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突然ですがみなさん、自動車盗難、部品盗難、車上ねらいなどの自動車関連犯罪が1日に何件発生しているかご存知ですか?

正解は1日およそ500件です!

車両関連犯罪は日々のニュースに取り上げられることが少なく、これだけたくさんの車両関連犯罪が発生していることを知らない方も多いのではないでしょうか。
車を大事にされている人であれば聞き流せない話ですね!

今回は様々な車両関連犯罪から愛車を守るカーセキュリティについて名古屋市天白区にある『セキュリティラウンジ名古屋』さんで最新のカーセキュリティについて教えていただきました。

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セキュリティラウンジについて

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セキュリティラウンジはカーセキュリティでトップシェアを誇る加藤電機さんが運営するカーセキュリティ専門店です。
2005年にセキュリティラウンジの1号店が誕生しました。
現在は全国にフランチャイズを19店舗展開しています。(2019年1月取材時点)

カーセキュリティは取付が複雑で高度な技術が必要になるため、各店舗には防犯設備士、プロショップ認定資格を有した取付士が在籍しており、接客から取付まで一環して行う仕組みを実践しているそうです。
また、取付に必要となる車両情報はいち早く調査し、店舗間で共有しているそうです。新型車や外国車など情報がまったくない車両に関しては、実車確認を行ない施工方法や配線取得先などを時間をかけて検討するそうです。

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最新の盗難事情

車両犯罪が多い地域や被害に遭いやすい車両について教えていただきました。
発生件数は2017年時点では1位:茨城、2位:大阪、3位:千葉といった順位になっています。
やはり大きな都市で多い傾向にあるようですが、茨城県がワースト1位なのは意外でした。

盗難されやすい地域性もあるようで、盗難車は盗難後速やかに海外に運ばれるため、港が近いエリアは狙われやすい傾向にあるそうです。

車種別で見ますと、1位:ランドクルーザー、2位:プリウス、3位:レクサスLSという順位です。
1位のランドクルーザーは盗難車の割合が驚きの21%を占めています。
茨城県で港近くに住んでいるランクルオーナーさんは特に盗難対策が必要ですね!

セキュリティが甘いクルマが狙われやすいと思っていましたが、トヨタのレクサスがトップ10のうち3つも入っていました。
窃盗団は純正のセキュリティを破るノウハウがあるのでしょうか?
純正のセキュリティがしっかりした車でも安心できないことがわかりました。

新しい車両盗難の手口として注視されている「リレーアタック」というものをご存知ですか?
スマートキーの特性を利用したもので、スマートキーが出す微弱な電波を中継器で飛ばし、離れた場所にある車のドアを開け盗むという手法です。
海外では実際に事件が確認されていますが、大阪でも未遂ですが事件が確認されており、日本でも今後被害が出る恐れがあります。

リレーアタックを防ぐために加藤電機さんが開発したのがこちらの商品です。
缶の中にスマートキーを入れることで電波を遮断することができます。
VIPERのロゴ入りで守ってくれそうな安心感(缶?)ですね。

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おすすめのカーセキュリティは?

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セキュリティラウンジさんで取り扱うカーセキュリティはVIPER(バイパー)とHORNET(ホーネット)の2種類です。
車上あらし対策としてオススメなのはHORNETで、車両盗難の対策としておすすめなのはVIPERになるそうです。
ホーネットはカー用品量販店さんでも購入できますが、バイパーは認定された専門店でのみ取り扱いしている商品で、取り付けが複雑になるそうです。
また接客の時に、お客様の車の保管場所やライフスタイル、心配なことなどをヒアリングし、基本機能に加え、豊富なオプションを追加してオリジナルのバイパーカーセキュリティを構築するそうです!

