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JAIA輸入車試乗会でジープ レネゲード リミテッドに乗りましたので、試乗記をお送りします。

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レネゲードには、大きく分けて1.4リッター直4ターボのマルチエアに6速DCT(デュアルクラッチ)を組み合わせたFFグレードと、2.4リッター直4のトレイルホークに9速AT(トルコン式)を組み合わせた4WDの2グレードがあります。

今回試乗したのは前者の上級グレードであるリミテッド。 ベースグレードに、バイキセノンヘッドライト、レザーシート、フロントシートヒーター、他にパークビューリアバックカメラ、レーンセンス車線逸脱警報装置、前面衝突警報といった数々の安全装備が付いてます。

フロント廻りは、とてもJEEPっぽいですね。

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乗った第一印象は、良い意味でカジュアルでとても明るい気分になれる車だなぁ。。と感じました。

皆様ご存じの通り、レネゲードはフィアット500Xとの姉妹車。 フィアットと共同開発されたモデルで、日本への導入車はイタリアで生産をされてるそうです。 イタリア生産のジープ・・ 一昔前では考えられない組み合わせですね。。

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乗った感じは、いかにもフィアットのクルマっていう印象です。 1.4リッターマルチエアエンジンは軽やかに吹け上がります。 6速のDCTは500やパンダのシングルクラッチと比べると圧倒的にスムーズで、クリープが少ない事を除けばトルコンのATのように扱えます。 とはいえ、VWのDSGと比べると変速時にショックを感じますが、これはキビキビ感を出す為に味付けであえてショックを残してるのでは・・と感じました。

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着座位置も思ったほど高くなく、またロールも抑えており、重心が高い感じはしません。 ステアリングフィールも低速では軽めですが、中~高速になると、しっとりと程よく重くなり安心感があります。

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リアシートも、結構広々。 背も高いので乗り降りもしやすいですね。 シートは試乗車はホワイトxオレンジで、とってもカジュアルな感じです。 ホワイトのシートは、アウトドアではちょっと気を遣うかな・・ ルノーキャプチャーのような脱着式のシートカバーが有っても面白いかもですね。

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このあたりは、見慣れたフィアットのメーター廻りですね。 もう少しJEEPっぽさが有っても・・とも思いますが。

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ナビゲーションは、オンダッシュですが、綺麗に収まってます。

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内外装のあらゆるところに、ジェリカンのXのモチーフが刻まれてます。

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フロントウインドウにも遊び心が。。

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サイドの死角に入ったクルマへの警告をしてくれたり、レーンを外れると振動で知らせてくれたりと安全装備はてんこ盛りな感じです。 安全装備はここ2-3年で急速に進化した印象が有りますね。

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最後に総括を。。 クルマとしてはとても良く出来ており、自信を持って薦められるモデルだと思います。

レネゲードを気にいるかどうかは、このクルマをどういう風に捉えるかで変わるのではないかと感じました。 

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昔からのアメ車ファンやJEEPファンの方は、ナンパになってしまって・・ との印象を受けるのではと思いますが、JEEPの外観は好きだけど硬派な雰囲気に二の足を踏んでた方、もっとカジュアルに乗りこなしたいと思ってた方、この内外装が気に入った方 とかには気にいって貰えるモデルに仕上がっていると思いました。
面積の大きいガラスルーフも明るい雰囲気を一層助長してる感じです。

個人的には、派手な色使いのポップな内装が、500Xよりもむしろイタリア車っぽいなぁ・・ と感じた次第でした。

ライバルは輸入車ではメルセデスGLA、VWティグアン、V40クロスカントリー、プジョー2008、ルノーキャプチャー 国産車ではマツダCX-3,ホンダヴェセル、ニッサンジューク、スバルXV ・・といったところかなと思いますが、キャラクター的に直接バッティングする車両は少ない気がします。

今回は試せませんでしたが、他の試乗記を読んでると、JEEPの名に恥じずオフロード性能も結構本格派との事ですので、アウトドアでガンガン使うような用途にも適した1台かもしれませんね。

