普段は・・・ぶっちゃけ漫画ばかりの私ですが・・・・・・
S1エリのおっちゃんが「貸してやる」ってんで、たまには活字でも。(笑)
別に活字が苦手ってわけではなく、むしろ得意な部類。ガキの頃は、漫画より圧倒的に活字でしたから。
ま、そんなコトはどーでもいいとしまして、こちらの書物。一時期、車業界では結構話題になってた気がします。
今さらながら感はありますが、読破してみました。
ドラマだなあ・・・・・
車のスペック的な部分は最低限においといて、企画され成り立っていく様を膨大なインタビュー等から本に起こした、
とても読み応えのある本です。
アメリカが意外と(失礼!)先端を行っていたトコロや、フェラーリが意外とへこたれてて妥協の産物であったりだとか、
遠慮会釈なしに書いてます。
鳴り物入りで登場した跳ね馬の某ニューモデルが、技術から何から実は色々と使い回しの、とても自慢できる代物では
無かった事実など、引き込まれますね。著者の文才も、作家の域にあるのではないでしょうか。
イタリアのいくつかのメーカーから出てきた車が、裏に回れば同じ人間が造っていたりと、「へぇ~」の連続です。
自分では借りておきながら何なんですが・・・
ちょいとお高めのこちらの本、車好きなら購入に値する本だと思いますよ!