さてさて、いよいよ装着編です。 作業は随時車高の変化を測定しながら進めていきます。 方法はホイールのリム下端からフロントフェンダーまでの寸法を測り、変化を見ていきます。 まず、ノーマル状態で測り、ブラケット,タイヤを装着して測定・・・・・ ・・・・するハズでしたが・・・・計らずにすぐまたリフトアップ。 ええ。 凄 ま じ く レ ー シ ー だったものですから。(爆) 13.25mmダウンの計算でしたが、降ろしてみたらフロントタイヤとフェンダーの間は人差し指を 「グリグリ」とねじ込んでいかないと、入っていきません。 一応、指は入りますが、計るまでもありません。一目見て「落ちすぎ」です。 こらあ、無駄になるけどブラケット戻さなきゃダメかな?と思いましたが、諦めるには早いというコトで次の手。
2007年型エリーゼSですが、ノーマルビルシュタインのケースには、素敵な溝が掘られています。 Cリングの位置は真ん中の溝なので、これを一つ下げて車高を上げてみるコトにしました。 やりながらS君が・・・「あっ、そうだ。フロント上げるだけじゃなくて、リアを下げてみましょうか。」 をを!成る程!全体的にのけ反らすわけですな! で、再度装着したフロントがこちら。
おー・・・・随分マシになったぞ。まあ、キツイのはキツそうだけど、ちょっと様子見てみたいくらいの 見た目にはなりました。 溝と溝の間は3~4mmというトコロでしょうが、レバー比によってそれ以上の上昇が得られたみたいです。 正確ではありませんが、8mmくらい上がった感じ。 そしてトー角ですが、ノーマルはフロントが6′のトーアウト。リアは12′のトーアウトでしたが、 リアを据え置き、フロントは0′に設定。フロントはトーインにとも思いましたが、調子に乗って 感覚もわからないまま巻き込んでクラッシュしちゃっても嫌なので、まずはこれで。 因みにS1のトー角も0′~若干のトーアウトだそうです。S2の規定は6′~12′のトーアウト だそうなので、ここでも安定志向に振ってるんですね。 キャンバーは36′のネガティブだったものを、24′まで立てました。 もうちょっと戻してもいいかなと思ってましたが、左右綺麗に揃うのがココで限界だったようです。 ダウンサスブラケットを使うと、ダンパーの上部支持点が外側に少しずれるので、この辺の 影響があるかもです。 で、新旧比較。 同じ場所ではないので、フェンダーとタイヤの隙間で判断してください。 狙った感じは出たように思います。 リム下端からフェンダーまでの測定方法で、フロント22mmダウン,リア3mmダウンでした。 ステアリングを、目いっぱい切った状態。 やっぱダメくせぇwwwwwwwwwwwwwwwww 一応、一番狭い所で、私の人様より「若干」厚みのある手のひらが入りますが・・・・ 「さよなら僕のインナーフェンダー」って感じかな。(爆) ま、一縷の望みを託して、しばし様子を見ることとします。
最終回、その5でインプレッションです。