気になった方、是非ともお近くのディーラーで試乗してみてはいかがでしょうか。


ジープ レネゲード リミテッド
主要諸元
全長×全幅×全高:4,255×1,805×1,695mm
ホイールベース:2,570mm
車両重量:1,430kg
エンジン種類:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ
排気量:1,368cc
最高出力:103kW(140ps)/5,000rpm
最大トルク:230Nm(23.5kgm)/1,750rpm
トランスミッション:6速乾式デュアルクラッチトランスミッション
駆動方式:FF
燃料消費率(JC08モード走行):14.6km/L
メーカー希望小売価格:318.6万円(消費税込)
※試乗車は333.9万円(ナビゲーションシステム、ETC、フロアマット装備)
ジープ公式サイト:http://www.jeep-m.jp


February 10,2016 Wed    未分類  



witten by い~さん
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JAGUARが2015年にDセグメントに投入した XE が世界で好調な販売を記録している。
競合ひしめくDセグメントにJAGUARが新型車を投入したのは実に14年ぶり。
同社のDセグメントには以前
Xタイプがあった。2001年にジュネーブ・モーターショー
でお披露目され、日本には同年9月から導入されたモデルだ。
ベンツ:CクラスやBMW:3シリーズをライバルにして、
Xタイプはフォード・モンデオをベースにしてセダン、ステーションワゴンの2タイプが最廉価モデル(アメリカで3万ドルで購入可能なジャガー)として開発された。当時のJAGUARとしては、かなり戦略的な価格設定だったどいえる。
しかし、Xタイプの販売はJAGUAR経営陣の思惑に反して低迷し、Xタイプの販売不振からJAGUARの経営不振にまで発展することとなってしまった。


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そんなDセグメントでの大失敗を乗り越え、今回市場投入された新型XEはJAGUAR渾身の一台になっている。
Xタイプでの失敗から学び、JAGUARはXEに同社の技術を惜しみなく投入した。先行のXJなどにも採用されているモノコックフレームを進化させ、高強度の6000系アルミニウムを車体全体の75%にも使用した。その成果として、高剛性と同時に軽量化(ホワイトボディで251kg)にも成功したのだ。

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XEは日本市場に7モデルが投入されている。
ガソリン・エンジン搭載モデルが直列4気筒及びV型6気筒の4車種、INGENIUM(インジニウム)ディーゼル・エンジン搭載モデルが3車種だ。

今回、試乗する機会を得たのは2リッター直列4気筒DOHCターボチャージャーエンジンを搭載したXE Prestige だった。

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さっそく西湖バイパスから小田原の街を試乗してみた。200ps・32.6kg-m/1750-4000rpmのスペックはさすがに力十分とはいいがたい。ただ、その分軽量でコンパクトなエンジンの恩恵でフロントノーズが軽く、軽快なハンドリングを楽しむことが出来た。無論、新開発のモノコックボディの剛性も寄与しての事だ。

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サスペンションも硬すぎず、適度なストロークで市街地や自動車道の段差をいなしていく。どちらかというとライトな味付けで、XJ等で感じられるシットリしたジャガーらしさは薄れているものの、ロングドライブでも疲れることはなさそうだ。
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昨年10月、ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガーのブランドアンバサダーであるプロテニスプレイヤーの錦織圭選手とコラボレーションし、XEの特別仕様車として「XE KEI NISHIKORI EDITION(錦織圭エディション)」を発売した。

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錦織圭選手の若く力強いイメージとXEのイメージは合致しているように思う。

JAGUARのイメージは英国紳士。そしてそれは先達のモデルが作り上げてきたものだ。しかし、このXEは黒いスーツにハットをかぶった英国紳士というよりは、ウィンブルドンでアグレッシブに戦う若きテニスプレーヤーのシャープさや力強さのような印象を受ける。これはもともとレース界で華々しい結果を残してきたJAGUARらしいと言えるのではないか。