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操作方法による防犯性の違いもポイント。
操作方法は、大きく分けて2つあるそうです。

純正キーレスに連動して操作するタイプとカーセキュリティの専用リモコンで操作するタイプです。
キーレス連動タイプは、名の通り純正キーレスの操作に連動していますので操作が簡単!!
いつも通りのロック、アンロック操作でセキュリティ機能が追加されるため便利。専用リモコンタイプは、操作は複雑ですが本気で車両盗難を防ぎたい方にお勧めのモデルだそうです。

専用リモコンにはIDコードが7378京6976兆通り以上あり、一度使ったコードは2度と使われることはなく、最近、話題のリレーアタックによる車両盗難手口にも対応しています。
セキュリティ作動中は純正キーレス(リモコン)持っている本人でもエンジンをかけることはできませんので専用リモコンは紛失しないように大切に携帯しましょう!!

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専用リモコンはスマートなデザインで持ち運びにも便利だと感じました。


さらに、通信機能を搭載した商品も種類豊富にあり驚きました!!普段使っているスマートフォンがリモコン代わりになって、クルマのロック、アンロックができたり、エンジンスターター機能でエンジン始動できたり、、、、便利すぎる❤

もちろん防犯面も優れていて万一の車両盗難時に追跡できる緊急通報サービスや位置検索機能まで搭載していて驚きました。GPSタイプやPHSタイプ、さらに専用アンテナタイプ(SANフラワー見守りサービス)は、専用レーダーを使うことで屋内でも50センチの距離まで探すことができる優れもの!!これなら安心できますね。

このように様々な機能の商品ラインナップがありますが、ホーネットだと5万円台~、バイパーは機能が豊富にあり、約10万円~様々な機能を盛り込んだモデルであれば20万円以上になるそうです。
ご予算や目的に応じて、セキュリティラウンジでじっくりとお話をしながら決めることが出来ますので、気になった方は是非一度訪問してみてはいかがでしょうか。
説明だけでも快くしていただけますよ。

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IMG_0899.jpg豊富な商品ラインナップからぴったりなカーセキュリティを選択できます。

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他にも様々な防犯グッズがあります。


また、防犯に加えて、音や光などをファッション感覚で楽しむ上級者なお客様もいらっしゃるそうです。

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セキュリティの動作掲示灯もデザインやカラー、光り方など様々です。


セキュリティの作動、解除の際に英語で「VIPER ARM(バイパーアーム)」「VIPER DISARM(バイパーディスアーム)」とかっこ良い発音で声(ボイス)が出るボイスモジュールと呼ばれる人気商品もあるそうです。
注目されたい方にピッタリです!コンビニなどでみんなが振り返るのが目に浮かびます(笑)


デモカー実演

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実際にデモカーで実演をしていただきました。

こちらはドアが衝撃を感知した際に鳴る警告音です。(音が出ます)

こちらはドアが開けられたときの警告音です。(音が出ます)
上の動画よりも大きく激しい音で犯人を威嚇します。


犯人が犯行(車両盗難)にかける時間は、およそ5分~10分といわれているそうです。セキュリティラウンジでは、その5分~10分では盗難できないカーセキュリティシステムの取付を常に意識して取付されているそうです。
また、家電と違い、電源を押すだけでは正しく作動しないのもカーセキュリティの最大の特徴とのこと。カーセキュリティが持つ防犯機能を生かすには、正しい商品知識と電装知識と防犯知識を持ったカーセキュリティ専門店が必要不可欠です!!と言い切っていらっしゃいました。

蛇足ですが、筆者の近所によく誤報を鳴らしている車がありました。またあそこの車が鳴っている・・・と周りも慣れてしまっているので、本当に盗まれそうなときに大丈夫かと心配になりました。

カーセキュリティの肝はインストール作業なので、信頼のプロショップで行ってもらうので安心ですね!

