新たな年、2012年が明けて間もない本日(1月5日)、六本木ヒルズ内にある”グランドハイアット東京”で行われたアルファロメオ新型ジュリエッタの発表会に行ってまいりました。
大きなホールを貸しきっての発表会。
159、ブレラ、スパイダーが無くなり、現状ではMiToしかラインナップの無いアルファロメオにとって久しぶりの新型車とあり、力の入れようが伝わってきます。
会場には初代ジュリエッタも展示されています。
新型はまったく繋がりが無い車のように見えますが、”アルファロメオらしさ”は初代から受け継がれているとのこと。
フィアット グループ オートモービルズ ジャパンCEO ポンタス ヘグストロム氏からはフィアットグループの現状とアルファロメオの販売戦略を発表。
そして、いよいよ新型ジュリエッタ登場!
全3グレード(左からスプリント、コンペティツィオーネ、クアドリフォリオヴェルデ)が揃い踏み。
スプリント、コンペティツィオーネに関しては、右ハンドル + 1.4Lマルチエアターボエンジン(170ps) + Alfa TCT(デュアルクラッチオートマチック。
クアドリフォリオヴェルデに関しては、右ハンドル + 1.75LDOHCターボエンジン(235ps) + 6MT。
その他、ジュリエッタ導入記念としてコンペティツィオーネとクアドリフォリオヴェルデに”Alfisti(アルフィスティ)”という限定車がそれぞれ75台、50台用意されます。
コンペティツィオーネ アルフィスティは右ハンドルながら6MTを採用。
そしてクアドリフォリオヴェルデ アルフィスティは左ハンドルに加え、外装色には特別色として8cに採用されていた”コンペティションレッド”と車好きには魅力的な内容になっています。
特徴的なLEDリアコンビランプはとぐろを巻いた蛇のよう。
ヘッドライトにはデイライトとして機能するLEDが組み込まれ、凝った造りになっていました。
クアドリフォリオヴェルデに設定されているボーズのオーディオは、こんなところにサブウーファーが。
エクステリアデザインに関しては好き嫌いが分かれる気がしますが、人気のドイツ勢、フランス勢と戦うにはこのくらいの個性がないとダメですよね。
内装もスポーティなデザイン、高級感あるマテリアルで、147とは比べ物にならないくらいクオリティアップしています。
アルファロメオが147→ジュリエッタにモデルチェンジする間、ライバルのGOLFが2世代も進化しているのだから、このくらいは当然かも入れませんが、素晴らしい出来でした。
全幅1800mmとちょっと大柄なボディも、実際に乗り込んで見ると、ほどよくタイトなコックピットがそれを感じさせないし、むしろ走りの良さを期待させます。
後席に関してもレッグスペースに余裕があり広く乗り易くなっていました。ただしヘッドクリアランスはデザイン優先のためかちょっと小さめだったかな。
全体的に写真で見るよりもずっと良い印象でした。
こうなると早く走りを体感してみたいですが、販売は少し先の2月4日からとのこと。
試乗できる日が待ち遠しいです。
各グレードの価格(消費税込)は以下の通り。
スプリント 318万円
コンペティツィオーネ 358万円
クアドリフォリオヴェルデ 388万円
限定車
コンペティツィオーネ アルフィスティ 348万円
クアドリフォリオヴェルデ アルフィスティ 398万円
その他の写真は
フォトアルバムよりお楽しみ下さい。