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OZイタリア現地取材レポートの第7部は番外編のヴェネチア観光です。

OZさん手配の現地ガイドによるヴェネチアツアーではイタリアの歴史を深く知ることが出来ました。

 

サンマルコ広場

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サンマルコ広場はドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院に囲まれたヴェネチアの中心的広場です。

世界で最も美しい広場と言われています。
 

サンマルコ寺院

ヴェネチアで最も有名な大聖堂です。

中は天井や壁が金や宝石で装飾され、当時のヴェネチアの繁栄を思わせる豪華絢爛な作りになっていました。

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鐘楼

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ムーア人の時計台

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青地に金色の星座表とローマ数字が刻まれた大時計。

屋上には大きな鐘があり、鐘が鳴る際はカラクリ式のムーア人像が打ち鳴らします。

翼のライオン

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サンマルコ広場の小広場には2本の柱があり、頂上にはヴェネチアシンボルである有翼ライオンの彫像があります。

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中世の時代、この2本の柱の間に死刑執行台を設置した為、ヴェネチア人は柱の間を通り抜けないのだそうです。

ため息の橋

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名前の由来は、囚人が投獄される前にこの橋からヴェネチアの景色を見てこの世に別れを告げてため息をついたことからだそうです。


サンマルコ広場の寺院、鐘楼、時計塔を動画でもどうぞ



 

 

ヴェネチア定番スポットを巡る

リアルト橋

ヴェネチアの大運河に架かる4本の橋の中で最古の橋、リアルト橋へ向かいます。

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橋の下を船が通れるよう太鼓橋の形となっており、ゴンドラが通る姿は絵になる光景です。

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リアルト橋からの眺めも素晴らしいですが、ゴンドラに乗ってリアルト橋を眺めるのもまた絶景です。

ゴンドラクルージング

ヴェネチアに来たら是非体験したいのがゴンドラクルーズです。

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カナルグランデや狭い水路をゴンドラで進みます。

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水上から眺めるヴェネチアの街並みは素晴らしいです。

ゴンドラから見る世界遺産の街並みを動画でもどうぞ



ヴェネチア街歩き


ヴェネチアングラスの製造現場
 
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街中にはヴェネチアングラスのお店がたくさん並びます。
 
 
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DFSの屋上からはヴェネチア市街を一望できます。

運河沿いに並ぶ赤レンガの建物は異世界のように素晴らしい光景です。
  
 

プンタ・デラ・ドガーナ

歴史的建造物である旧税関倉庫を改装した作られたモダンアート美術館に足を運びました。

リノベーションの際には建築家の安藤忠雄がデザインを担当しており、当時から残るレンガと打ちっぱなしのコンクリートがモダンアートと調和しています。

ゆったりとアートの世界を楽しむことが出来ました。

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夜のサンマルコ広場

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夜はサンマルコ広場がライトアップされ、昼間とは違った姿を楽しめます。


ヴェネチア観光は朝から夜まで丸1日大満喫してしまいました。

建物も運河も街も、どこを見ても何をしても絵になる楽しい、素敵な街でした。

こんなお楽しみ企画を組み込んで頂き、これ以上ない楽しい出張を満喫させて頂きました。

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次回はOZイタリア取材の番外編第2部として「ボローニャ訪問・OZスタッフとの交流」をお届けします。

第8部につづく。
 

October 25,2017 Wed    取材レポート  



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OZイタリア現地取材レポートの第6部はトロフェオアバルトのレース観戦で見かけたアバルトファンに焦点を当てて紹介したいと思います。

トロフェオ・アバルトはAbarth500によるワンメイクレースで、OZホイールの着用が定められているレースです。

レース観戦のレポートはこちらからご覧ください。

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イタリアのアバルトファン


会場にはイタリアのアバルトファンが続々と集まってきました。

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トロフェオアバルトはAbarth500のレースということもあり、大多数がAbarth500の車両です。

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珍しく124Spiderの姿もありました。


イタリアのOZファン


アバルトファンの中にOZホイールを装着している車を見かけました。

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こちらの車両はOZのフォーミュラー-HLTを履いています。

F1チャンピオンシップ2012年シーズンに採用されたフェラーリのホイールを、アフターマーケット用に制作されたものです。

HLT(フローフォーミング製法)の技術によって剛性と軽量化を実現したハイパフォーマンス・スポーツモデルです。

深みのあるシルバーに赤いセントラルロック・カバーがスポーティーで目を惹きますね。

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グレーのAbarth500もOZホイールを着用しています。

