群馬の山奥出張で前泊だったので、朝早く起きて一気に尾瀬まで行ってきました。尾瀬戸倉にmy A610 を置いてシャトルバスで鳩待峠に、そこから一気に尾瀬湿原まで降りていきます。

湿原に出ると、そこは別世界。正面に燧ケ岳(ヒウチダケ)で後方には至仏山(シブツサン)が見える木道が続きます。

分岐点にはしっかり道標があるので一人で初めてでも地図(観光マップ?)持っていれば大丈夫。さらに山小屋も数キロ置きにあるし。小さな吊り橋(しっかり揺れる)もあります。


湿原らしく途中に池?沼?もあるし、小川もあります。ひたすら広い湿原なので木陰もなく日焼けしますが、風が渡ってきて気持ち良いです、カッコウやホトトギス、アオジ他の鳥の声と風の草を揺らすさざめきと自分の足音だけで、前後の人が見えないような状態で歩き続けると別天地です。
目的のニッコウキスゲは群落までいかないけれども、ポツポツとあちらこちらに咲いているし、池にはヒツジグサ(睡蓮みたいな花です)も、写真撮り損ねたけどワタスゲもいくつか咲いていました。菖蒲も咲いていたし。


帰りの上りの前に山ノ鼻で花豆ソフトクリームを食べて(その前に竜宮小屋で缶ビール飲んだのは内緒です)、鳩待峠に戻ります、途中には熊よけの鐘があって、みなさん鳴らしています(ここ数日ツキノワ熊が目撃されているようです)、さらに巨岩がいくつかあるんですけど、まるでオルメカのように思うのは私だけでしょうか? 。

約17kmを4時間半ほどで歩きました、途中で食事もしているし。足がパンパンです、もうちょっとゆっくりなら足は平気でしょうね。
http://www.oze-hiking.com/map/c_hatomachi01.html
麓の老神温泉の上田や旅館に10年振りくらいです、宿泊は私一人でしたが、24時間お風呂に入れるのでゆったり、何回も入って足を揉みほぐし、翌朝から夕方まで鉱山で打ち合わせでした。帰りは関越では速いカイエンターボと加速で遊んで、その後はリミッター効かせて走るレクサスについて行って快適でしたが、圏央道で東名への海老名ICが工事渋滞で5kmを30分、1速や2速でのアイドリング走行では左足が痙攣しそうでした。水温は上がるけど平気な状態でエアコンも効いていたし、Alpine A610turbo は快適状態ですね、なんて言いながら雨の走行でワイパーについているウォッシャーレールが外れてびっくり(燃料補給で窓拭いてくれたおじさんが変な顔していたのは、これに拭き取りワイパーを引っ掛けていたんだと後で思い出しました)。
いつもはニッコウキスゲを見に車山から霧ヶ峰ですが、尾瀬湿原もいいですね。徳島から来ているおばさん達は秋の尾瀬湿原も素晴らしいよ〜って話しておりました。リピーターになるのも納得です。
東京からでも日帰り可能な山歩き、メインルートは人の話し声も聞こえるけど、脇道はひたすら一人という平日は最高の環境ですね。至仏山を回ると本格的な登山のようですが、それも最高の高山植物に会えるようです。次回チャレンジできるかしら(^^; 。
原発事故の後は目の敵にしている東京電力ですが、尾瀬の保全にはとっても貢献しているようです、一部にはいい活動をしていることを認めてあげなくてはと。