ご興味のある方はぜひセキュリティラウンジ名古屋さんでお話を聞かれてみてはいかがでしょうか。

またセキュリティラウンジ名古屋では、カーセキュリティ以外にもパーソナルセキュリティとして「SANフラワー見守りサービス」の販売をしております。
SANフラワーは最先端の特許を用いたIot技術で、SANレーダーにより電波を直接検出することで人やモノの位置を最小誤差50cmで特定することができるそうです。
驚くことにSANタグの技術は最新のVIPERにすでに搭載されており、緊急時の捜索・発見に役立つだけではなく、今後さまざまなサ-ビスに応用ができるそうです。

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SANタグ

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SANレーダー

お子様やご老人、ペットに持たせることで犯罪や迷子を防ぐことができます。
カーセキュリティ以外でも安心、安全な社会に貢献していきたいとお話していただきました。

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SHOP INFORMATION

セキュリティラウンジ名古屋
http://www.security-lounge.com/access/nagoya
〒468-0013
愛知県名古屋市天白区荒池2丁目1303番地
TEL:052-715-8018
FAX:052-715-8019
営業時間:10:00~18:30
定休日:水曜日

加藤電機 公式サイト
http://www.kato-denki.com/

VIPER・HORNET 商品サイト
http://www.kato-denki.com/carsecurity/




February 12,2019 Feb    取材レポート  



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カーくるのアウディA3号が納車早々に飛び石被害に見舞われました。
筆者自身、フロントガラスにヒビが入るほどの飛び石経験は初めてです。

今回は事故の経緯から一宮市のチューニングショップ『ドルト』さんでフロントガラス交換までの流れをレポートにしたためたいと思います。

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事故はクリスマスも近い12月下旬の19時頃、東名高速で起こりました。
突然バチッという大きな亀裂音が聞こえました。
嫌な予感がする…嫌な予感しかしない…恐る恐るフロントガラスを見ると直径2cmほどのヒビが入っているではありませんか。
納車してまだ1ヶ月も経っていない愛車が飛び石被害…精神的ダメージを受けていると30秒ほど後、さらにガラスの割れる音がしました。
ヒビを見ると傷が15㎝ほどに広がっています。Wow!!!
素人目で見てもフロントガラス交換は避けられない事態だとわかりました。
前のトラックから飛んできたであろうと思われますが、停車して弁償してくださいと言うことはできません、証拠がないですからね。

誰にもぶつけられないモヤモヤを抱えたまま家に帰って早速保険屋さんへ連絡しました。
保険を適用し無償で交換できることが判明して先ず一安心。

修理はドイツ車のチューニングショップ『ドルト』さんにお願いすることにしました。
名神高速一宮付近から見える赤と黄色の『dort』の看板が以前からとても気になっていました。

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早速ドルトさんに電話でお願いしたところ、端にある傷は広がっていく可能性があるので早く交換したほうが良いとのことでした。
(実際に事故の翌日、傷はさらに広がっていました…)
年内に修理したいとお願いしたところフロントガラスをすぐに手配していただき、年末にA3の入院が決まりました。


ドルトさんへA3持ち込み

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傷はピシッと15cmほど入っています。
納車早々傷物にしてごめんよ…

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内側から。

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A3は1泊2日の入院になります。
ドルトさん宜しくお願いします!


フロントガラス交換


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ここからはフロントガラス交換の作業シーンを紹介していきます。

作業スタートです。
まずは傷のアップ(ガラス汚れてますね…)

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付属品を外していきます。
A3はルームミラーがフロントガラスから生えているタイプなので(最近のクルマはこのようたタイプが多いですね)このような付属品を取っていきます。

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専用の道具を使ってガラスを切っていきます。

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接着剤を塗布して、ガラスを取り付けます。

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作業の翌日は1日置いて様子見とのことで、作業の翌々日に無事退院となりました。

フロントガラス代&工賃、トータルで16万円ほどでした。
今回はすべて自動車保険で支払いができましたが、免責が5万や10万であればその分の出費は発生してしまいますね。


ドルトさんショップ内を紹介します!

ドルトさんはドイツ車両を中心に車のチューニング、パーツ販売、取り付け、板金、塗装、サービス、修理を行うショップさんです。
かっこ良いカスタムに定評があり、ショップの前に並ぶクルマも一味違います。
A3もこっそり混ざらせてもらいました♩

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店内です。
パーツやグッズがずらりと並んでいます。

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ドルトのカラーリングにロゴ刺繍入りのドライビングシューズも素敵!

