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RCZ+レストア途上(マトラM503LX+ルノーメガーヌカブリオレ初代)
マトラ&アルピーヌ降りました(1055車嗜好=M552 + D503)
MATRA Murena & Alpine A610 turbo マトラ&アルピーヌ生活終わりました。
(昔はプジョー406クーペ + アルファ916スパイダーでした)

witten by 水玉のドラグ
世界中
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 二台持ちになって車趣味の世界が広がったように思います。免許持っているの一人なんだから、車は1台で十分じゃないと家族に言われて、2週間も口を聞いてくれなかったのに、2台目でお迎えに行ったら、いきなり綺麗じゃない!っと助手席に座って、走り出せば乗り心地いいわね~、オーディオの音もいいわねって。2台目持ってみればそんなものでした。

 最初に2台持ちになったのは今から11年ほど前の2011年でした。アルファロメオ916スパイダーが重整備で秘密工場にドッグ入りしてから3ケ月程の経過でお正月休みにスパ買ったお店でプジョー406クーペの売り物が出た、即買いでした。ルガノグリーンというもともと欲しかった色だったし。

 そこで2台乗りになって、オープンカーとロングドライブ用のクーペと言う一つある意味では究極に組み合わせと思っていました。(昔にお友達でメガーヌカブリオレとプジョー607という理想形の方がいたのもあるし)

 でも生産年代がほぼ同じ2台1997/1998で、メーカー(アルファロメオ/プジョー)の中でもそれぞれスペシャルな成り立ちの2台。デザインはエンリコ・フミアさんのピニンファリーナとダビデ・アルカンジェリさんのピニンファリーナで、なんと生産ラインが並んでピニンファリーナの工場で製造されていました。

 しかも乗り心地や操縦安定性もそっくりで驚いた覚えがあります。つまり見た目は違っても素性は同じ車でした。排気量は2Lと3Lと違っても加速の雰囲気は似てました。

 

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次に二台持ちになったのは、2016年でした。アルファスパイダーを手放してから、人生の終いの車と思って、アルピーヌA610に乗っていたら、お盆休みに見つけてしまった、マトラ! 。ムレーナがやってきて、アルピーヌ&マトラって、これもある意味では究極の2台持ち!! 。病膏肓に入るってところですよね。

 実は車の本格的に興味を持った1973年の自動車雑誌で最初に気に入った2台がマトラバゲーラとアルピーヌA310でした。それ以来いつかとは思っていましたが、2013年1月にアルピーヌA610に出会って、エンジン掛かったのは2014年4月でした。そして2016年8月にマトラ・ムレーナが納車されて、そこから整備で実際に普通な運転ができたのは9月でしたが2回目の2台持ち達成。今回はA610が1992年でムレーナはその10年前の1983年でした。

 時代は違いますが、アルピーヌはA610が最後(その後に復活アルピーヌA110(2代目)が出ました)、またマトラもスポーツカーとしてムレーナが最後(ランチョはオフローダーというかSUVの先駆けというか)なので、この当時はある意味アルピーヌ&マトラの最終形の2台持ちという至極でした。

 乗り味も加速性能に違いはありながら、シビアなハンドリングでフレンチスポーツカーの真髄でした。高速コーナーリングでアクセルワークで思うように姿勢変化できる車でしたね。

 排気量は3Lターボと2.2Lですから違いはあるにしても、運転姿勢は全く一緒で足をまっすぐ前に投げ出すような姿勢はピュアスポーツカーそのもの。助手席の女性にはヒールがある靴だと座りにくい迷惑な車だったかも、家人には両方とも乗り降りしにくい(頭ぶつける)、腰が痛くなると不評でした。

 

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 そして今回は2020年5月に昔乗っていた黄色いメガーヌカブリオレ を見つけて・・・ 、まだ今現在エンジンかかっていないですが、クリオ2RSとの2台持ちです。乗れる様になるのは2021年ですかね。

最もクリオRSはアルピーヌのデュエップ工場で手組みの2LのDOHCエンジンなのに、メガカブはルノー量産の1.6Lエンジンですけど。

 サイズもクリオとメガーヌって微妙に大きさ違いますけど・・・ 。でも似たような2台ですね。カッ飛びクリオ2RS(ルーテシア)とゆったりメガカブ(初代)ですけど・・・ 。どこか似ているハンドリング? 。乗り心地(硬さは違っても)も似通っているし。

 

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3回の2台持ちともどこか同じ様な2台持ちになってしまうものですね~。その時に求めているものが一緒なんですかね? 。

 

 お友達を見ると、奥様用ではなくて、自分用の2台持ち(通勤用を除く)を見ると、ベンツGクラスとアストンマーチン(オープン)とかシトロエンC6とルーテシアとか違う組み合わせに乗っている方が多いですよ。中にはアルファロメオ164とプジョー406クーペと言うほとんど同じ車に乗っている方もいますけど(本人は全く違う車と思っているだろうけど)。

さらに3台以上お持ちの方になると違う車、同じ様な車も増えてきて似ているかどうかなんて言えなくなってしまうものですが。

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2002.09.16 -------メガカブ3------- タイヤ&ホイ-ルを変えたのでインプレッション3です。
黄色いホイールで紹介しているようにホイールを16V用(スピ-ドライン製)の16インチにタイヤをミシュランのパイロットスポーツSX-GTの195/50-16に変えました。ようやくエコタイヤから脱してスポ-ツコンフォ-ト仕様になりました。
 音(ロードノイズ)は若干増えましたが低音側に振れたのでそれほど気になりません、カーオディオのボリュームが変化していないので栄教がないことを確認できています。乗り心地はそれほど悪化していません、多少は硬めになったのですがショキリした感覚程度です。
 ハンドルを握った感じは激変しています。従来と比べ路面フィーリングがダイレクトにハンドルに伝わってきます、多少キックバックは強めになっていますがタイヤのユニフォーミティが向上しているので、よりタイヤが回っている感覚が素直に伝わってきます。

 早速箱根にタイヤテストに出かけた時はあいにくの小雨、路面フィーリングは雨でも素直に伝わってきます。
 ブレ-キング性能はエコタイヤからスポーツコンフォートに変ったことで30%位向上した印象です。エコタイヤの時はどこまでブレーキを踏んで効いているのか分かりにくかったのがブレ-キング感覚とペダルの踏力が一致してきました。ブレーキラインにエアが入っていたような不信感が消えました。ブレーキングでの早期のABS介入も無くなりつつあります。ただ下りの荒れた路面でのブレーキングはABSの介入とタイヤの暴れが重なると想定以上にブレ-キング距離が伸びてしまい驚きます。
 コーナリングもエコタイヤからスポ-ツコンフォ-トタイヤに変ったことで安定が増しています。コーナリングスピードはスポ-ツ走行が可能なレベルに上がっています。平均速度は30km/h以上の向上です。
 基本的にタイヤが変ってもコ-ナリング特性は変らないようです。

 その後、晴天でのタイヤテストで乗鞍エコーライン~乗鞍スカイラインそして阿房峠と走ってきました。
 晴天でのメガーヌカブリオレはスポ-ツコンフォ-トタイヤは絶対的なグリッップ向上の恩恵に浴しています。コ-ナリング姿勢の安定もエコタイヤとは比べ物にならないくらいであり、タイヤ自体の捻れも減少していることもありリニアなハンドリングとなっています。
 心配していたタイヤのグリップ増大によるシャ-シの捻れもほとんど感じられません。逆にタイヤの変型が減ってサスペンションが本来の動きを取り戻しやような印象を受けます。
 ただタイヤが変ってもシャ-シの基本性能は変らないようです。高速コーナー(3速)から中速コーナー(2速)では弱オーバーですが低速コーナー(1速)では強めのアンダーステアです。特に登りの低速コーナーでのドアンダーは防ぎようのないものです。下りではブレーキングで強めのアンダーステア程度までに押さえることも可能ですが... 。フロントヘビーのFF車特有の低速コーナーでのアンダーステアは車体レイアウトから来るものでどうしようもないようです。

