無事、仙台赴任3年目に突入しましたが・・・・
実は私、仙台・・というか宮城県は、まるっきり縁が無かったというわけではございません。
何を隠そう、両親とも宮城県出身。二人して兄弟が多いので、親戚縁者は佃煮にするほどいるという・・・
母方の実家では、叔父さん(母親の兄)が、今でも元気に米を作っています。
先日、従兄弟の一人に電話をしまして、、、「米くれ。」と言ったらば、「種まきに来い。」・・・と・・・・・
てなわけで、行って参りました。母方の実家。ようは「田舎」ですな。
作業は種まき。「田植え」ではありません。
小さいパレットが並んでいるのが、確認できますでしょうか。2cmほどの深さのコイツに、土-種もみ-土の順に重ね、
ビニールハウスに運びます。これが思いのほかデリケートな上に重労働。
写真は土の入ったパレットに、叔父が水をまいている所です。これに種もみをまき、さらに土を被せるのですが、
「全てが均等」でなければなりません。これは、「そこまで?」という程気を使い、慎重に行われていました。
何年も作業を手伝っているハズの従兄弟2人も、水はまかせてもらえません。水流で土が片寄りでもした日には、
やり直しとなります。
道具を使って作業しますが、種もみをまく時点で、手作業で手直しを行います。
これが・・・後の田植えや、ゆくゆくの収穫まで影響するのです。しかも、作業の多くは中腰なので、ハッキリ言って
キツい仕事です。今ではもっと自動化された機械があるのかもしれませんが、うちは手作業主体でした。
お昼ご飯に出た汁物ですが、こちら・・・・人生初かな?猪肉でした。知り合いの猟師さんにもらったそうです。
今日、私が行くということで、とっておいてくれたらしいのですが、これが裏目?冷凍してあったのですが、若干の獣臭さがありました。(笑)
しかし、肉自体はなんか絶妙な歯ごたえといいますか、柔らかくはないのですが、決して硬いわけではなく。
さらに、出汁が素晴らしく、汁は凄く美味しかった。新鮮なのを是非食べてみたいです。
3時半くらいで全作業は終了。秋には5tのお米になります。
で、こちらが報酬。エリの助手席パンパンに詰まったお米・・・・この時に、そこはかとなく嫌な予感がしました。
ちなみに単一の畑から取れたお米は、とても美味しいです。店頭に並ぶ「いろいろな畑の米が混じった」物とは、一味も二味も違います。
行きも帰りも、勿論オープンで。
蔵王気持ちいいよ蔵王。(笑)
家に帰って、嫌な予感が的中。
米 び つ に 入 り き ら ね ぇ ・ ・ ・ ・
ま、ありがたい話なんですが。(笑)
これでまた暫くは生き延びられそうです。!!