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今回のフロントガラス交換は最初から最後まで親切丁寧スピーディーに対応していただき人気ショップの理由が垣間見えました。
これからA3のメンテナンスはドルトさんにお願いしたいと思います。
これからもお世話になります!


SHOP INFORMATION

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有限会社 オートスタイリングショップ・ドルト
http://www.dort.jp/
〒491-0827 愛知県一宮市三ツ井7丁目1−15
TEL:0586-76-9599
営業時間:10:00~20:00(日曜日は~19:00)
定休日:水曜日
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January 21,2019 Mon    取材レポート  



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こだわりのドライビンググローブ「CACAZAN」をフィーチャーしたCACAZAN『Driving groves Fair』が、来る5月6日まで東京・六本木の「LE GARAGE」で開催されている。その会場で、CACAZANの出石尚仁代表にお話をうかがうととも、ドライビンググローブをセミオーダーしてみることに。
最近は、手に優しい素材のステアリングホイールが装着され、パワーステアリングでハンドル操作に力が要らないというクルマがほとんどである。しかし、かつてはノンアシストのウッドステアリングが主流。そんな時代、クルマを操り、御すことはすなわち、ステアリングをしっかり握るということだった。

その経験から、ドライビンググローブは手放せないというエンスージアストも少なくない。そんな人たちのあいだで最近話題のドライビンググローブのブランドが「CACAZAN」だ。

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香川県に工房を構え、素材選びからこだわり、その素材とともに「最高のドライビンググローブとは?」ということを長年見つめてきた。そのこだわりと技によって命が吹き込まれるかのようなグローブに、全国から注文が相次いでいるという。

この「CACAZAN」のドライビンググローブをフィーチャーしたCACAZAN『Driving groves Fair』が、来る5月6日まで東京・六本木の「LE GARAGE」で開催されている。クルマに乗っているときはもちろん、クルマから降りてもクルマのことを想い続けるカーガイ/カーレディ達から根強い支持を集めるセレクトショップ「LE GARAGE」の店頭に、さまざまなデザインやコーディネートのCACAZANのドライビンググローブが持ち込まれ、そのディスプレイを眺めていると、すぐにでも自分の手にはめて走り出したくなる。

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ふだんはネットで注文することになるのだが、イベントでは実際にその風合い、色味を手に取って確かられるうえ、自分好みの一点をセミオーダーすることも可能である。

フェア初日の3月31日は、ふだん工房でこのグローブを製作しているCACAZANの出石尚仁代表も会場に姿を現し、早くも聞きつけてやってきたお客様と直接コミュニケーションを取ったり、セミオーダーの注文を受け付けていた。

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今回この機会に、8speed.netスタッフのYが"マイグローブ"をオーダーするというので、私も同行することにした。

「もともとはスキー用のグローブをつくっていました。しかしスキーも下火ですし、海外の製品もたくさん入ってくるようになって、ドライビンググローブをつくるようになりました」と話す出石代表。香川県は手袋づくりが盛んで、昔は同業の職人も大勢いたのだそうだ。しかし、ドライビンググローブを手間を惜しまずつくっている工房はみな姿を消してしまったという。

「いまは消費者が価格の安いものを選んで買いますね。手袋も同じです。コストを抑えて安価につくるものが主流になりました。大きな革から何枚切り出すかを計算して、それをミシンで縫う。あっというまにできますし、薬品を吹きかければ本革の色味だって均一化できるのです。でも、そういうものはフィット感で差が出ますし、あるとき突然裂けたりする。それだと本当のドライビンググローブとはいえないのです」。

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コストを削るのではなく、手間をかけつつも、その中で安価に仕上げるノウハウが出石さんにはあった。「これまでの手袋づくりで"下請け""孫請け"のような仕事もしてきました。ブランドの仕事はコストもうるさいが、品質にはもっとうるさいのです。そこで、厳しい基準をクリアしつつ、低コストでもしっかりと仕上げるスキルが培われたのだと思います」と出石代表は話す。