是非、今までのJAGUARとは一味違うXEを皆さんにも体感してほしい。Dセグメントのセダンの購入を検討するのであれば、XEを試乗してからでも遅くは無い。

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XEに加えてXJやXFでブランド全体の販売台数も順調に推移しており、2016年1月にはJAGUARブランド初のSUVであるF-PACEも予約受注を開始した。

今、勢いのあるJAGUARブランドから目を離す事が出来ない。

JAGUAR XE Prestige
主要諸元
全長×全幅×全高:4,680×1,850×1,415mm
車両重量:1,600kg
エンジン種類:水冷直列4
気筒DOHCターボチャージャー
排気量:1,998cc
最高出力:147kW(200ps)/5,500rpm
最大トルク:320Nm/1,750~4,000rpm
トランスミッション:8段A/T
駆動方式:後輪駆動(FR)
燃料消費率(JC08モード走行):11.8km/L
メーカー希望小売価格:515万円(消費税込)
※試乗車は571.4万円(オプション含)

JAGUAR公式サイト:http://www.jaguar.co.jp/index.html 
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February 9,2016 Feb    JAIA輸入車試乗会2016  



witten by ハクナマタタ
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「全然ちがうぅぅぅ~!」

ステアリングを握って、アクセルを踏んだ瞬間に出た言葉がこれ。

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この声の主は、実は筆者ではなく今回の試乗会に参加した前DS5オーナーの雄叫びでした。

今回の試乗車は、新ブランド「DS Automobiles」のフラグシップモデル DS5 の限定車「DS Edition 1955」です。

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これは、DS が1955年のパリモーターショーでセンセーショナルなデビューをしてから60周年を記念しての限定車であり、濃紺の専用ボディーカラーであるブルーアンクルは、当時の DS21(1968) を再現しています。

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60周年ロゴとか、フロントグリルは、今までの DS5 との違いは一目でわかりますが、全然違うとは言いすぎでは?

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確かに、ダブルシェブロンの代わりに、DS LED VISION を備えた NEW DS WING と称されるフロントグリルは、雰囲気的には大きく変わっているかもしれません。

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でも、サイドビューなんか今までと全く同じだし・・・

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リアのスタイルも全く同じ。

あ、言っときますけど、このスタイルが嫌いな訳ではありませんよ。
むしろ大好きな部類に入ります。

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内装は、というと、ここにも60周年のエンブレムが付きます。

ご存じ1.6Lターボエンジンに6速ATが組み合わされます。
ということで、プラットフォームは従来通り。

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この航空機を彷彿させるコックピットは、未来感満載ですね。
でもここも変更ありません。

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実は、全然違うというのは乗り心地なんです。

DS5 のオーナー曰く「乗り心地が格段に良くなっている!」とのこと。

実は筆者も、ハンドルを握って思い出したことがありました。
昨年夏に試乗した、C5 Final Edition の乗り心地です。
そう、ハイドロの乗り心地です。

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このDS5は、新ブランドにおいてはまだまだ過渡期にある車種だと思っていましたが、「全然ちがうぅぅぅ~!」の雄叫びがこれからのDSブランドの片鱗を魅せつけてくれた気がします。

新世代のハイドロは、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。


【主要諸元】
全長×全幅×全高:4,535mm×1,870mm×1,510mm
車両重量:1,550kg
エンジン種類:DOHC直列4気筒ダーボチャージャー
排気量:1,598cc
最高出力:115kw(156ps)/6,000rpm
最大トルク:240Nm(24.5kgm)/1,400~3,500rpm
トランスミッション:6AT
JC08モード燃費:11.3km/L

メーカー希望小売価格:4,600,000円(税込) 

【DS5オフィシャルホームページ】
http://ds5.citroen.jp/


February 8,2016 Mon    JAIA輸入車試乗会2016  



witten by CARGO
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スタディモデルから数えると早20年を経過したTT。ロードスター自体が追加されたのは2000年であるから、それでももう15年経ち、今回で3代目となった。いかにも「TT」をイメージさせるエクステリアのデザインは踏襲されているが、最新のアウディ車に共通した印象をまとい登場してきた。