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スパルコのホイールを履いている車両も見かけました。

よく見るとミラーやフロントのグリルの部分がラッピングされています。

このような装飾は日本ではあまり見かけませんが遊び心があってオシャレで可愛いですね。

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OZのホイールはイタリアのアバルトファンからも支持されていることがよくわかりました。

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次はOZイタリア取材の番外編「ヴェネツィア観光」をお届けします。

オーゼット様に手配して頂いた現地ガイドによるツアーでイタリアの歴史を学びました。

第7部につづく。

October 20,2017 Fri    取材レポート  



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OZイタリア現地取材レポートの第5部はトロフェオアバルトレース観戦です。

トロフェオ・アバルトはAbarth500によるワンメイクレースで、ホイールはOZの着用が定められています。

ワンメイクのレースで採用されるということからも、レースの世界でOZホイールが高いクオリティであると認識されていることがわかります。

どんな熱い戦いが観戦できるか楽しみです!



レース準備



各チームブースではレースに向けてマシンの最終調整が行われています。

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Abarth500がレーシーに仕上がっており、どの車両もOZホイールがとても良く似合っています。

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この日はトロフェオアバルト以外にもいくつかのレースが開催されていました。

隣にはフォーミュラカーのブースがありましたが、こちらのレースも全車両でOZのホイールが装着されていました。 

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ヨーロッパのワンメイクレースではイコールコンディションを維持するためにどのチームも同じホイールを履くことが主流で、OZの装着率が年々高くなっています。

日本のレースではホイールの選択が各チームに委ねられている場合が多く、イコールコンディションにはならない為、世界のレースの潮流に遅れを取っている状況です。

モータースポーツに対する意識の差やOZがレースの世界で大きく貢献していることが、そのような面からも感じます。



グリッドウォーク



レースの前には関係者として特別にコースへ入ることが出来ました。

実際にコース上に立ち、こらから走るマシンを間近で見るのは、特別な臨場感があり、観戦ムードも高まります。

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レース


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悪天候の中ですがレースが始まりました。

レースの臨場感を動画でもお楽しみ下さい。
 


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Abarth500がエンジン音を唸らせながら疾走するレースはとても迫力があります。

ワンメイクなので各マシンは同じ条件ですが、ドライバーによってコースの攻め方も様々で、ウェットなコースにも関わらずどのマシンもアグレッシブな走りを見せてくれました。

間近で見る戦いに大いに白熱しました。

OZでは1度使ったホイールを回収し、再利用できる部分は再塗装してチームに返しています。

メーカーによっては、1度使ったホイールは、まだ使えたとしても全部廃棄をして新しいホイールを提供しています。

それだけで、チームにとってはコストの面で負担になります。

OZのチームのためを考えた細やかな対応や、性能、耐久性、トータルコストなど総合的な判断でOZが選ばれていることがよくわかります。

特定のメーカーが指定されていないレースに於いても、多くのチームがOZを選ぶのもそのような理由からでしょう。

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本社訪問に始まり、工場見学、レース観戦とOZについて深く知ることができ、さらにヨーロッパのモータースポーツに対する考え方を目の当たりにすることでOZホイールがレースというカテゴリの中でいかに多くのレース関係者に浸透し、選択されているかということがよくわかりました。



ポスピタリティ



レース観戦の空き時間には休憩やお食事などが出来るホスピタリティルームが用意されていました。

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入口にはアバルト124Spiderが展示

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サソリがデザインされたレーシーなアバルト部屋ですが、ゆったり落ち着いて休憩ができます。

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ランチタイムには美味しいケータリングも用意されておりました。

ここでも本格的なイタリアンが楽しめるとはさすが美食の国です。



ショップ


 
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イモラサーキットにあるショップへ足を運んでみました。

モータースポーツファンであればサーキットの限定グッズなどは気になってしまいますよね。

イモラのロゴ入りグッズなどありますが、ここは1994年のサンマリノグランプリでセナの最期のレースが行われた場所として知られており、アイルトン・セナのグッズも多数売られています。

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次はサーキットで見たイタリアのアバルトファンに焦点を当てて紹介したいと思います。

第6部につづく。


INFORMATION
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イモラサーキット/Imola Circuit
Via Fratelli Rosselli, 2, 40026 Imola BO, Italia
trofeoabarth公式HPはこちら
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October 12,2017 Thu    取材レポート  



