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オープンカー絡みの、あれやこれや。
witten by あおえり
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 さて。ワインディングを目の前にしたエンジンチェックランプ点灯から一夜明けた2009年5月4日。
GW中ですが、ちょっとした仕事を片付けに出社。さっさと終わらせて、「さあ。今日はドコを走ろうか」と会社を飛び出した瞬間・・・


090504sendai1.jpg
いきなりのこのザマです。(爆)
昨日の今日でさすがに心配になり、行き先をこちらでお世話になってるショップさんに変更!
テスターを繋いでいただき出てきたメッセージは・・・「スロットルがおかしい」と。
さ。前回とはメッセージが変わりましたよ?(笑)
ここら辺から真剣に、「原因は何だろう?」と考え始めました。

090504sendai2.jpg
とりあえずエラーメッセージを信用し、スロットル周りをチェック。しかし、目だった汚れがあるわけでなく、触ってみて動きが鈍い感触があるわけでもなく。さらりと掃除もしてもらいましたが、まあ、ここは悪くないんじゃないかな・・・と。
「電気的な原因も、考えられるかもですね。」と、チーフメカのKさんがバッテリーの端子を磨いてくれました。輸入車のバッテリーには、端子の皮膜が分厚いモノもあるようで、磨いてからでないと通電すらしなかった物もあったそう。これでしばらく様子を見ることになりました・・・。

そして翌月。2009年6月20日。お友達主催のオフ会に出るべく、神奈川まで向かう道中のこと。東北自動車道上にて、「チェックランプ祭り」が到来します。(大笑)
仙台南ICから乗り、浦和料金所を出るまでの間、点灯→消灯作業を繰り返すこと3回!

090620miyagase1.jpg
いずれの回も症状は、「3000rpm以上回らなくなる」というもの。急に力が抜け、見るとランプが点いているというパターンでした。点灯して速度が落ち始めたらソロソロと一番左の車線に移動。最初に出てくるPAか非常駐車帯に滑り込み、消灯作業をします。(笑)
初めはカットオフスイッチで電源を落とす方法で消してましたが、そのうち面倒くさくなり、「走行距離計のリセットボタンを押しながらエンジンをかけなおす」という一番最初に使っていた方法に変更。どちらの場合も1度で消えない場合が多いので、消えるまで繰り返します。

ただし!エンジンが再始動すれば、

「ランプが消えていなくても、エンジンは上まで回るようになる」のが、不思議なトコロです。(笑)

というコトは、「スロットルがおかしい」といいつつも、機械的な駆動部分は正常なんではないか?と、予想し始めました。


090620miyagase2.jpg
オフ会終了後、お友達に先導してもらいながら、東京のショップへ。その道中も、勿論点灯します。ここはあえてランプを消さず、症状が出ている状態で持ち込みます。
テスターを繋ぎ、そのまま試乗してもらいます。エラーはやはり、「スロットルがおかしい」。そしてエラーが出た後は、フューエルセーフモードに入っているのが判明しました。

ここで・・というか以前から・・・・「ECUのプログラムがおかしくなっている」というショップさんの見解が正解だと思い始めました。
実はこのエリーゼS、「発売から1年の間に、ECUのプログラムが2回修正されている」のです。
さらに、兄貴分にあたるエリーゼR(トヨタ2ZZエンジン搭載車)でも同様のトラブルがあり、「プログラムを書き換えると、その症状は出なくなる」という実績もありました。
では、何故すぐに書き換えなかったのか?それは、

「プログラムを書き換えると、エンジンフィーリングがガラリと変わる」というオマケがついてくるからでした。

勿論、良い方にではなく、悪いほうにです。具体的には、回転落ちが不自然にゆっくりになるという事でした。
ゆえに、ショップ側でも進んで書き換えは奨めていないということでした。これはこの東京のショップでも宮城のショップでも同じ対応でした。1ZZエンジンでもそうなるのか?それはまだわからないが、そうなる可能性もあるということを承知しておいて下さい・・・なんて言われると、そりゃあ二の足も踏むってモンじゃありませんか?

そんなこんなでさてどうすっかな?とお店で悩んでおりますと、工場長が得意気な顔でやってきました。
「新技開発した。まーかせて。」と。(笑)
エンジンルームに手を突っ込んで、彼がぐっ!と力を入れて外したのは・・・


090620miyagase3.jpg
ECUに直接繋がっている、この2つのコネクター。次にどうするのかと思っておりましたら・・・ぐっ!とまた元通り差し込みました。ま、、、、まさか、、、、、、、

「はい。終了。」

え゛っええぇぇぇ~~!?それだけ?

「これでこないだ、エクシージ直した。」

をい・・・・・
しかしなんと、悔しいコトにエンジンかけたら、あっさりランプは消えており・・・・・
更に悔しいコトに、この日ここまで4回も点灯していたランプが、このあと仙台に帰り着くまでの間、

一度も点灯せず。(爆)

1.オドメーターリセットボタンを押しながらエンジンをかける
2.バッテリーカットオフスイッチを切り、電源を落とす
の方法よりもはるかに即効性があり効果も持続する方法が、ここに誕生したのでした。(大笑)

その3へつづく。

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