 実際に走った後のタイヤを見るとフロントタイヤだけでなくリヤタイヤもタイヤサイドのミシュランの文字の半分まで接地しています。これはエコタイヤでは見られなかった現象です。中速コーナーでのリヤの緩めのブレークがきれいにリヤタイヤのグリップ限界まで利用したうえでトレーリングビーム方式のサスペンションによるロ-ルオーバ-ステアになっているようです。
 改めてスポーツコンフォートタイヤを装着したメガーヌカブリオレのインプレッションを絶対評価で試みるならば1.6L110PSのカブリオレとして動力性能は平均的ながら低速から中速までのトルクが比較的に厚く、ドライバビリティに優れています。カブリオレとしてのシャ-シ剛性は充分でダ-ト以外でのスカットルシェイクもなく、特に幌収納部分をトランク内に構成している鉄板の追加でリヤ剛性が向上しているせいかリヤタイヤがスム-ズな挙動を示します。フロントに関しては若干の剛性不足を感じますが、乗用車としては充分なレベルであり、将来ストラットタワーバー(特殊なワンオフが必要となります)を装着すれば改善されることでしょう。
 フロントヘビーのFF車ですので低速コーナーのドアンダーは手の打ようがありませんが中速~高速コーナーでは安定した弱オーバー(ロ-ルオーバーステア)傾向を示し乗りやすいものです。
 ブレ-キ性能もカブリオレとしては充分な性能を発揮し、雨天でも心配する必要はありません。若干ABSの介入が早めですがタイヤがスポーツコンフォートタイヤのグリップを示せば適正な介入に気持ち早い程度です。
 乗り心地はフランス車そのものであり、カブリオレとしては最優秀に近いと言っても過言ではないのではないでしょうか。ユ-ノスロ-ドスター等より遥かに快適です。もちろんウインドデフレクターを装備しないカブリオレですから風の巻き込みはありますが、4座の前席に座っている限り気にならないレベルです。80km/hを超えるとサイドウインドウを上げることが望ましいですがそのまま140km/h程度までは加速可能です。160km/h以上出すには幌を閉める必要性があります。幌を閉めれば198km/hまで加速が続きます。高速での直進性も充分で安心して高速道路の走行が可能です。  最近のCCやSLK/SLのようにフロントウインドウをドライバーの頭の近くまで持ってくると運転中にオ-プンの開放感を味わえないのですがクラシックとも言えるメガーヌカブリオレのレイアウトは実に快適なオ-プンマインドを与えてくれます。三角窓があるのも役立っているように思えます。特にサイドウインドウを下げている時の適度な風の巻き込みはまさにオープン満喫! 。オ-ディオを消して静かな排気音だけで虫の声や小川のせせらぎを聞きながら走る高原の道は最高の贅沢を堪能できます、これぞカブリオレライフ。
 実際にカルマン社製の電動幌の出来は最優秀です。雨漏りがないのは驚きなのですが高速でのばたつきもなく、毎回パンと張られるのには感心します。開閉時間が25秒とは最近の感覚からいうとちょっとかかり目ですがトノカバーの動きも含め凝った方法(収納時に幌の内張りをテープやワイヤーで引っ張って折れないようにしている)での幌収納方法を考えると早いと言えます。また最後の手動でのロックも1ケ所だけの操作でルーフ2ケ所のロック用の爪が操作されますし、その固定はがっちりしているだけでなく、風の吸い出し音も発生しません。立派というより驚異です。
 もっともリヤウィンドゥはガラスでなくビニールなので幌を閉めている状態での後方視界は悪いです。高速道路で白黒の車や覆面に追跡されていないかの確認は容易ではありません。駐車場でも斜後方視界がないので後ろを振り返ってのバックはかえって危険です。ミラーで確認する方が安全なのって不思議です。さらにはリヤエンドはハイデッキタイプですのでオープンで後ろを振り返ってもバックが難しいのは困り者です。
 幌関連での話しだとオープン時にウインドゥウォッシャーを使うと大変です(^^; 。停車している時にはフロントウィンドウの上から霧雨状の水滴が多少降る程度なので笑えますが、走りながらウォッシャーを使うと悲惨です。速度によりますがワイパーが掻き集めた汚れた水が三角窓まで流れて回り込んできます。その後側面の風に吹き飛ばされて三角窓から室内に吹き飛ばされてきます。ちょうど太股からドアポケット辺りに落ちてくる汚れ水には閉口です。
 ついでに雨の日に駐車しているとリヤクォーターにあたる幌の部分から汚れた水がボディサイドに排出されます。けっこう汚く見える汚れが付き雨上がりに一番に掃除しなければいけなくなります。同様に使いもしないドアのキーホールからオイル混じりの汚れが流れ出すのは困ったものです。

 欧州のカタログを見るとウインドデフレクター(4座の後席を覆いつくし前席の直後にガラスの衝立がある)がオプションで準備されているようです。日本には入ってきていませんね。もっとも欧州仕様だと総皮張りのメガーヌカブリオレが皮の色で4色も存在していたようですが、これはモデル末期の販売促進ヴァリエーションなのでしょうね。

 快適性という意味ではエアコンも十分に効きますし、三層構造の幌を閉めれば外部の音の侵入も少なくなります。雨が幌を叩く音も静かです、もちろん骨が入っているところは多少音が大きめですが、これも金属屋根に比べて大きく聞こえることはありません。ただ幌を閉めているとタイヤハウスから聞こえるロードノイズが若干大きくなる傾向があるようです。
 シートは典型的なフランス車ですがカブリオレはスポーツシートのセミバケットタイプがついています。確かに高速コーナリング時には太股のサイドを支えてくれるので便利なシートですがもう少しソフトなフランス車特有のシートでも良かったかな~と思えます。尻の部分のクッションが思いのほか薄いのかある程度の時間(4~6時間以上)乗るとお尻の一部が疲れて座り直すことがあります。将来的には椅子の交換を検討する方がイイかもしれないですね。
 シート自体は座面の高さ調整、座面前方の角度調整、シートバック調整、ランバーサポートと後席乗込み用の倒し込み機構と盛り沢山の機能です。ただシートバックの角度調整がドアと反対側に付いているのでほとんどの人が戸惑うようです。また普通のシートバック調整位置にある座面高さ調整レバーはドアを開けていないと事実上操作できないの不思議です。
 リヤシートは特殊な形状をしています。カブリオレ特有で幌の開閉で巻き込まれないように肩と頭を取り囲むような印象をうけるデザインです。多少シートバックが立ち気味ですが座っていると自然な感じです。足元は最小限度で足を組むことは出来ません。でも横に向きをかえることは可能です。幌を占めていても幌の内側が明るいグレーのために後席でもそれほど閉息感を感じないのは立派です。もちろん後ろ席に3人分のシートベルトが装備されているのは助かります。
 オ-プンの時に後席に乗るのは気分がイイのですが前席の会話に加わるのは困難です。後席の声は前に聞こえるのに前席の会話はほとんど聞き取り不能です。サイドウインドウを上げても後席には風の巻込みが激しいのでどうしても中央よりに座るようになります。旅行先の現地でのちょっとした買い出し等には後席も楽しいですが、4人乗っての旅行は幌を閉めていかない限り後席住人に不評になるでしょう。

