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3月1日の日曜日 実に四年ぶりとなる第四回カーくるツーリングが開催となりました

今回の企画は『春の静岡・味覚&絶景満喫ツーリング』と題した関東・中部のカーくりストのリアル交流ツーリングイベントで、20台の募集はあっという間に満員御礼となりましたが、最終的には15台・21人ものカーくりストが東西から静岡に集まってくれました

そしてツーリング当日は折からの予報がくつがえる事無く、空からは生憎の雨

一部の予報では大荒れになるという事でしたが・・・雨男どころか嵐を呼ぶ男までいると噂のカーくる編集部が主催ですからこんな雨ぐらいどうって事ありません

名古屋市内のガレージからgtvを雨天に引っ張り出したのは本当に久しぶりです。

助手席に次女をコドライバーにしていざ出発ぅ~!

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先ずは東海組のプレツーリングの集合場所 東名高速赤塚PAで一旦集合し、そこから6台でニョロニョロと静岡空港へ向かいます。

もうこの時点で久しぶりのツーリングが結構楽しくてタマリマセン(笑)

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途中ワイパーが要らないくらいの小雨にもなりましたが、ツーリングの出発地点 富士山静岡空港へ到着すると結構な大雨でした


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ん~、風も強くなってきたし雨は強まるしこりゃ大変!

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という事で
関東組も地元静岡組も合流したら駐車場の屋根スペースで出発前のドライバーズミーティングです。
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このミーティングでは、今回のツーリングに参加頂いた皆さんにツーリング参加のノベルティや春のイベントのチラシ(ミラフィオーリ・チンクエチェントポーリ)を配布させて頂きました

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で、ミーティングが終わればさっそく談笑しながらツーリング前のコミュニケーションタイム

やっぱりリアルベントはこれっ!

いつもはネットでしかコメントをやり取りしない相手と実際に顔を見ながら話をするというのが良いんです!

ちなみに、今回参加頂いたカーくりストはこちらの皆さんです。

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いーさん : アルファロメオ GTV
ROALさん : トヨタ アベンシス
コンドウ☆さん : プジョー 406クーペ
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しまぴょんさん : アルファロメオ GTV
たかやんさん : アルファロメオ ジュリエッタ
あーぼさん : アルファロメオ 147GTA
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ぐれごりさん : フィアット 500
んどん。さん : フィアット グランデプント
美あんこさん : アルファロメオ 147GTA
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ハクナマタタさん : ランチア イプシロン
ひろきちさん : アルファロメオ 155
きもだこよしさん : プジョー 106S16
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yokyonさん : アルファロメオ Mito
はるぱさん : フィアット PANDA
みぞやんさん : アルファロメオ ブレラ   
 ※駐車場駐車並び順

今回はこ~んなにバラエティに富んだ皆さんと早春の静岡を一緒に走り抜ける事が出来ました

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先ず、静岡空港から出発してさっそく向かったのは小川漁港魚河岸食堂。

さすがに15台ものグループになると普通の駐車場に止める事はできず、駐車係員に誘導されるがままに漁港エリア内に縦列駐車です(笑)

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結構な雨にもかかわらず、人気の食堂は大混雑!

でも、10分ほど並んで食券をGETして何とか無事に美味しい海の幸にありつくことが出来ました


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こちらは上海鮮丼!
生シラスや生桜えび!そしてマグロも乗ってこのボリュームはもう最高!

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そしてこちらはマグロの漬け丼!
ん~、新鮮でうまい!やっぱりお魚は獲れたてが一番ですね~

参加者の皆さんそれぞれに丼や定食で焼津の海の幸を楽しんで頂く事が出来ました。

やっぱりツーリングの目的地にはこうした美味しい物が欠かせませんよね~?

そしてこの小川漁港にいる間にもはさらに強くなり、まで強くなってきたので

ツーリングのスケジュールを早めて早々に出発することに!
 
               

小川漁港を出たカーくるツーリング一行は雨の焼津市内を走り、山側の藤枝方面へ向かいます。

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1時間弱ほどニョロニョロと走り、到着したのは山間にある 道の駅 玉露の里です。

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咲き始めた梅の花にも迎えられ・・・

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道の駅の駐車場に整列~!
147GTAと500のツーショット!


