レンタカーで乗ったノートe-POWER 、もしかしたら個人で購入してもいいかもって程の良い出来!!! 。こりゃ売れるはずだわって。2018年国内販売トップというのも納得というか、国産車購入者も車が分かっているな〜って。
メーターの真ん中に137 って表示があるように見えますが、13.7km/Lの燃費表示ですからね(^^) 。ちゃんと80km/hで走っていますから。
これはe-POWERですが、先週にはガソリンエンジンのノートにも乗っているんです。
ガソリンエンジンのノートは普通のメーターパネルですね。実はガソリンエンジンのノートはダメダメだったんです。同じ車なのに巨大に感じるボディサイズ、出足は悪いし2時間も乗っていると腰は痛くなるし。ハンドリングも相当攻め込めば最後はロールオーバーステアが出るのですが、それまでのアンダーがひどくて高速のICの旋回なんて道から飛びだしそうで怖い。
とにかくもっさりという感じでした、まるで昔のクラウンのよう。
ところが今回乗ったノートe-POWER は全く別の車でした。乗り出しの加速が良くて、ああ、カローラハイブリッドみたいに電気自動車の最初の出足はトルク不足をカバーしてくれていいのねって感じでしたが、問題は中速域の加速感、久々にアルピーヌA610の3Lターボの加速感を思い出しちゃいました。あそこまでの加速はないけど、アクセル踏んだら必要な加速があるって幸せ。
そしてこの動力性能だと、ノートの車体が初代ノートみたいに小さく体にフィットして感じ始めます。同じ車でガソリンエンジンのノートがあんなに巨大に感じたのに。
特に高速道路での中速域での加速は必要なだけあるように感じます。155km/hからは全く加速しないので250km/hまで変わらず加速するアルピーヌA610とは違いますが、国産車に乗っている普通のサンデードライバーには必要にして十分な性能かなって。私でも普段乗りならこれで十分かなって、というかお仕事用に気を使わずに乗れる営業車に最適かも。もちろん高速道路では押し出しがないので誰も道を譲ってくれることがないばかりか、追い越しすると追いかけられますね、しばらく。でもすぐに見えなくなっちゃいますけど。
どアンダーもトルクかけてコーナーリングしていれば、すぐにロールオーバーステアの領域に入って、自在に操れられる感覚です。
2時間で腰が痛くなったシートも元気いい運転していると足に力が入るせいか、あまり気になりませんね(素晴らしいシートではないけど)。
これで値引き考えれば新車で200万円って・・・ 、買ってもいいいかもしれない。新型トゥインゴと悩むだろうな〜。
さらに調べれば、ノートe-POWERってハイブリッドでなく、レンジエクステンダーの電気自動車なんですね。エンジンは充電だけでモーターのみで走っている。それにしては充分なパワーだな。大昔に最初のリーフで1週間試乗した時には出足だけで中速トルクが圧倒的に不足していて、全くドライブする気になりませんでした。今回は気持ちのいいモリモリ加速感でした。
ちなみに車重は1030~1220kgですからバッテリーも積んでいるノートe-POWERは1220kgかなと思うんですけどそれだとA610よりもちょっとだけ軽いだけなのに。
あ、電気自動車でも私が普通に高速道路走ると13.7km/Lの燃費ですからアルピーヌA610(3Lターボ)と同じ程度でクリオ2RSの13〜15km/Lとも同じくらいでしょうか(普通の流れだと15km/Lの2Lのクリオの方が燃費がいい、軽いからかな)。
そのかわりに下道走って渋滞に入るといきなり40km/Lとか燃費良くなりますね。平均で19km/L程度でした、私のお仕事モードで。