 シートのヘッドレストが2分割になっていてパックマンが下を向いているようにヘッドレスト前方を前(前方上)に回転させながら引き出せるのは最初は奇妙に感じますが、慣れると頭のサポートに使うようになり快適装備の一つです。
 乗り心地は前記したように快適ですが、メガカブ1のインプレッションで報告しているように椅子には伝わらない振動がドアポケット(肘掛け)には伝わっています。フロアに振動がほとんどでないのは秀逸です。カブリオレ用にフロアの強化が行われているのでしょうか? 。旅行鞄(ゼロハリバートンのハードケース)をリヤシートの足元においてもビリビリ音がしないのは助かります。サイドシートの足元に置いた傘も振動しないようですし、振動対策は十分です。ただグロ-ブボックスの中は振動が出やすいようです、硬めのモノを入れる時には布で巻く必要があります。

 ラゲッジスペースは以外と広いです。見ためよりずっとトランクスペ-スは広いですし、トランクスペースの1/4を占める幌収納スペースも邪魔にはなるもののハイデッキなリヤエンドの造形のおかげで充分な収納スペースを確保しています。さらには長尺モノのために後席中央のアームレストがトランクスル-になっています。もっともこれはスキ-専用でスノーボートは通らない寸法です。実際に荷物を積む時は後席足元にハードケース、トランクにはソフトケースを収納しています。トランク右サイドにゴムの荷物固定バンドが装備されていて常備する小物類が入っているバッグを収納出来るのは便利です。

 カーオーディオは書いているように交換済です。特にメガーヌに装備されているフィリップスのヘッドセット(古いのはカセットとFM/AMのみ、新しいのはCD付き)は新旧どちらも音が残念な状態なので交換をお勧めです。せっかくの6スピーカーがヘッドセットの影響で効果が消えています。ほとんどのオーナーの方にとってはハンドルポストに生えているオーディオコントロールが使えなくなるヘッドセット交換は決断に至らない選択だと思います。しかしその効果は絶大です。カブリオレだとついでにオーディオのスイッチ入れてもラジオのアンテナが伸びなくなります(ラジオを選択した時のみ伸びる)。これは高速道路等で空気抵抗が減ってとっても素敵な副次効果です。

 変なところで最新式の電子装備を備えているのもメガーヌのフェーズ2の特徴です。オーディオコントロールのデジタル表示板がメーターナセルの車体中心線上にあるのは御愛嬌として、メータークラスターの中心にドライブコンピュータが装備されています。総走行距離、トリップメーター、燃料消費量、燃費(L/100km)、瞬間燃費、(燃料補給後の)走行距離、燃料消費量、走行可能予測距離、平均速度が順番に表示できます。こういう装備があるとついつい燃費に目がいってしまいます。平均燃費は日本式にいうと9~13km/L位、高速道路だと15km/L、幌閉めてゆっくり走ると最高20km/Lまで向上します。ただ乗鞍エコーライン等1速全開で走り回ると5km/Lまで低下します。ハイオク指定ですが燃料代は安く上がると言えるでしょう。エアコン使ってもあまり燃費が悪化しないのは助かります。その後独自に入れた(ニューテックディビジョン社のコンプブーストNC-200)エアコン添加剤のせいでエアコン使用時のパワーダウンが少ないのも朗報です。

 メガ-ヌの弱点はヘッドライトが暗いことでしょうか。HIDに交換している人やハイパワーバルブに交換している人が多いのは事実のようです。アーシングでヘッドライトまでアースを延ばすと明るくなるとの情報がありますが、バンパーを外さないとアースをヘッドライトユニットまで延ばせないので大掛かりな作業になるようです。


 しかしメガーヌカブリオレに乗っていて何が嬉しいかといえば、一番充実感を感じるのはそのデザインではないでしょうか? 。
 パトリック.ルケマン指揮でのメガーヌデザインは有り体に言えばフォ-ドト-ラスの影響を受けた卵型&逆R曲面多用の90年代の流行を取り入れた貴重な欧州車デザインです。当時既にルノーデザインはエスパス、トゥインゴとモノボックスデザインに入りつつあったのですがサフラン、ラグナ、メガーヌそしてクリオ(ルーテシア)は独特なデザイン要素を取り入れながらセダンデザインを継承していました。そしてメガ-ヌのデザインはその中でも一番エキセントリックに卵型&逆R曲面を採用しています。
 フェーズ2でフロントエンドデザインこそ日産に似た簡略化されたデザインになりましたがフロントフェンダーの外側の峰やドア下側には驚くべき逆R曲面が取り入れられていますしヘッドライトデザインからインテリアのベンチレ-タ-形状そしてドア内張りのアームレストの張り地の切り分けまで意図的に卵型形状がモチーフされています。
 インテリアデザインは一見プジョーの406を思わせるようなメ-タ-ナセルをしていますが、中身は独特なものです。メ-タ-パネルそのものはクリオと共通ですがその全体の雰囲気は中型車のものです。シ-トの張り地が車種や時期によって変っているのも面白いものです。オーナーズクラブのメンバーで集まるとインテリアの覗きっこが始まります。
 全体のシルエットは極端なウェッジシェイプでその特徴的なハイデッキはひときわ高いものです。当時有名だったアルファの155のウェッジよりも実際には際立っています。
 カブリオレの場合だと黄色は黒の幌、シルバーは青い幌、そして赤は赤い幌とそれぞれ考えられたカラ-コ-ディネ-トであることも嬉しくなってきます。カブリオレのデザインですと4座でありながら小さめの幌で流麗なク-ペ形状になるのは驚きです。同サイズのスタイリッシュなプジョー306のカブリオレが幌を被ると途端にそのデザインが破綻するのと好対照です。
 細かいところで差異化されているのも驚きます。フェ-ズ2で同じフロントデザインのハッチバックとカブリオレのフロントのエアスクープの形状がハニカムと横バーだったり、リヤランプの形状が同じクーペとカブリオレでコンビネ-ションランプやナンバーカバーの色分けが違ったりと言った具合です。細かいところへの配慮というよりもこだわりに近いような部分に驚かされます。

 もちろん日本での価格が同クラスよりも相当安いのも嬉しい誤算です。

 これほどイイ車が何故売れない(欧州ではフランス以外でもゴルフに続く売り上げNo2なのですが)のか不思議です。車自体は素晴らしいものです。もちろん日本だとオートマが壊れる? 、サイドウィンドウが外れる? 、イグニションコイルが死ぬなど信じられない持病も持っていますが、そういう部分ではなく販売系列の弱さが致命的なのでしょう。買いたいと思っても近くに販売店もサービスポイントもない、結局チャネルの未整備が売上の伸びない最大の理由でしょう。

2002.12.21 -------ウィンドデフレクター-------
フランスからクリスマスプレゼント到着って、実は手配していたウィンドデフレクターが3週間かかってやってきました。AGRの会場でルノー小平の支配人に相談したら入るでしょうとのことでメカニックの鈴木さんが手配してくれました。フランスではルノーの純正オプションで販売されているものですからルノージャポンに型番登録して入荷させたもののようです。これで輸入の道筋は確立されたはずですからメガーヌカブリオレ乗りの皆さんは注文すれば入荷するはずです。