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雨の中でもアルファロメオのロッソは輝きを失っていませんね~

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すぐにでも茶店に入りたいぐらいの雨でしたが、メンバーの皆さんは愛車の前で情報交換!

やっぱり天気なんか関係ないんですよね~

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とは言っても寒さには勝てず、道の駅内の喫茶に20人で押しかけて静岡名産の玉露のスウィーツを堪能することに!

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暖かな和室でヒンヤリ玉露ソフトしるこや、温かな玉露ぜんざいを頂いてホッコリ大満足!

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美味しいスウィーツの力も手伝い、畳の上で愛車やイベント、ツーリングなど楽しい話題にいっぱい花が咲きました。

また、今回は車のイラストを描かれているイラストレーターのきもだこよしさんをゲストにお呼びしていたので、希望者は愛車のイラストをオーダー!

ん~、ピカソに続いてGTVもイラストをお願いしてしまいました!

完成が楽しみです~

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さあ、そろそろ帰り道の渋滞が気になる時間になってきたところで解散の時間です。

皆で集合写真を撮ってこうしてアップして・・・で、皆さんのお顔をそのままアップするのは気がひけましたのでカーくるのロゴマークで隠してみました(笑)

結果、なんだかコミカルな写真になってしまってすみません

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自宅で帰りを待つ家族の為にお土産を買いつつ駐車場に出てみれば・・・

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まだまだすぐに皆が岐路につくわけでもなく、喋り足りないとばかりにこちらでもオシャベリタイムが延々と続きました

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それでも徐々に1台、また1台と帰路に就くメンバー達。
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せっかくのツーリングだったので是非晴れてほしかったですが、こうして雨になってしまったからには次回、関東・中部メンバーが合同ツーリングを開催する時には是非お天気に恵まれたいですね!

それまでしっかり日頃の行いに気をつけなくちゃ

こうして無事に 第四回カーくるツーリングは現地解散という形で幕を閉じる事が出来ました。

雨天の中遠方より
参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

最後までスケジュールを消化する事が出来てよかったです。

新たな知り合いも増えたようですし、このツーリングを機にカーくる内の繋がりが広がればと願っています

そして今回、このカーくるツーリングに協賛頂いたチンクエチェント博物館様には心より感謝です。
  
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カーくるツーリング、次回は中部&関西メンバーで楽しめるような物を企画したいと考えております。

是非、たくさんの皆さんに参加して頂きたいと思います

カーくるはオンライン&オフラインで車好きの皆さんの繋がりを楽しく創出していきます!

March 2,2015 Mon    未分類  



witten by 美あんこ
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今回、用意された100台近い試乗車のうち、マニュアルトランスミッション(MT)を搭載した車は9台でした。
そのうちカーくるが試乗できたMT車は3台。プジョー RCZ-R(6MT)、フィアット パンダ4×4、そしてこのルノー ルーテシア・ゼン 0.9。
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昨今、高級車のみならず、ベーシックカーやスポーツカーでさえもMT車はあまり設定されておらず、選択の幅は狭まるばかり。
かつては価格や燃費の面でMTを選択していたドライバーも少なからずいたと思いますが、ツインクラッチを含むATが著しい進化を遂げたことでそれらの利点は失われて久しく、また高性能化した車体を電子制御し、速く・安全に・環境性能にも配慮しながら走らせるには、ドライバーの意志が強く働くMTは自動車メーカーにとっても、もはや厄介者になってしまったのではないかと思えるほど。
事実、このルーテシアにおいても”GT”や”インセンス”などの1.2Lモデルはもとより、最上級のホットモデル”R.S.”でさえ6速のデュアルクラッチATしか設定されていませんでした。

今回、ベーシックグレード”ゼン”に新たに設定された0.9Lターボエンジン+MT。
ファンにとっては貴重な”MTで楽しめるフレンチベーシック”の登場です。
シリーズ中最少となる3気筒0.9Lターボはわずか90psですが”非力なエンジンをMTで自在に操りドライビングを楽しむ”という古典的ですが普遍的な楽しさを期待させます。