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第4部はOZで働く人の紹介です。

ホイールを造るために多くの人がさまざまなセクションで働いています。その一部をご紹介させていただきます。

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Emiliano Visentin エミリアーノ・ヴィセンティン
Operation Manager オペレーションマネージャー



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Davide Borgese ダヴィデ・ボルジェーセ
Head of Magnesium Production Cell ヘッドマグネシウム プロダクションセル 



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Romano Reffo ロマーノ・レッフォ
H.R. Manager ヒューマンリソースマネージャー



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Stelio Michielan ステリオ・ミケラン
Chief Engineer チーフエンジニア



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Paolo Coratta 
パオロ・コラッタ
Modular wheels, QC for Motrobike and OES モジュラーホイール、バイク&OES QC



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Sigrid Bachmann シグリッド・バッハマン
Sales Customer Service Japan セールス カスタマー サービス ジャパン

 

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Martina Bordignon マルティーナ・ボルディニオン
Communication & PR Manager コミュニケーション&PRマネージャー

 

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Eros Saretta エロス・サレッタ
General Manager ゼネラルマネージャー


今回、広報担当のマルティナさんに工場内や会社内の案内をして頂きました。初日はプレゼンテーションに工場見学にミュージアム見学と内容が盛りだくさんでしたが、調整して頂き、スケジュール通りに見学することができました。どうもその立ち振る舞いなどを見ていると、日本でいう「姉御肌」な気質のようで、皆さんから頼りにされる「姉さん」的存在のようでした。

また、日本のカスタマーサービスを担当しているシグリットさんは、大の日本好き。大学時代はヴェネツィア大学で日本語を専攻していたそうで、日本語がとても上手でした。今回の取材でもヴェネチアやボローニャ観光、アバルトのレースにも同行して頂き、日本からの取材陣とも非常に親しくしていただきました。
 
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こちらの「OZ TECH LABO」はチーフエンジニアのステリオさんのチームがいる開発ルームです。特別に入室し撮影させていただきました。

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10名ほどのスタッフで、デザイナーとエンジニアが1つの部屋で仕事をしています。OZの優れたデザインかつ高性能なホイールは、この部屋で研究開発されているのですね。



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他にも各工程で色々な人が関わっており、手を振ってファインダーを覗くと、皆さん人懐っこい笑顔を振りまいてポージングするあたり、イタリア人の陽気な国民性を感じました。

このパドヴァの工場で、こういった方々により作られた製品が、遠く日本まで運ばれ、私たちを乗せて日本の道路を走っているんですね。

今回、本社の取材を通じて色々な角度からOZについて深く知ることにより、製品のレベルが他社の追従を許さず、何故レース界に燦然と歴史に名を残し、今もなお第一線でますます輝き続けることが出来ているのか、理解することが出来ました。


次はイモラサーキットに移動して、全ての車両がオーゼットのホイールを装着するレース「トロフェオアバルト」の観戦をレポートします。

第5部につづく。


October 2,2017 Mon    取材レポート  



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OZイタリア現地取材の初日。第3部は工場見学とミュージアム見学です。

工場見学では、普段入ることの出来ない工場の裏側、ホイールが出来るまでの工程をご紹介します。

ミュージアム見学では、2006年にOZの創業35周年を記念して開設されたミュージアムを動画や写真と共にご紹介します。


工場見学

高性能ホイールの製造工程に迫る

まずは原料の塊を溶解炉で溶かす工程です。

OZホイールの原料はマグネシウムとアルミ合金です。

競技用はマグネシウムとアルミ合金、アフターマーケットではアルミ合金のみと用途に合わせて原料が変わります。
 
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大きな溶解炉が3つフル稼働しています。
 
特別に溶解炉の扉が開くところを見ることが出来ましたので、動画と併せてご覧下さい。





次の工程ではこのドロドロに溶けた原料を型に流し込んでホイールの形を作っていきます。

OZでは低圧鋳造という、炉中に差し込んだパイプから素材を吸引し、金型に充填させるという鋳造法の技術を使っています。

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鋳造機に流し込んだ後は空気または水で冷却して固めていきますが、この時の冷却時間もホイールによって異なります。

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革新的技術『フローフォーミング製法』

OZホイールの中でも特にハイパフォーマンスな製品は、『フローフォーミング製法』によってハイパフォーマンス・スポーツモデルへと仕上がります。

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フローフォーミング製法の手法絵図と伸ばす前と伸ばされた後の模型です。