装着は簡単です。立っている網の部分をスプリングで車体にはめ込み(はめ込む凹部は最初から後ろ席側面にあります)、後席を覆うことになるメッシュの布を引っ張るヒモを後席シートベルトの穴を通して幌収納部分に引っ掛けるだけです。それと外したウィンドデフレクターを納めるためのゴムストラップをトランクの幌収納部分の天井(収納ボックスの底)に取り付けて終了。慣れると5分の作業ですね。(今回は初めての作業で解説のない絵だけのマニュアルを見ながらの試行錯誤で1時間はかかったんですけど。しかしフランス語の解説も問題があるし英語の解説も面倒なのでワールドワイド対応で絵になっているんでしょうが、やってから見ると納得の絵による説明も初めての時には分かりにくいものです。)

ウィンドデフレクターは実はカブリオレやスパイダー(ロードスター)には必需品と言われています。ポルシェのボクスターやアウディのTTで良く見かけますね。ネットでウィンドデフレクターを見ると国内ではユーノスロードスター(ミヤータ)やMR-Sそれにビートに装着しているの記事を見かけます。苦労してお手製のものを試作している記事も多い。また一般用(メーカーオプションではなく)として各社向けに市販されているものもあります。OPENの逗子オフを主催している方の前の愛車だったサーブにも取り付けているのは一般用のサーブ専用品です。http://homepage2.nifty.com/saab93/saab/carmframe.html
自動車雑誌の記事を読むとウィンドデフレクターの効果は絶大と言われています。デフレクターがあれば室内は小風がそよぐ程度とか頭の天辺に風が当たるだけとかオープンじゃないみたいとかまで言われています。(確かにタルガトップと構造そっくりになるのかも)

実際にメガーヌカブリオレに装着して走ってみました。まず装着した状態で運転席に座ると驚くのはルームミラーの視界をほとんど妨げないことです。ウィンドデフレクターを立てると後方視界がなくなることが多い(幌のビニール+黒い網で事実上見えなくなる)らしいのに、流石メーカーオプションだけあってリヤデッキはウィンドデフレクター越しになりますが、ルームミラーから見ると幌のリオヤウィンドウには全くかかっていません。また走行中にミシミシ、ギシギシ音がしないのも驚きです。
街中をオープン状態で走ると何の効果も問題もありません? 。効果がないんじゃなくて風の影響(巻き込み)が全くない状態です。冬場は寒いのでサイドウィンドウを上げて走ることが多いのですが、この状態だとほとんど風の巻込みが発生しません。サイドウィンドウを降ろすと横からの風が入って来ますが、普段なら後席から巻き込んだ風がフロントシート同士の間を通って入り込んでくるのですが、それがほとんどありません。当然のことですがヘッドレスト周辺からの後ろからの風の巻き込みも押さえられているようです。あまりに風の巻込みがないのが自然で、装着の効果を疑ってしまう程です。(とっても無駄な高い買い物(7万6千円もするんですよ部品だけで)をしてしまったかと後悔し始めてしまう程です。)
あまりの効果の実感がないので街中を出て、速度を上げてみると驚く程の効果です。幌を開けたままでサイドウィンドウを上げて高速道路に入ります。(普段でも80km/hを超える時にはサイドウィンドウを上げて走ります。)遵法速度で今までなら後ろの席から巻き込んでくる風で室内はあおられます。シートに置いた紙等は吹き飛ばされる程なのですが、本当に風がそよぐ程度、帽子がなくても髪がグチャグチャになることもありません。高速道路の流れに乗っても同じままです。
テストコースで実験しても170km/hまで問題ありません、多少頭の天辺が風でなぶられる程度です。ウィンドデフレクターがなければ165km/h以上は出す気がしないだけでなく暴風雨の中にいるような状態になるのですが、多少風があるかな程度で連続走行可能です。ドライタイヤであればおそらくオープン状態でも190km/h程度まで加速できるのではないでしょうか?(幌閉めても200km/hしかでないのに)。
ハイスピードまでは出さないにしても高速道路の流れにのる程度でも効果が実感できます。なによりオーディオの音をいじる必要ないくらいに静かなまま高速道路走行ができるほど風を押さえてくれます。リヤシートの荷物が巻き上げられるんじゃないかと心配しなくてすむのも利点です。
カブリオレ乗りには必需品です。特に女性なら髪の毛の乱れを気にせずに乗るためにも絶対必要です。

メガーヌカブリオレにはロードボックスという2座席へのコンバートキット(ちなみに35万円+塗装代)も用意されているので、そちらとの比較も知りたい方が多いと思いますが、ロードボックスはリヤシート外さないと装着できません。当然ですが旅先で外して4名乗ることは不可能です。ウィンドデフレクターの解説書にロードボックス装着時の取り付け方法もの載っています。つまりは効果は別物で風の巻き込み防止にはロードボックスにもウィンドデフレクターがいるってことですね。

ウィンドデフレクターに関しては
カブリオケア http://www.cabriocare.nl/
↑ここのWinddeflectorのworkingにゴルフカブリオレのウィンドデフレクター有無の風洞実験が出ています。
http://www.fancycars.nl/wind2.htm
↑各社向けのウィンドデフレクターを市販しているようです。
http://www.fancycars.nl/windpics/Wmegane.htm
↑メガーヌ用ですがメーカー純正とはちょっと違うみたい
  winddeflector4.jpg

2002.08.24 -------黄色ホイール-------
4輪テンパータイヤ装着しました(^^) 。
いえいえ、念願のホイール&タイヤ新調です。それもなんと黄色いホイ-ル装着。

実際に黄色いホイール捜すと物凄く少ないのです。白色やゴ-ルド塗装はそれなりに選択肢があるのですが黄色となると極端に少なくなります。輸入物だと限定品ばかりで入手困難。国産だとレイズのボルクレーシングTE37が特注色指定で3千円アップで入手可能ですが注文生産で納期が1ヶ月半から2ヶ月待ち。あとはSSR(クランツ)でもあるのですが... 。

結局地元のタイヤ屋さん有限会社小林タイヤ商会に相談するとホイールの塗装を板金屋さんでしてくれるところを紹介してもらいました。
ホイールも塗装可能ならとOZのボルケーノとかオプティマを検討していたのですがメガーヌオーナーズクラブの友人がメガーヌ16v(2L16バルブ仕様)の純正ホイールと標準未使用タイヤを譲って下さることになり純正16インチホイールに塗装することとなりました。結局従来の15インチホイールもスノ-タイヤ用として一緒に黄色に塗装してもらうこととなりました。(料金は8本+8本分センターキャップで6500円/1輪と安価にしていただけました)
黄色もmyメガーヌのボディ塗装色のサンフラワーイエロー(ちょっと赤みがかかったヒマワリの黄色)となりました。ルノ-純正のタッチアップペイント塗料があったのでそれで色合わせして、ボディとぴったり同じ色です。
ホイールの塗装は本当は表面をサンドブラストかサンドペーパーで擦らないと剥がれやすいのではないかと心配されましたが、新品同然のホイールのおかげでそのまま塗装可能となっています。実際の塗装は表面だけ、つまりタイヤが装着されるリムの内部部分はそのままとなっています。しかしスポ-クを通して見えるホイール内側はきれいに色が乗っています。見た目は黄色いホイールそのもの。タイヤ屋さんもあまりにきれいなのでホいールバランスのウエイトをホイール内側に装着してくれたほどです。

装着した感じは驚くほどピッタリ(自画自賛)となりタイヤ屋さんがこれはアリだなと驚いていました。これにてボディと黄色と幌の黒に、ホイ-ルの黄色とタイヤの黒がぴったりコ-ディネ-トされました。

