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FIA世界ラリー選手権(WRC) フォーラムエイト・ラリージャパン2024 (以下、ラリージャパン)は、競技3日目となりました。
この日は岐阜県を中心とした3ステージで構成されたSSを午前、午後で1回ずつの6SS。
そして、豊田スタジアムに戻り、2度目のスーパーSSを走ります。
 
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SS10 Mt. Kasagi 1
ジムカーナコースとして有名な恵那笠置山モーターパークにギャラリー用スタンド席を設けた特設コースを駆け抜け、
笠置山山頂付近まで一気に登り、中津川まで下っていく高低差607mのステージです。
大勢のギャラリーが詰めかけたDay3最初のステージを制したのは、トヨタのエバンス選手。
総合トップのタナック選手との差は17.9秒となっています。
そして、WRC2は10年物の旧型シュコダ ファビアR5を駆る新井大輝選手がトップタイムを叩き出しました。
 
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SS11 Nenoue Kougen 1
2022年から3年連続で使用されるステージで、前半は道幅がやや広めの登りセクションですが、後半は道幅が狭い下りというテクニカルなコース設定です。
また、ギャラリーエリアは宿泊プラン限定販売のため、ゆったりした環境の中でラリーを楽しめるSSです。
このステージは前日のトラブルにより大きく遅れたヒョンデのヌービル選手が渾身の走りでトップタイムを記録しました。
 
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SS12 Ena 1
観客のアクセス路を確保する為スタート地点が130mほど移動した点以外は昨年のコースを踏襲。
高低差約300mの林道を上って下りてを2回繰り返すテクニカルなセクションもあれば、200km/h近いスピードも出せる区間もあるなどバラエティに富んだステージです。
なお、一般車両が検問を突破し交通規制エリア内に進入したことにより、SS12は途中でキャンセルとなりました。
既に走行を終えた選手のタイムはそのまま採用され、走行中止を余儀なくされた選手にはFIA裁定のタイムが与えられました。
ラリージャパン2024実行委員会発行のリリースは下記となります。
 
◆事案の事実
 ■日時:2024年11月23日(土) 午前10時34分頃 
 ■場所:岐阜県恵那市山岡町田沢付近 
 ■概要:
①明智方面から一般車両1台が検問にて一時停止 
       ②制服警備員を含む現場スタッフ5名が検問所において通行証を確認 
       ③通行証が無いため、既にラリー競技を開始し交通規制を実施している旨を運転手に伝える 
       ④しかし、運転手が車を急発進させ検問所を突破し、そのまま競技コース内へ進入 
       ⑤競技スタート7番目の選手が待機しているスタート地点まで一般車両が進入 
       ⑥競技コース外へ車両を移動させるよう依頼したが応じず、十数分間、同場所にとどまった 
       ⑦ ⑥を受け、競技のキャンセルを午前10時50分に決定 
  ⑧安全上の理由から7番目スタート以降の選手は、代替ルートを使用して、次の会場へ移動
 
◆ラリージャパン2024実行委員会 太田稔彦会長からのコメント        
この度、警備スタッフ等5名の制止を振り切り交通規制エリア内に一般車両が進入したことについては、極めて遺憾であります。多くのファンが楽しみにしていたSS12がキャンセルになった事態を重く受け止めています。 
 引き続き、周辺地域の皆様、競技会場付近を通行予定の皆様には御迷惑をおかけしますが、御理解のうえ現場スタッフの指示
には必ず従っていただきますよう、改めてお願い申し上げます。
 
◆今後の対応                                                                                
ラリージャパン2024実行委員会は、岐阜県恵那警察署に被害届を提出する予定です。
 
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SS13 Mt. Kasagi 2
代替ルートを使用して移動し、SS13以降は無事に開催することができました。
この日2回目となる笠置山は路面が完全に乾き、ハイスピードの争いとなりました。
逆転チャンピオンに向けて総合トップ独走状態を築きつつあるタナック選手がステージウィン。
勝田貴元選手もこの日2回目のステージ3番手となりました。
 
Copyright©Rally Japan
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SS14 Nenoue Kougen 2
2走目となった根の上高原はSS13で総合3位となったオジエ選手がステージウィン。
勝田貴元選手も3位に入り、さらなる上位へ向けて期待がかかる結果となりました。
写真は中津川のTyre Fitting Zone の模様です。
 