エクステリア
上級グレードとはバンパー形状などで違いがありますが、基本のデザインが魅力的なのでまったく見劣りはしません。
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5ドアなので実用性も兼ね備えています。ベーシックカーとして日常での使い勝手を考えると非常に有難いです。デザインにこだわるフランス車らしく、リアドアのノブはウィンド後端に目立たぬように配置されてます。
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インテリア
非常にシンプルでまさにベーシックグレード!といったところですが、全体的なバランスやデザインは悪くないし、ステアリングやシフトノブといった普段一番触れるところの質感もよくできていました。またシートは思っていたよりコシが強い印象でしたが、サポートも程よく、長距離を乗っても疲れにくそうです。
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外観がスタイリッシュなので後部座席にしわ寄せがきているのではないか?と思いましたが、しっかり3人が座れ、ニースペースも余裕がありました。
またトランクは開口部が少し高めですが、日常で使うには十分な広さが確保されています。
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エンジン
上級グレードが搭載する直4の1.2Lターボ”H5F”から1気筒を削った直3の0.9Lターボ”H4B”。
今時のダウンサイジングエンジンとしては当たり前かもしれませんが、3気筒を意識するような安っぽいフィーリングは殆ど感じられず、小排気量でも低回転からトルクがそれなりにありますので発進時もそれほど気を遣うことはありません。
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ブーストが効いてくる4000回転付近からは明確にトルクの盛り上がりが感じられるセッティング。レブリミットの6000回転付近まで力強さは衰えず、頭打ち感も感じられなかったので、あと500回転回ってくれるともっと楽しいかな。
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シフトフィール
ストロークは長めでスポーツカーのようなカチッと感はありませんが、シフトゲートは明確で操作しやすい。
クラッチも軽めでつながりも穏やかなので、特別意識して操作することもありません。
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サスペンション
普段使いを重視し柔らかめなので、コーナリングではそれなりにロールはしますが、コシのあるセッティングとボディ剛性がしっかりしていることもあり不安感はありません。良くも悪くも正統派のフレンチベーシックカーといったところでしょうか。
ブレーキに関しても車重が軽いためか必要十分な効きでタッチも自然なフィーリングでした。
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スポーツモデルの”手に汗握るエキサイティングなドライビング”とは一味違う楽しみがこの車にはあります。
もちろん、あそこを交換して、ここをチューンナップして…と弄る楽しみも存分にあると思いますが、個人的には、この素の良さを大切にして日常の中でいつでもドライビングを楽しみたい。そう思わせる一台でした。
”魅力的なスタイル”、”日常の使い勝手の良さ”、”リーズナブルな価格設定”とベーシックカーとしてバランスよくまとめられた一台に、”操る楽しみ”というエッセンスを加えて魅力を増したルノー ルーテシア・ゼン0.9。
フランス車の入門用として、また通なマニアの日常の足としても魅力的な一台でした。


ルノー ルーテシア・ゼン(0.9ターボ) 主要諸元
全長×全幅×全高:4,095×1,750×1,445 mm
車両重量:1,130 kg
エンジン種類:ターボチャージャー付直列3気筒DOHC12バルブ
排気量:897 cc
最高出力:66 kw(90 ps)/ 5250 rpm
最大トルク:135 Nm(13.8 kgm)/ 2500 rpm
燃料:プレミアムガソリン
トランスミッション:5速MT
全国希望小売価格:2,080,000円(消費税込み)
ルノー・ジャポン 公式サイト:http://www.renault.jp/index.html

February 23,2015 Mon    JAIA輸入車試乗会2015  



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毎年この輸入車試乗会を主催している『日本自動車輸入組合(JAIA)』は、自動車の輸入が自由化された1965年に設立され、今年で50周年を迎えた。

JAIAでは設立50周年記念事業の第1弾として、輸入車50年の歩みを「JAIA 50th 特別展示記念 ~日本が出会った名車たち~」と題して、当時を彩った輸入車13台を試乗会会場に特別展示しました。
名車と言っても手の届かなかった高級車だけではなく一般の方にも馴染み深い車も展示されており、なかには今でも街で見かける車もありました。
各々の車を見ると、当時のカーライフや輸入車への思いがよみがえってくる方も多いのではないでしょうか?
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また特別展示に続く第2弾として、輸入車 フォト&エッセイ・コンテストを開催中。
4月末までの期間中「輸入車とあなたの思い出・生活・夢」をテーマにした写真、エッセイを募集。
入賞者には表彰や好きな輸入車を最大2か月レンタル+10万円分の旅行券などの豪華賞品が贈呈される。
詳しくは、50周年特設サイト(http://www.jaia50th.jp/)をご覧頂下さい。
輸入車自由化から50年の節目の年、あなたの輸入車への思いを綴って応募してみましょう!