今回ついでにタイヤもメガーヌ16v標準のミシュランパイロットSX-GTの195/50-16となりました。従来のコンチネンタルCPの185/60-15がエコタイヤであったのにミシュランの一つ前のカタログモデルのスポ-ツコンフォ-トタイヤとなっています。パターンは矢羽型の組合せといった印象です。幅が10mm拡がっただけですが形状に違いもありけっこう太いタイヤの印象を受けます。(左がコンチネンタル、右がミシュラン)

タイヤ&ホイ-ルの重量はなんと旧型(15インチ)が14kgだったのに対して新型(16インチ)は18kgと4kgも重量アップとなってしまいました。やはりホイールのインチアップはバネ下の重量増加となってしまいます、これは残念。原因はやはりホイールの重量増でしょう。ただ純正16インチホイールはイタリアのスピ-ドライン製(刻印がセンターキャップに隠れるところにありました)でありバランスは非常に優れている(タイヤ屋さん談話)とのことでした。実際にホイールバランスで取り付けられたウエイトはホイール内側にもかかわらず(外側装着の7割り増し位になるそうです)25gが3輪と40gが1輪でした。

装着の翌日さっそく箱根でタイヤ&ホイールの走行性能チェック。あいにくの小雨模様でドライグリップは分かりませんでした。
一番気になるタイヤ騒音は若干低音側に振れた感じで多少耳につきますが、これは慣れの問題レベルかもしれません。騒音の絶対量はそれほど多くない感じであり、エコタイヤからスポ-ツコンフォ-トに変えたことを考えればほとんど変らない許される範囲内でしょう。オーディオのボリュ-ムが変らないことから同レベルとしていいのではないでしょうか。
グリップは中速コーナーでは圧倒的に改善されています。昔のシトローエンBX当時のコーナリング速度に戻れる感じです。エコタイヤで70km/hで回っていたところは90km/hで安心して回れるようになりました。低速コーナーでは相変わらず極端なほどの「どアンダー」が続いています。晴れた時に再度チェックが必要そうです。
ブレ-キング性能も多少改善されたようです。旧型で常時ABSが効いていたのに新型ではハンドル切りながらのブレーキングで初めてABSが介入するようになりました。
バネ下重量のアップはやはり感じます。西湘バイパスの目地段差で特に後輪が今まで以上に動く感じが伝わって来ます。これはタイヤのケ-ス剛性アップの影響もあるとは思います。またコ-ナリング中にタイヤ&ホイ-ルガ動いている感じが今まで以上に伝わってきます。こっちはもしかするとタイヤのグリップ向上でサスペンションが今までよりも動いている可能性もあります。ホイールのインチアップで偏平率が60から50になったせいとタイヤの剛性アップにより今までタイヤサイドがよれていたのがより正確にタイヤの動きをサスペンションに伝え始めている可能性もあります。

ただミシュランのパイロットSX-GTというスポーツコンフォートタイヤはSタイヤ(サ-キット走行用)みたいなウルトラハイグリップタイヤではなく適度なスポ-ツ性と快適性を狙ったタイヤであり、気持ちペ-スアップできる標準タイヤのイメ-ジですね。(もっとハイグリップかと思っていたので拍子抜けです。昔のミシュランのXASのイメージだと考えるとこんなものです)。

箱根で撮影した黄色いホイール装着したメガーヌ画像を御贈りします。

もうFF乗りを14年も続けているのでアンダ-ステアがでるのをタックインで内側に向けたり、コ-ナ-立ち上がりでパワーをオンオフして膨らむのを防止しながら加速しておりますが、山道に登りで1速の全力加速をするようなヘアピンでの加速性能の悪さは絶望的です。
メガーヌカブリオレは1.6Lの110HPですからまっすぐは知っている分には車重の軽さもあって充分な性能ですが2速でまわる中速コーナーではタイヤの発生するコーナリングフォースに負けてブレ-キングが終わって回り込む間にみるみる減速していきます。立ち上がりも4000rpm程度だとコーナリング中は加速していきません。もっとパワーをと言いたいところですが、音がうるさくなるのは嫌だし、エンジンの振動が伝わってくるのは嫌だし... 。オーナーズクラブの話しでは以前2.0L16v仕様が輸入されたことがあるそうですが。
とりあえずは今のタイヤの限界性能を引きずり出しっ放しで走れるようにコ-ナ-リング感覚を昔に戻さなきゃ。BX時代のコ-ナリング感覚を取り戻すのは来年春だろうか(^^; 。

最後に悲しい問題点、ブレ-キダストによる汚れです。輸入車のブレーキパッドは効きを優先して多量の金属粉を含む粉が発生します、というかブレーキから吐き出します。当然ホイールに多量に付着してしまします。輸入車の特にフロントホイールが茶色くなっているのはこのせいです。
黄色いホイールなんて明るい色にするとブレーキダストが付着することによる汚れがとっても目立ちます。なんとフロントブレーキだけでなくドラムブレ-キのリヤも結構ダストが出ていることが判明、悲しい。
ブレーキダストの出が少ないブレ-キパッドも社外品であるのですが、ブレーキディスクの消耗が激しくなるそうです。それよりなによりドラムブレ-キ用ってないみたいだし。

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 以前は新古車(ディーラー展示車)納車だったので、購入契約時にディーラーからカタログを事前にいただいていたけれども、2年前の引っ越しの時に処分しちゃったのよね、まさか乗ることになるとは思っていなかったし。
ヤフオクで探してきれいなカタログが届きました。メガーヌ全体?(セニックを除く、クーペもなかった)のハッチバックとカブリオレのカタログです。カタログ見ると懐かしいですね。
当時はリヤシートカバーの樹脂のオプションパーツもあって、ごく一部の人が購入したようです。せっかくの4人乗りなのに、当時は躊躇したものでした。その後にフランス本国からウィンドデフレクターをルノー小平さんにお願いして取り寄せて、それがきっかけで日本での部品番号がついたそうですけど・・・ 、私の後にウィンドデフレクター購入した人いたんだろうか? 、見たことないんですよね。

 catalog1 20200530.jpgcatalog2 20200530.jpgcatalog3 20200530.jpgcatalog4 20200530.jpgcatalog5 20200530.jpg
当時はクーペ16vもあり今で言うRS(ルノースポーツ)です、名機F7Rエンジン搭載ですね。

カブリオレは当時は黄色と赤とグレーで、間違いで入った濃紺が1台だけいました。台数的には新車当時はグレーが多く入ったのかなとか思っていたのですが、オフ会などで会うのは赤が多かったですね。で、一番少なかった黄色が現段階では一番多く生息しているみたいです・・・ 、他にはあまり知らない。

カタログ見ると懐かしいですね〜、エンジンも1.6Lの普通のものですけど、乗ると意外と良かったんですよね。インマニ風の樹脂モールドもいい感じでしたね。

あ〜早く乗れるようにならないかな〜。
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やっぱり買っちゃいましたメガーヌカブリオレ初代、昔乗っていた車を買うのは初めてだな〜。1台所有なら絶対に買わないけど、2台目にならいいかと。
とりあえずエンジン掛からない車なので、陸送手配でフランス車専門の秘密工場に直行です、その前にお金払って書類を車に積んで。
rikusou1 20200521IMG_2414.jpg

朝10時に現地集合で車屋さん+お客さんと陸送をお願いした自動車ライターの中込さんと私の4人で。いきなりバッテリーどこだろから始まって。バッテリー繋いでも電気来なくて、車からジャンプケーブルで、ようやくATセレクターをパーキングからニュートラルして駐車場から押し出して! 。
ウィンチで引っ張りながら積車に搭載です。
rikusou2 20200521.jpgrikusou3 20200521.jpgrikusou4 20200521.jpgrikusou5 20200521.jpg
中込さんはミッレミリアの伴走とかもしているので、動かない車の積み込みも手馴れたものです(大変なんだけど)。

