以前から進めてきたK6Aエンジンのオーバーホール及びMTオーバーホールの車輌はアルトです。大きな積分馬力を有する高効率なターボチューニングを施します。
新規格になってからのK6Aエンジンは吸気システムに問題があり、当社の目的とする低過給で高出力、鋭いレスポンスで広いパワーバンドを獲得するには大幅に吸気系を作り変える必要があります。
インテークマニホールドを加工し、スロットルの取り付け位置を移動しつつ容積アップ。
インタークーラーはラジエター前に移動し、大型化。
エアクリーナーは積分馬力向上に欠かせないSCUDエアインテークシステムver.2(カプチーノ用)
エキゾーストは純正触媒を使い、全てワンオフで製作し、車検対応としました。
バンパーはインタークーラーのあたる部分を加工して装着。もちろん純正に有ったエンジンフードのエアインテークは無しに。
この完成車輌のスペックは過給圧1.2KG/cm2で120~130PS。超低回転から必達トルクを発生し、淀みなく高回転まで加速します。