~輸入車が憧れだった時代~

フォルクスワーゲン ビートル(1953)

国民車を意味する車名のとおり、世界中に浸透したフェルディナンド・ポルシェ博士設計の小型実用車。堅牢な車体の後部に空冷フラット4エンジンを搭載し、信頼性や耐久性は折り紙付き。半世紀以上にわたる累計生産台数2,153万台は、単一車種としては空前絶後である。
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キャデラック ド・ヴィル コンバーチブル(1967)
世界に冠たるGMの最高級車であり、アメリカの富と権力の象徴だったキャデラック。全長5.7m、全幅2mの巨大なボディに、7リッターV8エンジンを搭載し、エアコンや各種パワー装置をフル装備。最廉価モデルでも5,000ドル以上したが、年間20万台近く売れていた。
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メルセデス・ベンツ 600(1972)
メルセデスの威信をかけて登場した、当時最も速く、安全かつ豪華な世界最大級のサルーン/リムジン。長大なボディにメルセデスが誇る最先端の技術を満載。戦前のグローサー・メルセデスの再来と呼ばれ、世界中の王侯貴族やVIPに愛用された。
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ジャガー XJ(1972)
英国の伝統とエレガンスとを体現した高級かつ高性能サルーン。ジャガーの名にふさわしいスリークな姿、絶妙な乗り心地とスポーティな操縦性とを両立させたシャシー性能、優れた静粛性などによって高い評価を獲得。高級サルーンの新たなスタンダードを築いた。
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~輸入車 メジャープレーヤーを目指して~

フォルクスワーゲン ゴルフE(1980)
ジウジアーロの手になる簡潔ながら機能美あふれるコンパクトなボディに、5人の乗客に充分な居住空間と荷室を確保したパッケージング、優れた走行性と経済性でFWDハッチバックの代名詞となった傑作。歴代モデルが小型車のベンチマークであり続けている。
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BMW 320i(1987)
扱いやすいコンパクトなサイズに高品質でスポーティなBMWの魅力を凝縮したモデル。2/4ドアセダンからカブリオレ、ワゴン、ホモロゲーションモデルのM3まで車種も豊富で、日本ではバブル期に"六本木のカローラ"の異名をとるほどのヒット作となった。
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ポルシェ 930ターボ(1989)
北米カンナム選手権を制覇したターボ技術を導入したポルシェ発の市販ターボ車。太いタイヤを収めるため拡幅された迫力たっぷりのボディを最高速度250km/hまで引っ張る高性能はもとより、エアコンなどの快適装備も充実し、スポーツカーの新次元を切り開いた。
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メルセデス・ベンツ 190E(1993)
日本の5ナンバー規格に収まるボディサイズを除いては、スタイリング、品質、走りなど、すべてが上級モデルと同じメルセデス基準で作られたコンパクトセダン。日本では"小ベンツ"と俗称され、ライバルのBMW3シリーズとセールスを競い合った。
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プジョー 205GTI(1993)
コンパクトでチャーミングなボディ、SOHCながらレスポンスの鋭いエンジンと俊敏なハンドリングがもたらす痛快な走りが魅力のホットハッチ。堅実だが地味というプジョーのイメージを塗り替え、日本においてブランドの知名度向上に大きな役割を果たした。
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ボルボ 850ワゴン(1995)
世界初の横置き直5エンジンによるFWDに転換して登場した新世代ボルボの尖兵。スクエアなフォルムを残しつつ格段にスタイリッシュになり、先代となる240や上級の740/760から始まったエステートの人気がブレークし、ワゴンブームを巻き起こした。
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~ブランドバリューへの回帰~