さあ、これで秘密工場で動くようになるのかどうか、どの位の費用で動き始めるのか、趣味の2台目の始まりですね。

2台体制になるのですが、とりあえず先週末に2台並べてみました。
 メガーヌ初代は3ナンバーだから車幅はあるけど、クリオ2とほぼ同じ大きさなんですね、びっくり。
 データで見ると  全長 x 全幅 x 全高 x ホイールベース
メガーヌカブリオレ 4080 x 1720 x 1360 - 2470  
ルーテシア2 RS   3770 x 1679 x 1410 - 2475

nidaitaise1 20200517.jpgnidaitaisei2 20200517.jpgnidaitaisei3 20200517.jpgnidaitaisei4 20200517.jpg

今日は会社のお休みもらって納車というか、買取したのですけど、実は誕生日。まあ、こういうご縁の車なんでしょうね。
せっかくなのでランチに鰻、四季の詩というお店、初めてだけどフワフワのうなぎ美味しかったです。ランチで格安だったし。
unagi6 20200521.jpgunagi8 20200521.jpg
さらにケーキ食べなさいと言われていたので、鰻屋さんの近くで見つけたグラン・クリュ、むちゃくちゃ美味しそうなケーキです。
cake9 20200521.jpgcake10 20200521.jpgcake11 20200521.jpg
実際に食べた最高!、ガトーショコラは濃厚、本日のブーシェは酸味と甘みの混ざり具合に陶酔します。
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昔乗ってたメガーヌカブリオレの購入記を探していたら出てきました。

2002.03.02 -------メガネ屋根なし予約-------
 いよいよ次の車決まりました(^^; 。メガネです。
 RENAULT MEGANE CABLIOLET です。99年型のルノーメガーヌカブリオレの黄色に決定しました。前回御報告していたようにルノーのセニックを試乗に行ったら好きそうなのが入るよって言われてしまって。
 早速試乗をお願いして取り寄せてもらいました。
 4人乗りのカブリオレで幌は電動で収納できます。1.6リッターで110馬力。右ハンドルの4速オートマ。
ゴルフのカブリオレとかオペルのアストラ、そしてライバルのプジョー306のカブリオレと同クラスですね。サーブの9ー3カブリオレよりは一回り小柄でしょうか。
 
 オーナーズクラブに日本のシルバーと赤が写っています。
http://www.d5.dion.ne.jp/~maxi/meganeclub.htm
 原物見るとカタログや雑誌と印象が違います、以外と小さい。しかも幌の部分も思っている以上に小さくてバランスがいいんです。
 
 早速試乗、まずは横に乗せてもらって、幌がついたままのインテリアも意外と開放感があり快適です。幌は外側が黒ですが内側は明るいグレー。驚くことに幌なのにアシストグリップが両側についています。
 加速は遅めのフランス車そのもの、ただオートマのシフトショックはとっても少なくなっています、日本車並みでしょうか。
 車体は緩い印象です。オープンカーとしては当然なのかな。ドアはしっかりついているのですがドアの後ろくらいで捩じれている感じですね。
 足回りは相当硬そうなイメージというかトゥインゴ程ではないけどサスペンションストロークが短かめの印象です。ハーシュネスも結構きつめ、路面の小さな凸凹も拾っている感じです。特に助手席に座ると肘をドアの内張りに乗せてしまうので車体に伝わっている振動を全部感じてしまいます。同様にタイヤのロードノイズも感じてしまうのかな。でもメガーヌってこんなものでしょう。先週乗ったシトローエンc5と比べるのは車格が違うと言ったところですね。
 しばらく走って路肩に寄せて幌のオープン。フロントウィンドウの直後のまん中についている小さな輪っかを90度ひねると幌が食い込んでいる部分が外れ手で、ちょっと押し上げてから後は電動で解放。後ろで車体の上面の一部が持ち上がって幌を完全にトランク部分に収納してしまいます。その間25秒くらいでしょうか。
 で、オープンにすると、開放感抜群! 、当然の様ですがフロントウィンドウと着座位置の関係でオープンなのに閉息感と言うか屋根付きと変わらない車が多い中で圧倒的な開放感です。運転しながらでも空が頭の上に拡がっているのが分かる(^^) 。ユーノスロードスターやBMWZ3でもこうならない。当然プジョー206CCや新しいベンツのSLでもこうならないです。ほとんどマスタングのオープン並みと言うと理解してもらえるでしょうか。サーブ等は開放感は一緒ですが幌を閉めた時にトンネルの中にいるような雰囲気がするものですが、それもないし。
 サイドウィンドウを上げた状態で走ると、風の巻き込みも少ないです。三角窓があるから窓全開で走っても風がそよぐ程度で快適です。もっともスピードが出ていない範囲で。
 
 さて席を代わってもらって自分で運転すると、これが快適! 。ハンドル持っていると振動は感じないし、シートが快適なせいかとっても素敵な車。
 パワーはありません、加速は期待しない方がいいけど流れをリードする程度には不自由しません。ブレーキは踏み始めの遊びの分が多くて最初は驚くけど、実際のタッチは軟らかめながら適度に効いている感じ。ハンドリングは気持ち重め、ロードホールディングはFFですがパワーがないから暴れる感じないです。路面フィールはあまり感じ取れない、というか限界までロールさせないと分からないのはフランス車一般と一緒かな。運転していると特に車体のねじれる感じないですね。
 ただ運転席から車体の前も後ろも見えません。車体感覚は分かるけど視認できません。後ろもオープンだから丸見えなのですが、ハイデッキのせいでバンパー位置の把握は大変そう。
 
 インテリアは結構丸型を多用していて、独特の世界です。メータパネルがスポーツモデルと同じ白で気になっていたけど、運転すると違和感ないどころか全体に黒とグレーのコントラストの中で白いも文字盤は気分を明るくしてくれます、運転中に一番目に入っているところだけに心理的に明るい方が好印象。
 
 乗った印象が今一つだった理由にタイヤがだいぶ痛んだコンチネンタルを履いていたせいもありそうです。サイドウォールが軟らかめのミシュランに履き替えれば印象が好転することを期待しています。
 
 面白いのはラジオのボリュームや選曲をコントロールする集中レバーがハンドル右奥に付いていること。これってけっこう便利かも(ところがその後の調べで最新型はCD付きなのに99年型はラジオのみ、集中コントロール使おうと思うと純正品が必要だし変更するの相当高そう)。
 
 一応4人乗りなので後ろの席にも座って見ました。座り心地はいいし、空の開放感は最高。だけど膝は前のシートバックにめり込みそう。当然足を組むことは不可能。あくまで駅まで送って行くことも出来るとかその程度のものですね。でも完全な2シーターだと二人で乗ると上着やバッグを置くスペースも無くなるからそういう意味で後ろのシートは大事です。
 
 幌を完全に車体内側に収納するのでトランクの1/4は鉄板で囲われています。ちょうど奥の上側を占めている様です。でもメタルルーフの収納がトランクに侵入してくるのと違って荷物と干渉しないので安心。そうそう幌はカルマンギアが作っています。ドイツの幌だと耐久性、耐候性とも安心ですね。ラテンの幌は雨漏り凄いから。
 実は幌付きって車体の日焼けが分かるそうです、車体の塗装面の一部が幌の内側に残るのでそこでくっきり分かってしますそうです。屋外駐車だと避けようがないみたい、さいわい今回買う車はショールーム展示車だからそういうことはないけど、これから日焼けするんだろうな〜。
 
