CLIO2RS(ルーテシア2ルノースポーツ)の車検でした。車検切れ二日前に前に秘密工場に持ち込み(混んでいてその日が指定された)。代車がいつもの軽のスズキのプレオではなくて、プジョー207でびっくり。
愛車を預けて早速に乗り出すと右ハンドルなのにウィンカーワイパーがISO準拠なので、何度もやらかしました。(仕事のレンタカーに乗るので右ハンドルだと日本仕様に体が反応しちゃう、そのうちに右ハンドルのルノーメガーヌカブリオレも手元に戻ってくる予定なので慣れておかないとね)
オートマだけどエンジンの吹け上がりはいいみたい、ヒュンヒュン回ります。ただトルクは太くない? 。
乗り出しはいい感じ。第3京浜走って多摩川沿線道路(正式は多摩沿線道路かな?)を通って帰ってきました。普通にいいね。タイヤにミシュランのオールシーズンタイヤのクロスクライメートを履いているのもあるのか静かだし。
シートは革張りだし、新しい車だね〜って。実際は2006年デビューで2012年まで製造なので、もう10年以上前の車だけど、この頃から静かになったね。
家人はフロントのデザイン見て大きな車だねって言っていたけど、乗ると1,4Lの小型ハッチバック車。そういえばリヤも張り出しているから大きな印象受けるね、でっぷり感? 。
ATも比較的いい動きしている(キックダウンが遅いかな?)、通勤渋滞は楽だね。
3日間運転して、普段乗りにはこれ買うのもありかなとも思い始めていたけど、会社から秘密工場まで2時間半ほどかかって戻しに行く時に腰が疲れ始めた。シート悪くないけど、もっと包み込んでくれる方が好みかな。
秘密工場で代車返却の時に、この207オーナーは買って半年で降りてピカソに乗り換えたとかって聞きました。足回りが硬くてフランス車に乗っている気がしないと。確かにその通りというか、この当時のプジョーはアウディなんかのプレミアム対抗でワールドワイドというかドイツ的な品質を目指して乗り心地もドイツ的にした時代ですね。307もそうでした! 。
生粋のフランス車乗りには足回り硬くて、シートも硬くて、拒絶反応出たんだろうな〜って。ハンドリングはいいんですけどね。
車検上がりのクリオ2RSに乗り換えた瞬間にルノースポーツのスポーツシート(レカロ?)なんだけど、座り心地がいいのよね、なんともしっとり包み込まれるような感じで。
走り出してもうねるような絡みつくような乗り心地でこれがフランス車だよね。加速のトルクで回っていくようなF7Rの感じもフランス的。
ただ煩いね〜、普段は気になっていないけど、ロードノイズも室内に入り込んでいるし。時代だな〜。もう22年も前の車だから。車検場でも最近見なくなったね〜と言われたそうです。部品も入手難しくなりそうだし。
でも乗るといい車なんですよね。見た目は特殊じゃないけど、乗っているととっても特殊な車で、手組みのDOHC4気筒エンジンの楽しさを味わえます。山道でも軽快にリヤを滑り出させて走れるし。こんな楽しい車は珍しいですよね。それでいて近所の買い物にも使えるし、エアコンはなんとか効いているし(フランス車的に、日本車には軽にでも敵いませんが)。
何より速いのに乗り心地はフランス車してますからね。