アウディ TT(2005)
その後のアウディはもちろん、他社のデザインにまで影響を与えた円をモチーフとしたバウハウス風の独特なスタイリングのクーペ/ロードスター。ターボエンジンとクワトロシステムによる安定感のある走りで、新たなジャーマンスポーツ像を提示して見せた。
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アルファロメオ 147(2003)
1940年代末の6C2500ヴィラデステから引用したといわれるクラシカルな顔つきを持ったスタイリッシュ・ハッチバック。車体剛性や仕上げはベースとなった上級の156を凌ぐほどで、アルファロメオが自ら謳っていたプレミアム・コンパクトとして成功を収めた。
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~エポックメイキングな輸入車たち~

シトロエン DS21パラス(1969)
宇宙船を思わせる前衛的なボディに、オイルと窒素ガスによるハイドロニューマティック・サスペンションなどの特異な機能を詰め込んだアッパーミドルサルーン。凝った設計ながら20年間に140万台以上が作られ、タクシーや特装車のベースカーなどにも使われた。
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※各車の説明文はJAIA資料より引用

February 12,2015 Thu    JAIA輸入車試乗会2015  



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またアルファロメオがやってくれた。

2010年にデビューした3代目 ジュリエッタが、日本を代表する工業デザイナーのKEN OKUYAMA(奥山清行氏)とコレボレーションすることで更なる魅力を手に入れたのだ。

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今回、アルファロメオと奥山氏のコラボレーションのベースになったモデルは、ジュリエッタのSportiva(以下スポルティーバ)で、エンジン・オブ・ザ・イヤー2010を受賞したマルチエアエンジンを搭載したモデル。


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スポルティーバは QUADRIFOGLIO VERDE(クワドリフォリオヴェルデ)に継ぐセカンドレンジモデルだが、その中身はダークグレー仕上げアダプティブ機能付きバイキセノンヘッドライトや、レッド仕上げのブレンボ製4ポッドフロントブレーキキャリパー、スポーツサス、新デザインのレザー/アルカンターラ製ヒーター付パワーシート、スタート&ストップシステムなど、内外装共に充実した装備の魅力的なグレードだ。

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そして今回、KEN OKUYAMA氏とコラボレーションした事で、スポルティーバは KEN OKUYAMA DESIGN オリジナルホイールK.o.002、ステンレス鏡面仕上げの KEN OKUYAMA エンブレム、専用ボディストラップを手に入れた。

今回、カーくる編集部が試乗したのはコラボモデルのRossa(ロッサ)とBianca(ビアンカ)のうち、アイスホワイトのボディが美しいBiancaだ。

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透き通るような白さを持つボディに走るストラップは、KEN OKUYAMA氏が世に送り出したライトウェイとスポーツカー kode9(コードナイン)の要素をモチーフとしてデザインされている。
ジュリエッタのボディをよりスポーティに、そしてダイナミックな印象を持たせている。

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オリジナルホイール K.o.002 は、古くからのアルファロメオ伝統の円をモチーフとしたホイールデザインとも共通性があり、スポーティさの中にもエレガントさをうまく表現している。
今年の東京オートサロン2015でこのモデルが発表された時から、このホイールのデザインに惹かれていた。

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Cピラーのアクセントになっているエンブレムはステンレス鏡面仕上げで、新潟県の金属加工集団「磨き屋シンジケート」の職人がひとつひとつ磨き上げたという
もとより魅力的なジュリエッタがこれだけの特別装備を多数盛り込んで輝きを増している。

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走りも熟成が進んだTCTを駆使して走れば爽快そのもの。
ジュリエッタでも人とは違うモデルに乗りたいオーナーにはステキな選択肢になるのではないだろうか。


Alfa Romeo Giulietta Ken Okuyama Speciale Bianca 主要諸元
全長×全幅×全高:4.350×1.800×1.460mm
車両重量:1.400kg
エンジン種類:直列4気筒マルチエア16バルブインタークーラー付ターボ
排気量:1.368cc
最高出力:125kw(170ps)/5500rpm
最大トルク:25.5kg-m(250Nm)/2500rpm(TCT-Dynamic)
燃料:プレミアムガソリン
トランスミッション:Alfa TCT(6速乾式デュアルクラッチオートマチック)
全国希望小売価格:3,952,800円(消費税込み)
Alfa Romeo 公式サイト:
http://www.alfaromeo-jp.com/
 