 外装の黄色も明るくて素敵だし、結局予約することに決定。4月納車予定です。
 実際の車の評価は納車されてからもう一度、というか一目惚れに近い状態で今は何も分からないのが本音。
きっと問題は山積みだと思う、山道走ればパワーはないし曲がらないし、足回りは硬いわりに車体はねじれるし、高速走れば幌閉めてもうるさいし、幌開ければ80km/h以上では走れないし。
 
 ところで女の子憧れのオープンカーですが一度乗ると二度と乗ってくれなくなることが多いそうです。まず風の巻込みでロングヘアーは顔の前にまっすぐにたなびくし、直射日光で日焼けはするし、排気ガスで化粧は崩れるし服も汚れる。当然エアコンは効かないし、冬は寒いし。
 友達の女の子に言わせればオープンカーの一番の良さは町中で足代わりだそうです。
 
 オープンカー自体は相当生息範囲が広いですね。完全な2座席スポーツカーのバルケッタやボクスターそれからクーペモデルがオープンになったマセラッティスパイダーやジャガーXKカブリオ。完全なサルーンがオープンになるBMW325カブリオとかアウディカブリオレ、サーブカブリオ。さらにはアウディTTやついでにバリオルーフのベンツSL&SLKとプジョー206CC。そしてシティラナバウントのオープンモデル的なゴルフカブリオ、メガーヌカブリオ、プジョー306カブリオ。いろんな用途がありそうです。
 
 しかし私の選ぶ車はBXでガラスのサンルーフになり、トゥインゴでキャンバストップで屋根全開になりました、そして今度は完全なオープン。次はスケルトン自動車になりそうかな(^^) 。
 
 
2002.04.13 -------メガカブ初報告-------
 10日に待望のルノー・メガーヌカブリオレ納車されました。2月に年度末でディーラーが放出する試乗車(広報車兼用)があるとの情報で予約しておりました。だから4月になるまで待たされました(^^; 。
 99年11月登録1万8千キロ走行。ただ日本中のディーラーを廻っていたみたい。エクボも一つありました。整備記録を見るとバッテリーが1年でダメになってボッシュに交換されているのと、幌がバキバキいうとの事でグリスアップされた記録があるだけ。走っているわりにはトラブル少なかったみたいです。サイトで情報捜すと皆さんそれなりに苦労されている様です。
 噂では今年の夏にヨーロッパでは新しいメガーヌが発表される予定です。日本にも年末には入ってくるのかな。日本にはあと3台新車のメガーヌカブリオレがあるという話でした。
 
 2月に一度試乗していますが、チョイ乗りだけ。今回は初めて本格的に乗ってみました。納車の日は夕方に今回お世話になった(前回のトウィンゴも買った)マギーオートhttp://www.maggieauto.co.jpさんから自宅に帰り、翌日早速箱根に慣熟走行に出かけました。
 なんとCDがないのでFMとカセット(10年振りにカセット取り出した)を聞きながら西湘バイパスを幌を被せたまま走行。幌被っていると端正なクーペスタイルで空気抵抗少なめみたいです。1.6Lで110馬力ですが100マイルからそこそこの加速を見せます、音も静か。この速度帯だと普通はミラーやベンチレーターから音が発生しても不思議ではないのに問題なしみたい。
 
 箱根の旧街道では足周りのチェック。登りになると4000rpm以上回さないと加速しないです。コーナーは弱アンダーの味付け、リヤサスはトーションビームという両側のトレーリングアームを太いパイプで結んだ一体構造ですがけっこう踏ん張ります。というか踏ん張り過ぎてブレークしません。フロントのマクファーソンストラットは意外にトレッドが広いせいでこれも頑張り、最終的には加速していると弱アンダーという形です。
 回頭性は意外に高いしあまりロールしないのでハンドル切れば切っただけ廻り込んでいく感じです。ただステアリングがスローなのでけっこうハンドル切らないと廻り込んでくれません。
 コーナリング中に姿勢変えたくて右足で加速しながら左足でブレーキをケッ飛ばしたら、アセッ、ABS早く効き過ぎ。姿勢が変わらないでまっすぐ行く気配。コーナリング中にブレーキ蹴飛ばしてもノーズダイブしないんです。結果的にリヤ荷重が抜けないからオーバーにもっていけません。基本的にエンジンパワーにタイヤが勝ち過ぎの印象です。
 不思議なのは左コーナーだとリヤサスがコーナー立ち上がりで伸びが遅すぎる気がします。(ディーラーで聞くとトーションビームのせいで3輪走行しているのではないかと)外側後輪に荷重が掛り過ぎているのかもしれないですね。
 
 ブレーキのABSは本当に早急に介入してくる感じです。それとルノー全般の傾向の様ですが最初の空踏みの量が大きすぎて素早いブレーキングが難しいです。またブレーキペダルが右より過ぎて(普通のマニュアルの位置)で左足ブレーキしにくいのも困っています。まだパニックブレーキテストしていないのでどこか広い車のいないところで体験して車の挙動を確認しておかなくては。
 
 燃費は驚きの17km/L。箱根の登りで12km/Lで246を流した時は18km/Lです。面白いのはマルチファンクションディスプレイでその時々の燃費が表示されることです。ただ欧州方式の燃費なのでL/100km方式(つまり100km走るのに何L消費するか)です。これが5.0だと20km/Lです。普段は7.6〜6.2位を表示しています。面白いのでちょくちょく見ながらの走行になってしまいそうです。
 
 乗り心地はフランス車してます。片輪づつの凸凹はきれいに吸収します。ただ目地段差でのハーシュネスはけっこうきつめ。特にリヤサスのトーションビームは目地段差の吸収苦手そうです。スカットルシェイクは思いのほか少ないです。ミシミシいうことはありません。カブリオレですから屋根開けると当然車体は緩くなります。でもそれほどひどくないみたい。以前レンタカーで乗ったマツダのロードスター等はドアの後ろで車体が捩じれているのが分かるくらい緩かったですけどそんなこともなし。
 ロールが少ないこととダイブしないことはハイドラクディブのシトローエンみたいです。不思議とテールスコォートはけっこうあります。たいした加速もしないのに発進でリヤは沈み込みます。
 シートはスポーツシートでけっこう固め。しかも座面の両側はけっこう盛り上がっています。乗る時は感じませんがコーナーで踏ん張っていると太股の外側を支えてくれます。太ったわりには腰はまだ細いと見えてハードコーナリングでは座面上で多少捩じれてしまいます。
 
 タイヤは今は標準のコンチネンタルが付いています。これが踏面が硬くてサイドウォールは古くなっているようだしタイヤのせいで乗り心地もコーナリング性能もいくぶん落ちているようです。(ディーラー曰く雨のブレーキやコーナリングは気を付けて欲しいとのことでした)できるだけ早く交換したいものです。まだサイドウォールのラインまでしか使っていません。コンチネンタルの文字の半分位を使えるように早くならなくては。ミシュランのカタログで捜すと185/60-15のサイズはほとんど見つかりません。ミシュランのパイロットシリーズが希望ですがグリーンタイヤしかこのサイズは見つからないです。195/50-16にサイズアップするのもどうかと思われます、今でもオーバータイヤ気味ですから。
 
