ムレーナを手放してから3年で M530LX でマトラのオーナー復帰です。縁あって、捨てられそうなフランス車(マトラ)を引取る人いないだろうかとアルピーヌオーナーから声をかけてもらって、二つ返事で欲しいですって連絡して、数日のやりとりで貰う事になりました。
抹消登録してから40年近く放置? 、エンジン載せ替え必要か(キャブやマニホールド、カムカバーがない)とか普通は手が出ない状態ですが、写真を送ってもらって、想像するになんとかなるだろうと(知人が黄色いM530に乗っていて見ていたので)。
決まってから秘密工場に相談したら、すぐに仕上げようって、乗り気になってくれているけど、相当な費用がかかるのでなんとかしなくては。
実車を見に行って来ました。想像よりは綺麗な状態です。
それでも71年型? 、50年前の車ですからね〜。中学生になった時に初めて車に本格的に興味を持った1973年に最初に素敵だなと思ったのがアルピーヌA310とマトラバゲーラでした。その時に読んでいたカーグラのバックナンバーでマトラM530を知りました。その当時(1960年代の最後)にミッドシップの量販車ってロータスヨーロッパとマトラM530だけでした。フェラーリ(365GTデイトナ)やマセラッティ(ギブリ)はフロントエンジン時代でランボルギーニミウラだけがミッドシップでしたね。
マトラM530は60年代のレーシングスポーツの流れの市販車でフロントフェンダーの内側の逆R曲面とかいかにもフランスのレーシングカーって感じでした。
実際に触って座ってみると、とっても良いですね。大きさも手頃だし、アルピーヌA110よりは遥かに大きくて、ゆったりです。4名乗車(この車は登録2名)ですが後席は子供用。天井が左右別で取り外せます。
運転席からは左右のフェンダー?逆R曲面のエッジが見えます。ドアハンドルも特別ですね、窓のハンドルも軽量穴が空いていたりと乗用車とは違う感が満載です。
車体は鋼板のバックボーンフレームにFRPのボディが乗っているのは当時の軽量スポーツカーの典型ですね。当時のロータス(エラン)とかアルピーヌ(A110&A310)とかと一緒ですね。
持って来ても実際に動くまでそれなりの時間と費用がかかりそうですが、これからの楽しみです。