の気象条件でも こんな快適極楽空間で寒さ知らずの大名釣りが楽しめます。
午後の部は予想通りの棚バラケ具合になってきて底を徘徊するワカサギのアタリが激減してきたので
仕掛けを宙釣り仕様に変更して誘いを掛け続けていきます。
午前中に比べて若干難しい釣りになってきましたが 微細なアタリを何とか取っての拾い釣り。
さすが名手の二人はすぐにテクニカルな釣りにも追従して タフコンディションも乗り越えていきます。
よもやま話に話を咲かせながらの楽しい釣行はあっという間に終了時間到来。
終わってみれば三人でバケツ一杯144匹の釣果に十分満足してもらえたようで安心しました。
後日伺ったところ。。。両人に持ち帰ってもらったワカサギは早速天ぷらで食卓に上がったそうですが
自身で釣り上げたのもあってかとっても美味しかったそうでこれまた良かった。
次回は解禁後の渓流での再会を約束しつつ夕暮れの裏磐梯を後にします。
それではっ!