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February 11,2015 Wed    JAIA輸入車試乗会2015  



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「BMW i3」は2011年にコンセプトモデルが発表され、同年の第42回東京モーターショーでも我々クルマ好きの注目を浴びた1台だ。当時「市販前提」とアナウンスされていたものの、今までにないようなスタイリングの自動車が本当に発売されるのだろうか?と懐疑的に感じたことを思い出す。

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今日は目の前にその「i3」の市販版がいる。
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それも、コンセプトモデルとほぼスタイリングは変わっていない。そして、幸運にもこの「i3」を私自らがステアリングを握り、公道を走れるというチャンスを得た。


電気自動車(EV)は日本ではすでに「三菱
i-MiEV」や「日産 リーフ」などが市販化されているが、航続距離がこれまでのガソリン車に比べると物足りないということもあり、さほど普及していないのが正直なところである。また、実際にデザインや操作系などが普通のガソリン車とさほど変わらないということもあり、“特別感”を感じられないのもこの2車のウィークポイントかもしれない。

 

それでは、早速乗り込もう。
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この「i3」は見た目の個性はもちろんのこと、ドアを開けてシートへかけてもこれまでになかったような様々な新しい操作系やデザインをまとっている。「これが未来のクルマか!」という気持ちを抱くはずだ。この日同時に試乗した「フォルクスワーゲン
e-up!」はガソリン車の「up!」とほぼ同様の操作系であり、対極といえる。
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ドアは観音開き型の4枚ドア。後席への乗降性は良いが、後席に乗る際は前のドアを開けないと乗ることができない。狭い場所で後席に乗りたい時には少し不便に感じるだろう。
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ヒップポイントはこれまでのBMWのセダンなどとは異なり、高めの位置だ。高齢の方でも乗り降りがしやすいと言えるだろう。
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i3の起動スイッチ(エンジンスタートではないため、あえて“起動”とした)やシフトポジション操作などの操作系は従来のクルマとは場所や操作方法が少し異なる。しかし、ワケがわからないほどのものではないのですぐに慣れるだろう。シフトポジション操作は国産車でいう、方向指示器についたライトを点灯させるようなしぐさ(とはいえ、方向指示器よりももっと太いもの)をしてシフトをセレクトする。その太いシフトセレクターの付け根のあたりに「システム起動スイッチ(ガソリン車で言うならエンジンスタートボタン)」がレイアウトされている。



インパネなどを見ると、「プレミアムブランド」ではこれまで考えられなかったような、カタログによると“天然繊維”の飾り気ない部品が使われていたりする。試乗車にはオプションの「ユーカリ・ウッド」のパネルが採用されており、これまでにあまり見たことのない印象のインテリアを味わうことができた。そして、目の前には液晶パネルのスピードメーター、
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中央には近頃のBMW車同様に、大きいディスプレイ
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が用意されている。
これは「iDrive」と呼ばれるセンターコンソールにあるダイヤルで、ナビゲーションや車両情報など操作することが可能だ。



電気モーターはほんの小さな回転(i3の場合はわずか100回転/分)から最大トルクを発生させるという特性がある。電気自動車は皆そうだが、発進加速性能はガソリン車では味わえない力強さ感を感じることができる。無音で、変速機もないためシームレスにグイグイと加速していく様は、電気自動車でしか味わえないフィーリングだ。


最高出力は125kW(170ps)/5,200rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/100~4,800rpmというスペックをもつ。レンジ・エクステンダーなしの純粋なEVモデルでの一充電走行距離は、JC08モード(国土交通省審査値)で229kmである。


私はこれまでに純粋なEV車としては「三菱 i-MiEV」「日産 リーフ」「テスラ モデルS」と試乗したが、これらすべてガソリン車でいう“クリープ現象”が存在した。しかし、この「i3」はクリープ現象がない。だから、アクセルを踏まなければ発進しないわけだ。

一方で、走行中にアクセルを離すと大変強いブレーキがかかる。これは電気自動車特有の「回生ブレーキ」であり、このi3は回生ブレーキにより電気をチャージしようと強い回生ブレーキが効くようになっているようだ。