今回は合わせて「クーペ」モデルも試乗の機会を得たが、今回はオープンモデルである「ロードスター」に特化したレポートをお送りする。

当日は気温が5~6℃であったが、早速オープンにして試乗をスタートすることにしよう。ルーフの開閉に要する時間は10秒も要しない。それも、50km/h以下であれば、走行中も開閉が可能である。これは特に最近、ゲリラ豪雨の多い日本では嬉しいポイントである。
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3段階から選べるシートヒーターをONにし、ヒーターも割と強めにつけながらの試乗である。試乗車には後方からの風の巻き込みをシャットアウトするような風よけがなく、冷たい風が巻き込んでくるのが気になった。オプションとして、電動でデフレクターを出したり閉まったりするものが用意されているようだから、ぜひ装着したいところである。むしろ、できることならばこれは標準装備してほしいくらいだ。

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エンジンは直4の2.0Lターボで、6速Sトロニックと呼ばれるデュアル・クラッチ・トランスミッションが組み合わされる。エンジンはなかなかスポーティなもので、もちろんスポーツモデルらしく、といっても過激すぎず、適度にスポーティな走りを楽しめるような印象の味付けである。ただ、これも近頃流行っている、ドライブモードセレクト(アウディでは「アウディドライブセレクト」と呼んでいる)でモードをいろいろ選べば、それなりにいろんなテイストの「TT」を楽しむことができる。そして、このパワーを4輪に分配するのであるから、なかなか理想的といえるだろう。

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走っていて感心するのはボディ剛性感の高さである。オープンモデルはどうしても、ボディの一部を言わば“切って”しまっているわけだから、ボディの剛性感、しっかり感を保ちにくい。実際、オープンモデルの多くは道路の凹凸を超えた際に、フロアからぶるぶるといった振動、Aピラーやルームミラーがブルつくのが気になるが、このクルマはそのあたりをほぼ感じさせることなく、快適に走ることができた。もっとも、クーペと比較すると100kgも重たくなっているので、剛性不足にならないための補強はしっかりされているのだろう。

TTで特に話題になっているのは「アウディバーチャルコクピット」と呼ばれるものである。メーター部はすべて液晶になっており、そこはメーターのみならず、ナビゲーションなどの情報もすべて盛り込んだものといえる。これまでセンター部に大きなモニターを鎮座させていたのが半ば当たり前になっていたが、そのモニターをメーターの中に埋め込んでしまったといえばイイだろう。


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車両の設定はもちろん、ナビゲーション案内図、さらにはTVなどもそのメーター部に表示することが可能だ(もちろん、走行中TVは音声のみになる)。

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ナビゲーションはGoogle Mapを利用することが可能で、さらに驚くことに航空写真を使えば、まるで自分のクルマを上空から映し出しているような表示もすることができる。これは分かりやすいし、ドライバーにとっても有用なもののように感じた。

一方でTV画面をここに映すのはいかがなものかと考える。信号待ちなどでTVに注目するばかりに、信号が変わっても発進しないとかそういった問題が起きるのではないかと感じる。

このモニターを操作するのも極力スイッチを減らすために、ダイヤルで操作する形にしているが、これも慣れないとなかなか扱いづらいところがある。また、エアコンの操作もスイッチを極力減らしており、これまでと違ったところにスイッチがあったりする(例えばエアコンの吹出口など)。こういうことに少し慣れるまで時間がかかってしまうのではないかと感じさせられたクルマであった。

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しかし、快適に、楽しく、オープンを4輪駆動で楽しめるクルマというのはなかなかないので、魅力的な1台であるのは間違いないだろう。