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SS15 Ena 2
2走目となる恵那は滞りなく進行され、オジエがステージ2連勝で総合3位をキープ。
総合1位のタナックは4番手で恵那を走り切ったが、総合2位のエバンスは7位と振るわずリードはさらに広がりました。
 
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SS16 TOYOTA STADIUM SSS 2
岐阜のSSを終え、豊田に戻ってきた各選手たち。
サービスを挟んで土曜日という事もあり大勢の観客が見守る中、2回目の豊田スタジアムSSSがスタート。
総合首位のタナックがステージ優勝を飾り、短いSSながら2位との差を着実に広げることに成功しました。
 
@World / Red Bull Content Pool
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今シーズンよりWRCのポイントランキングシステムが大きく変わり、土曜日までの成績で、1位に18ポイント、2位に15ポイント、3位に13ポイント、以下10位までに選手権ポイントが暫定的に与えられます。
その結果、ドライバーズチャンピオンシップを争うヌービル選手とタナック選手との差は11ポイントまで縮まりました。
明日は、日曜のみの結果でポイントが付与されるスーパーサンデーと選手権ボーナスポイントが得られるパワーステージがあり、最大12ポイントを獲得できます。しかし、土曜日までの結果による暫定ポイントの獲得には日曜日の完走が条件となるためタイトル争いは最終日に決着となります。

November 23,2024 Sat    WRC  



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FIA世界ラリー選手権(WRC) フォーラムエイト・ラリージャパン2024 (以下、ラリージャパン) は、11月21日に豊田スタジアムでオープニングセレモニーが華やかに行われた後、最初のステージであるスーパーSSが行われました。オープニングセレモニーの模様は後日アップ予定です。お楽しみに!

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SS1 TOYOTA STADIUM SSS 1
ナショナル部門ではTOYOTA GAZOO RACING WRJからエントリーの眞貝知志選手が見事に1番時計をマークしました。
総合ではM-SPORT FORD WORLD RALLY TEAM エイドリアン・フルモーがオープニングステージを制しました。

©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
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SS2  Isegami's Tunnel 1
金曜日、SS2より本格的なラリーが幕を開けます。
旧伊勢神トンネルを駆け抜ける名物ステージではセバスチャン・オジエ選手、勝田貴元選手がパンクのアクシデントに見舞われるという波乱の幕開けとなりました。その中でステージウィンを飾ったのは自身初のドライバーズタイトル獲得に向けてランキングトップで最終戦に臨んだHYUNDAI SHELL MOBIS World Rally Team ティエリー・ヌービル選手となりました。

©Jaanus Ree / Red Bull Content Pool
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SS3 Inabu/Shitara 1
昨年までは稲武ダムと呼ばれていたステージ。今回からは走行エリアを示す稲武、設楽の名を冠した名称に変更されました。
このステージはパンクによるタイムロスから追い上げをみせるセバスチャン・オジエが制しました。
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SS4 Shinshiro 1
昨年は7kmのショートステージでしたが走行ルートを一新。17.41kmのロングステージとなりました。このステージは逆転でのマニュファクチャラーズタイトル獲得を目指すトヨタのエルフィン・エバンス選手が制し、総合でもトップに立ちDay2午前を終えました。

Copyright©Rally Japan
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SS5  Isegami's Tunnel 2
ここからは午前中のSS2-4の再走となり、逆転チャンピオン獲得に燃えるヒョンデのオィット・タナック選手が制し総合でもトップに躍り出ました。

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SS6 Inabu/Shitara 2
こちらもSS3の再走となるステージ。SS5に続きオィット・タナック選手がステージウィン。
2位のエバンス選手に対し、20.4秒のアドバンテージを築きました。

Copyright©Rally Japan
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SS7 Shinshiro 2
伊勢神トンネル、稲武設楽、新城と続くループステージもいよいよラストです。
このステージでは午前中に続き、トヨタのエバンス選手が2位のタナック選手に0.4秒差をつけてステージウィン。そして、Day2最後の舞台である岡崎へと向かいます。