驚かされたのは試乗中の大半がブレーキペダルなしで走行できてしまったことである。最初はアクセルを離すと、あまりにブレーキが効き、驚くが、しかし慣れてしまうと、この「1ペダル」での操作がなかなか楽しく、操作もしやすいように感じた。

しかしブレーキペダルを踏まないとブレーキランプがつかないのではないかと、心配される方もいるだろう。実際の目で確認しているわけではないが、ある一定のGがかかった場合はブレーキランプも自動で点灯するそうだ。

今回の試乗車は「レンジ・エクステンダー装備車」だった。例え電気が“カラ”(=バッテリーがゼロ)になっても、発電用のエンジンで発電することにより、航続距離を延ばすことができるというものである。今回試乗中にはエンジンが始動することはなかったが、航続距離が心配の電気自動車にとって、このレンジ・エクステンダー仕様は魅力的なものだ。

さらに、驚かされたのは「ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)」だ。近頃では多くのクルマにも採用されるようになったが、前から常にレーダーをだし、自車がクルーズコントロールをセットした状態であれば、前車との車間距離を保ち、前車に追従する。前車が停止すれば、自車も滑らかに停止するという、いわば“半自動運転”のような機能である。
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この機能が極めて滑らかにブレーキも作動し、本当に運転のうまいドライバーのクルマに乗っているようなフィーリングであるのに感心した。これはドライバーの疲労軽減に非常に有効であろう。ただ、これに完全に頼ってしまってはいけない。あくまでもヒューマンエラーをカバーするものという考えを忘れてはならない。


ボディには一般的なスチールやアルミといった金属ではなく、カーボンファイバー強化樹脂が使用されている。アルミニウムより30%軽量でありながら、高い強度を持つという素材だ。車両重量は1,390kgということもあり、軽快に走る。
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さらに、驚かされたのはその乗り味だ。床下にバッテリーが搭載されているためか、なんとも上質な気持ちのいい乗り味を提供してくれる。西湘バイパスの道路の継ぎ目を超えてもほとんどショックは感じられない。


そして、ハンドリングが楽しい電気自動車であるということも実にユニークだ。ステアリングの効きはいかにもBMWらしく非常にクイック。ハンドリングの楽しいクルマだ。ただ、全高が高めということもあり、少しロールは大きめだが、問題になるわけではない。


電気自動車はエンジンの音がしないため、他の音が気になるのが避けられないところである。しかしこのi3はロードノイズがよく抑えられていた。前輪が155、後輪が175という細いタイヤを履いているのが効果を呼んでいるのかもしれない。IMG_1465.jpg
その代わり、気になった音は風切音。オーディオやラジオを聞いていれば、また印象は変わってくるかもしれない。

IMG_1450.jpg
価格は今回試乗したレンジ・エクステンダー仕様で546万円、純粋な電気自動車仕様で499万円。国から補助金が出るとはいえ、このサイズとセグメントから考えると価格が少し高いと思ってしまうのも正直なところだ。しかし、装備の充実度合いやボディにカーボンファイバー強化樹脂を採用しているあたりなど、お金がかかっていることも理解できる。ただ、現時点では誰もが買える、もしくは多少無理してでも買えるとは言いにくい。仮にi3が400万円を下回ったとなると、かなり魅力的に感じる方も多いだろう。「日産
リーフ」も発売後、毎年のように値下げが行なわれているが、この「i3」ももう少し価格が下がることで、一気にすそ野が広がることを期待したい。

 

 

 

IMG_1457.jpgIMG_1467.jpg

BMW i3(レンジ・エクステンダー装備車)
主要諸元

全長×全幅×全高:4,010×1,775×1,550mm

車両重量:1,390kg

 

電気モーター種類:交流同期電動機

定格出力:75.0

最高出力:125kw170ps)/5,200rpm

最大トルク:250Nm25.5kgm)/100-4,800rpm

駆動用バッテリー種類:リチウムイオン電池

 

発電用エンジン種類:直列2気筒DOHC

排気量:647cc

最高出力:28kw38ps)/5,000rpm

最大トルク:56Nm5.7kgm)/4,500rpm

 

メーカー希望小売価格:546万円(消費税込み)

BMW公式サイト:http://www.bmw.co.jp

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February 8,2015 Sun    JAIA輸入車試乗会2015  



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