リム部のアルミ分子組織を均一に引き伸ばすことで、半分ほどの薄さになっていることがわかります。

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高回転させながら熱を加えることで、鍛造ホイールと同様の強度や剛性、対衝撃性などの高度なホイールに仕上がります。

さらにリム部を薄く引き伸ばすことによる軽量化でスポーツパフォーマンスを高めています。


世界最高レベルの鍛造技術

OZは、鍛造ホイールの生産にも力を入れています。

現地で丁度生産されていたホイールは、BMWアルピナ純正やフェラーリのOES用などがありました。

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OZのホイールは全ての商品がTUV認定(消費者に対して品質と安全を保証した証となる、世界で最も高い評価を受けている認定の1つ)を受けていますが、それ以外でも社内だけで決められた試験や品質チェックがいくつもあり、外観や品質、力学的な部分を含めケミカルやX線などのテストをしています。

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例えばこちらはホイールにX線を照射して内部の状態を確認している場面です。


画期的な実験システムでニュルブルクリンクでの走行を再現

2001年に投入された『バイアクシアル・テスティングマシーン』はドイツ・ニュルブルクリンクでの走行をシュミレート出来る画期的な実験システムです。

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長距離走行や不均一な道での走行などの過酷なテストを繰り返すことにより得られた実験データは、高剛性、耐久性、軽量化、そして新たな構造の追及を実現可能にし、ホイールの性能を飛躍的にアップする事に成功しています。

この実験では実際の走行に限りなく近いシミュレーションが出来るため、レースチームへの的確な提案やテストの段階で高性能なホイールを生み出すことが可能となります。

このようにOZの物づくりへの拘りは社内でのたくさんの試験からも感じることができます。

また、OZでは1度レースに使ったホイールを回収して測定器にかけ、再利用できるものは綺麗に塗装し直し、チームに返しています。

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このような細やかな対応をしているのはOZ Racingだけで、レース業界で重要なポジションとなっている理由がよくわかります。

工場見学でも、0.1秒を争う世界で戦うOZホイールの『チームの為に共に戦う』情熱を強く感じました。

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レース用ホイールの製造ラインに潜入

ここからはレース用のホイール製造ラインを見学しますが写真撮影はNGですので文章のみでご紹介します。
(途中の写真は工場内の写真ではなく参考画像となります)

レース用のホイール工場では過去のレースに使用したホイールや最新のホイールを実際に見ることができました。

実際に持ってみると見た目からは想像できない程の軽さです。

先ほどのプレゼンテーションではチームによって異なる専用設計をしているとの説明がありましたが、実際に見て納得です。

表のデザインだけを見ると同じように見えても、裏側はそれぞれのホイールで全く違う複雑な形状をしています。

コーナリングでの撓み具合や熱が逃げやすい構造であったりという部分も、チームのマシンに合わせた専用設計で作られています。

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バイク用ではMotoGPでレプソル・ホンダのマルケス選手が乗ったバイクに装着されていたホイールを見せて頂きましたが、とても軽量です。

バイクのほうが性質上、ホイールの性能に大きく結果が左右される為、ホイールの性能が更に重要になってくるのだそうです。

コーナリングでタイヤが曲がるには剛性も必要なため、軽いだけではもちろん良いホイールとは言えず、組織が密に保たれている高性能なホイールを作る技術がとても重要になってきます。

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学生フォーミュラ

工場の一角には学生がフォーミュラカーを構想・設計・製作する為の作業場があります。

学生フォーミュラでも毎年OZホイールの装着率は上がっており、他のレースと同様に上位のチームの装着率は高くなっているそうです。

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学生のうちからこれ程本格的にモータースポーツに取り組むことができる環境は素晴らしいですし、将来的にレースや車業界に携わる学生を育てることもOZの大切な取り組みの1つです。
 
 

ミュージアム見学

 
工場見学の後はOZミュージアムの見学です。
 
こちらのミュージアムは2006年にOZの創業35周年を記念して開設されました。

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創業当初から現在まで、46年のOZの歴史と革新的な技術と設計で生み出されたホイールが保管されています。




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フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、アストンマーティン、ロータス、マクラーレンなどの名だたる自動車メーカーへ供給してきたことがわかります。
 
これだけ歴代のホイールを一度に見ることが出来るのはこのOZミュージアム以外にはありません。

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OZの別ブランドであるMSWもこんな昔から存在していたんですね。
 
OZの長い歴史の一旦をこのミュージアムでは自分の目で見ることができます。

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次はOZ本社で働く人々を紹介します。

第4部につづく。


September 27,2017 Wed    取材レポート  



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