 シートの上下調節が付いているのは嬉しい装備です。スポーツカー的に一番シートを下げて乗ると楽ですがフロントフェンダーが全く見えません、困ったものです。リヤはどうやっても見えない(;;) 。特に幌掛けている時はバックは至難の技です。振り返っても真後ろだけがぼんやりビニール越しに見えるだけ、バックミラーとサイドミラーだけで下がる方が安全そうです。もっともオープンで振り返ると視界は良好ですがリヤエンドの位置が分からないのは一緒。これはウェッジシャイプのハイデッキとリヤシートのヘッドカバーが盛り上がっているの両方のせいです。見当でバックしてます。駐車場でバックで潜り込むのは大変です。
 
 室内は思いのほか樹脂の仕上げがきれいです。布張りのシートも快適です。ただオープンのせいなのか小物置き場が少ないというかないです。開けている時に盗難に合うからですね。せっかくリヤシートがあってモノがおけて便利なのに車から離れる時は幌を閉めるかトランクに入れないといけないのは不便かな。そういえば驚くべきことにリヤシート倒れません。(畳めません)トランクスルーにならない。これはトランクの中のモノを盗まれない為なんですね。
 
 カブリオレでは当然なのかもしれませんが、シートベルトが風で吹かれて肩で振動するのは驚きました。サイドウィンドウを拳一つ半位上げてやると落ち着きました。風の巻き込みはたいしたことないけど、先週髪を刈り上げたので首筋冷えます。結局スノボ用のネックウォーマー(腹巻きの首版みたいなやつ)をして乗っていました。外気温15度の桜が咲く箱根の上の方は冷えます。革ジャン持参でちょうどイイくらい。夏でも走っていればクーラー必要ないかもしれないです。
 
 噂通りにオートマの変速タイミング設定がおかしいです。日本だと50km/h位で3速4速をいったり来たりは困り者です。特に流している時に3速に落ちてエンブレかかるのは運転が下手なような気になってきます。キックダウンは大袈裟に踏み込まないとしないし。3速ロックボタンの多用しかないみたいです。シフトダウンショックが改善されているのは助かりますが、停車する時の2速から1速に落とすタイミングは遅過ぎかも。同乗者がいる時モードでスムーズな停車をしようとすると最後のシフトダウンで軽く揺すられることあります。加速も軽くアクセル踏むと2500〜3000rpmで加速して速いカローラにおいていかれます。緩い加速とフル加速の間が欲しい気がします。
 
 幌の開閉は素晴らしいです。流石カルマンギアという感じですね。最近はフル電動の幌が増え始めていますが最後のロックを手動でやるのは安心できていいかも。メガーヌのカブリオレは幌の後端部の車体に接するところのトノカバーがゴム性になっているのは、とっても良心的です。水漏れもないし、ホコリで車体を傷つけることもないし。しかもサイドウィンドウと幌の隙間はぴっちり押さえられていて良心的というかドイツ車以上の出来かもしれません、カルマンギアの技術に惚れ込みます。幌の内側が明るいグレーなのもグッド、これが黒だとせっかくのオープンカーなのに幌を閉めると暗い雰囲気になってしまう車が多い中で幌を閉めても明るい雰囲気でウキウキします。
 
 まだ洗車やワックス掛けしていないのでなんとも言えませんが、車体の面構成は非常に微妙というかよくここまで難しいことをしているなという感じです。フェンダーの峰の外側とドア中央に凹面が取り入れられています。さらにはリヤエンドの両端の中間部もそうです。顔を車体に近付けて曲面の変化を見ると驚きです。確かのこの頃に凹面が流行ったのも事実。フォードの前の売れたトーラスや三菱のギャランそして最近ではアルファの164がそうです。でもここまで複雑に取り入れているのは驚きです。凸面が躍動感を比較的簡単に表せるのと違って凹面でファサードを形成するのは彫刻的な腕の冴えをデザイナーに要求されます。しかも板金(プレス)も皺が出そうで大変そうだし。
 
 とりあえず大満足のメガーヌです。早速オーナーズクラブのスッテカーも貼らせてもらいました。メガーヌオーナーズクラブhttp://www.d5.dion.ne.jp/~maxi/meganeclub.htm?の皆さん宜しくお願いいたします。
 
 写真は富士の裾野から御殿場に抜ける道の演習場の隣にあった牧草地(私有地)です。
meg0.jpgmeg1.jpgmeg2.jpgmeg3.jpgmeg4.jpgmeg5.jpg


2002.04.20 -------メガカブ2-------
 前半はメガカブ2ndインプレです(^^) 。
 メガーヌカブリオレの長距離インプレッション報告です。鎌倉から蓼科まで峠超え(籠坂、御坂)をしながら往復です。
 幌開けて走るとやっぱり寒いですね、ネックウォーマーも手放せませんが、ヒーターをガンガンかけています。メーターに標準で外気温計が付いていますが17度以下だとヒーター欲しくなります。シートヒーターが付いていないメガカブですが今のところだとシート側よりも空気側の体が冷えます。真冬だとシート通して寒さを感じるのかと思うと不安です。
 ところで中央高速を諏訪南で降りて原村から蓼科に行く道は国道だけでなく、白樺やから松の林を切り開いた道が伸びています、軽くアップダウンが連続し直線的な道、信号がなくそれぞれの車のペースで走れます。イメージはまるでスイスの道を走っている様です。
 カブリオレでサンサンと降り注ぐ陽光を浴びて林を切り開い道と拡がる農地の道を交互に走るのはドライブとして新境地です。50km/h位でゆっくり走るとエンジン音は小さくて周りの鳥の声やせせらぎの水音が聞こえてきます、まるで自転車でサイクリングしているみたい。カーオディオで素敵な音楽聞くよりも至福の一時です。メガカブ購入してよかったと実感しました。
 懸案だった桜舞う中のドライブも体験してきました。標高が1000〜1700mの蓼科一体はちょうど春の始まり、コブシ、桜、レンギョウ等満開。泊まった旅館はまだこたつが出ていて、先週雪が降ったと言っておりました。朝は10時になっても外気温10℃、寒かったです。
 
 
 一方山道では相変わらずタイヤ鳴らしっぱなしで走っています。早速コーナリングで別印象報告。
 オートマの2速全開(6000rpm)でのコーナリングではタックインで弱オーバーステアに変化させることに成功しました。ただ止まらないです。指3本分位カウンターを当てて姿勢のバランスはとれるんですが、そのまま微妙にテールが振り出されていきます。結局加速緩めてカウンター当て増しました。
 また1速全開ヘアピンの連続だとコーナー後半でフロントのロールが深くなるとアンダーが強くなります。走行後タイヤのチェックをしても全然サイドウォールがグリップしていません。タイヤが変型してシュルダーの外側が接地する前に滑っている様です。FFですが加速で膨らむのではなくてフロント全体の剛性不足の様です。一説にはフロントのストラットタワーバー装着で改善されたとの話がメガーヌオーナーズクラブの走り系掲示板に出ていますが、試してみる必要あるかもしれません。
 しかし山道走ると2速と1速の間が欲しいですね。80〜90km/hでのコーナリングが2速のパートスロットルだととっても辛いです。1速だと実用的な加速の守備範囲は60km/hです。
 
 ダートや不正路面舗装路を走ると車体の緩さが露呈されます。スカットルがわなわな震える感じです。特にオープン時は仕方ないですね。車体の後半は幌の収納部分を作る為にトランクの上半分に鉄板の箱状のモノができたり剛性はアップしているのですが、フロントは特に手が入っている雰囲気ないです。もちろん屋根を切り取る為にフロアの強化とフロントウィンドウの枠部分の強化はしているでしょうがフロントのバルクヘッドは強化されていないのかもしれないです。モノコック構造のオープンの宿命と行ってしまえばそれまでですが。
 

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