Copyright©Rally Japan
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SS8 / SS9 Okazaki SSS
金曜最後は岡崎市の中央総合公園のスーパーSS。
昨年とはコースを一新し、より高速のステージとなりました。
リグループが設定された岡崎レッドダイヤモンドスタジアムや会場の様子は後日アップ予定です。こちらも是非チェックお願いします。
そして、このSSを制したのはトヨタの勝田貴元 選手!SS2の遅れをものともせず両ステージともトップタイム。一時は総合9位までポジションを落としましたが総合3位まであと0.1秒の4位まで挽回して金曜日を終えました。

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November 23,2024 Sat    WRC  



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FIA世界ラリー選手権(WRC) フォーラムエイト・ラリージャパン2024 
SS開始前最後の走行となるシェイクダウンが行われました。

豊田スタジアムから鞍ヶ池公園に移動!
フォトギャラリーをお届けします!

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November 21,2024 Thu    WRC  



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FIA世界ラリー選手権(WRC) フォーラムエイト・ラリージャパン2024 開幕に先駆け、豊田市駅前の公道を封鎖して「ENJOY ! Rally Fan Meeting」が開催されました。

これから走る本物のラリーカーの展示や、ドライバーサイン会、グッズ販売などが行われ、1000名を超える観衆がサインを求め列を作っていました。

無料プロモーションイベントという事もあり、たまたま通りかかった駅の利用者も足を止め、写真を撮っていたのが印象的でした。

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November 21,2024 Thu    WRC  



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FIA世界ラリー選手権(WRC) フォーラムエイト・ラリージャパン2024 (以下、ラリージャパン)が明日、開幕します。
開幕に先駆けて豊田スタジアム搬入日の模様をお届けします。
 
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明日からの開催に向けて豊田スタジアムは急ピッチで準備中。
入場ゲートをくぐると過去の名車から最新の車両まで展示されています。
1台1台に足が止まってしまい中々奥に進めなくなりそうです。
明日は、もっと車両が増えているとのこと。楽しみです。
 
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そしてWRCショップには、BRIDEとWRCのコラボシートが!
これは気になります。。。

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さらに、ラリージャパンショップは、限定ミニカーにマンホールにと様々なグッズが並んでいます。
ブルーインパルスの限定グッズも並ぶ予定です。併せてチェックしてみてください。
 
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まだまだ設営中ですが、スタジアム内にもラリーの歴史を飾ってきた名車が大集合です。
こちらもまだまだ展示車両が増えるそうです。
 
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そして、サービスパークへ。
先ずは最高峰クラスに参戦する3メーカーを紹介します。
参戦以来初のドライバーズタイトルが目前のHYUNDAI SHELL MOBIS World Rally Team。
今回はティエリー・ヌービル/オィット・タナック/アンドレアス・ミケルセンの3カーエントリー。
ヌービルは自身初、タナックは2019年以来の王者奪還を狙い日本で一騎打ちとなります。
 
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続いて地元、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team
ヒョンデと熾烈なマニュファクチャラー選手権を争います。
こちらも、エルフィン・エバンス/勝田 貴元/セバスチャン・オジエの3カー体制で15ポイントをリードするヒョンデ勢の逆転を狙います。

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そして、M-SPORT FORD World Rally Team
長年、WRCを支え続ける名門チーム。
このチームから王者へと上り詰めたドライバーも数多いです。
今回は、エイドリアン・フルモー/グレゴワール・ミュンスターの2カー体制。

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そして、ラリー2や国内クラスへ。
アルピーヌのラリーマシン A110 RGT が国内初登場。これまでヨーロッパのみでしか走ってこなかったそうです。
量産車ベースの2輪駆動マシンによって行われるクラス、R-GTでのエントリーです。
レッキで使用する車両もA110Sという徹底ぶり。
 
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今年のラリージャパンには1994年WRC王者のディディエ・オリオールが参戦!
FIT EASY RACINGからナショナル部門JR1クラスにエントリー。
 
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今シーズンより全世界で活躍を始めたGRヤリスラリー2も8台がエントリー。
 
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その他にもシトロエンやシュコダ、フォードなど様々な車種がエントリー。
追って紹介していけたらと思います。
 
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ラリーは明日の午前中にシェイクダウンが行われ、夜から競技開始となります。
カーくるでは日曜日まで連日ラリージャパンの模様をお届けしますのでお楽しみに。
 
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November 20,2024 Wed    WRC  



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