やっとピレリ P1を装着です(昨日のサイズ違いがあって)。
小林タイヤさんから連絡があって、再装着です。一昨年かな改装して綺麗になった店内です。
本当は作業エリアは立ち入り禁止なんですけど撮影させてもらってます。
作業は安いと思わせるほど丁寧というかプロの仕事、バランサーで45gとか出たら、一旦タイヤをビートから外して回して再装着で25gにしてからウェイト貼ってます(このホイールは歪んでいたから)。ほとんどは5gとか15g以内で組んでくれています。


ついでに普段は見えない足回りも撮影、右側が前です。
最初がフロイトでダブルウィッシュボーンですけどアップライトが大きめですね、当時はF1もこんなものですけど。ダンパーはアップライトの前でタイロッドは後方ですね、見えてないですがロアアームの付け根にトションバースプリングが付いていて、後方に伸びています。
リヤはセミトレーリングアームですね、ほとんどトレーリングアームに近そうですが。縦の断面が深いのが特徴的です。

今回装着したピレリ チントゥラート P1 (
CINTURATO を昔はチンチュラートと呼んでいました)
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/car/find-your-tyres/products-sheet/cinturato-p1#/overview
プレミアム系エコタイヤとの位置付けだそうです。(一部にはプレアム系スポーツタイヤとの話もありますが、P1だから最下位ではなくて、スタンダードのP4とコンフォートのP6の間という話もあります。ちなみにP7がプレミアムコンフォートでプレミアムスポーツはP zero で、スタンダードスポーツタイヤはドラゴンですね)
サイズから見ると所詮は乗用車用の普通のタイヤの設定のようです。
たかだか120PSのパワーにはこれでも十分で、HR規格も210km/h制限なので、最高速度が200km/hのムレーナ2.2にはジャストなタイヤかと。
値段は驚きの安さというか、このサイズは普通の乗用車用なのでアルピーヌA610に履かせる45扁平とかに比べると半値ですね。サイズ違いで値段の違いはありますが基本は1本1万円です。これに組み替えバランス調整(ボアなし)がついてバルブ交換と廃タイヤ処理で約5万円で追加でスペアタイヤの組み替えもお願いしました。
しかし実際の作業見ると作業量格安です。これで、どんな速度帯でも振動が全くでないのを経験すると、値切る気が起きません。タイヤ組み替えってプロの技術が必要ですから。

早速、乗り出してみるとあちこちから音が聞こえます・・・ 、つまりロードノイズが圧倒的に軽減されています。さらにハンドリングが直にタイヤ踏面やサイドウォールのたわみを実感できるようになります。これまでのタイヤがガチガチのサイドウォールだったのでしょう、踏面も経年変化で硬化していたものと思います。ついでに指定空気圧がフロント1.6でリヤが2.1(トランク積載時は2.5)なのにフロントもリヤも2.2でしたから、その違いもあると思う。
さらにコーナーで滑らせるとナチュラルにカウンターが当たります(タイヤの力で)。
タイヤって生き物だな〜って思いますね。タイヤのコストをケチるのは一番損が大きいと思います。
ついでに、ヤフオクで購入したアルファロメオ用のホイールにスペアタイヤ(旧フロントタイヤ)を組み込んでもらって、スカスカだったボンネットに装着です。
怖いことにバッテリーのハーネスをちょっと押しています(というかゴムスペーサーを入れたらボンネット閉まらなくなった。秘密工場で相談ですね。
装着終わって、いつものタイヤ交換後の簡易テストコース(鎌倉山から北鎌倉の尾根越え三つを走ってみて)、ハンドリングは路面を手で掴んでいるように感じることできます。多少抉りすぎの運転だったかも。若干ロールアンダー気味ですが、もっとペースあげれば後輪のアクセルコントロールできそうです。ピレリのチントゥラートP1ですが、今までよりはグリップ上がっています。パニックブレーキもタイヤロックしないくらい(古いタイヤではロックしてました)。フィールもしっかり伝わるので、これから攻め込んで鳴かせてみたいですね。
しかし圧倒的に静かなので高速道路走行はどうでしょう、期待大です(風切り音がせいだかもしれないけど)。
たかだか5万5千円でこんなに素敵になるなんて、投資効果絶大! です 。