アウディ TTロードスター 2.0 TFSI クワトロ
主要諸元
全長×全幅×全高:4,180×1,830×1,360mm
ホイールベース:2,505mm
車両重量:1,470kg
エンジン種類:直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボチャージャー
排気量:1,984cc
最高出力:169kW(230ps)/4,500~6,200rpm
最大トルク:370Nm(37.7kgm)/1,600~4,300rpm
トランスミッション:6速Sトロニックトランスミッション
駆動方式:クワトロ(フルタイム4WD)
燃料消費率(JC08モード走行):14.4km/L
メーカー希望小売価格:605万円(消費税込)
※試乗車は673.5万円(レザーパッケージ装着車・グレイシアホワイトM塗装車)
アウディ公式サイト:http://www.audi.co.jp

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February 6,2016 Sat    JAIA輸入車試乗会2016  



witten by い~さん
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日本市場でも人気のドイツの高級ブランド BMW、メルセデスベンツ、アウディ。

2015年の日本市場ではメルセデスベンツが販売台数でトップに立ったが、世界市場に目を向けるとBMWがプレミアムブランドの販売台数ナンバーワンに輝いている。

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今回の試乗会では、カーくる編集部は2台のBMWを試乗する機会に恵まれたが、まずはBMWの中核モデルとも言える3シリーズのツーリングワゴン。しかもxDrive(4輪駆動モデル)のレポートをお伝えしたいと思う。

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まず、BMWの3シリーズと言えば初代E21が1975年に発売され、当時の日本国内では富裕層しか手にすることの出来ない高級車であった。
しかし、1980年代中盤からのバブル期の日本では2代目となるE30の3シリーズが売れに売れた。バブル景気に押されて販売台数が伸び、BMWジャパン設立以来最大の人気車種となった3シリーズは「銀座のカローラ」などと呼ばれて銀座の街中を国産車以上に走り回っていたと言う。

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今回試乗したBMW 320i xDrive Touring Sports はシリーズ6代目(F30)で2012年から国内販売されており、既に熟成期に入ったモデルだ。このF30は歴代の3シリーズの中でも「Sport Line」、「Modern Line」、「Luxury Line」、「M Sports」と一番多くのバリエーションのデザインラインを持つのと同時に、「1,997cc直列4気筒ターボエンジン」、「2,979cc直列6気筒ターボエンジン」、「1,995cc 直列4気筒ターボディーゼルエンジン」と3種のエンジンをモデル毎にラインナップしており、ユーザーに対して多くの選択肢が用意されている。

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試乗した試乗車はグレーシャーシルバー(82,000円)という明るく美しいボディカラー。また、最近のトレンドである安全装備のアドバンスド・アクティブ・セーフティ・パッケージ(160,000円)をはじめとした総額70万円相当のオプションを装備していた。

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眺めの良い西湖バイパスと小田原の市街地が試乗コースだ。
2リッター直列4気筒ターボエンジンはアクセルをグイッと踏み込むと軽く噴け上がる。1.7tの車体を前に送り出すには若干のトルク不足を感じるものの、市街地では十分な加速力が与えられていた。
また、
セダンに比べて150キロ思い車重の恩恵で挙動も落ち着いていて乗り心地は上々。4WDモデル特有のハンドリングにおけるネガティブさもほとんど感じられない。
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これだけの装備・性能を誇りつつ、パッケージングもアウトドア好きやファミリー層のお出掛けにも十分な収納力を誇る。
また、見た目はシャープで文句なくカッコいい。
まさに、日本国内でのメイン市場と思われる購買層にはうってつけの一台といえる。

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BMW  320i xDrive Touring Sports
主要諸元
全長×全幅×全高:4,645×1,800×1,445mm
車両重量:1,660kg
エンジン種類:直列4
気筒DOHCツインパワー・ターボ
排気量:1,998cc
最高出力:135kW(184ps)/5,000rpm
最大トルク:270Nm(27.5kgm)/1,250~4,500rpm
トランスミッション:8段A/T
駆動方式:全輪駆動(4WD)
燃料消費率(JC08モード走行):14.5km/L
メーカー希望小売価格:559万円(消費税込)
※試乗車は626.4万円(オプション含)

BMW公式サイト:http://www.bmw.co.jp/ja/index.html

February 6,2016 Sat    JAIA輸入車試乗会2016  



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