会場にはステアリングホイールをあしらったディスプレイが設けられ、そこにフルフィンガー、ハーフフィンガー、レディスといったスタイルでさまざまにコーディネートされたグローブが並べられている。出石代表の姪御さんがひとりで編み込んでつくるというニットが手の甲の部分に施されたものも用意され、来場したひとの注目を集めていた。

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CACAZANのグローブに使用される革はニュージーランド製のものを使用する。「革もしっかりと処理をしないと素材としては使えません。染色工程や、風合いに大きな影響の出る工程なども職人技がものをいう世界です。そうした面をトータルで見て選びました。ちなみに染めた色によっても柔らかかったり固かったりします。そもそも革は伸びる方向や伸び方が微妙に異なります。そうした案配も見ながら縫い合わせていきます」。

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女性にももっと使ってほしいと出石代表は話す。「最近はクルマ離れといって若い人もクルマに乗らないけれど、そういう若い人にもこのグローブを見てほしい。あと、女性の方にはとくにお勧めします。こういうと『ドライビンググローブをはめてまで運転するようなクルマではないから』とかいわれるんですが、ステアリングホイールをよりしっかりと握ることができるようになりますし、いままでちょっと違和感があるなという方も、ドライビンググローブをすることできっと運転がスムーズになりますよ」とのこと。

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ちなみにドライビンググローブのお手入れは、涼しい場所で保管する程度で、一年に一度くらいは洗ってもいいそうだ。「革手袋にとっての最大の敵は乾燥です。壊れたもののリペアもお受けしていますが、暑い場所に放置したり、洗いすぎで革の油分がすべて抜け落ちてしまうと、硬化してそこから壊れてしまうのです。基本的にうちでつくるグローブはタフですので、気に入ったものを長きにわたって愛用いただけるのではないでしょうか」。夏場の車内に放置するといったことは避けるのが賢明だ。

私が出石代表といろいろ話しているあいだに、編集部のYはかなり迷った挙句二組をオーダー。「サイズが小さくSサイズか、Mサイズか迷うという方はMサイズできつめに縫製するといったことも可能です。サンプルを試着してみてご相談ください!」とのこと。セミオーダーならではの対応だ。

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お客さまのなかには何台も所有する愛車にあわせて、内外装とおそろいのものを用意される方もいるのだとか。「そして、お客様からいわれるのが、グローブをすると『よし、出発だ!という気持ちになる』というのです」と出石代表が教えてくれた。

いまのクルマはエンジンをかけるのも、走るのも快適だし、儀式のようなものは何ひとつなくなったといっても過言ではない。しかし、だからこそクルマという便利で楽しいもので出かける歓び、感謝、意気込み、安全への祈念を見つめ直したい。天然素材を、職人のこだわりの仕事でつくりあげたグローブを身に着けてみると、改めてこんな思いがこみあげてくるように感じられるから不思議だ。

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受注状況によっては多少前後する可能性もあるが、「これからのドライブシーズンに今回オーダーしていただいたものをはめてお出かけいただきい」とはLe GARAGEのスタッフ。会期中はCACAZANのスタッフが会場にいるとのことなので、クラフツマンシップを感じたり、興味深い話を聞くには打ってつけのチャンスだ。興味がある方は、期間中にLE GARAGEに足を運んでみてはいかがだろうか?

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(Text & Photos by Kentaro Nakagomi)


April 6,2018 Fri    取材レポート  



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OZイタリア現地取材レポートの第8部は番外編の第2弾として“ボローニャ観光ほか”をレポートします。

第8部が今回の現地取材レポートの最終話となります。

ボローニャ観光


現地取材の3日目、トロフェオアバルトレース観戦の後にボローニャまで足を伸ばしました。

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アテンドはオーゼットの現地スタッフ、シグリッドさんです。

第4部でも紹介しましたが、シグリッドさんは日本のカスタマーサービスを担当しており、日本好きで日本語の堪能な女性です。

今回の取材ではヴェネチア、ボローニャ観光やアバルトのレースにも同行して頂き、観光のアテンドなど手厚く歓迎して頂きました。

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イタリアではどの街にも中心地に広場があり、人が集まる憩いの場となっています。

ボローニャのマッジョーレ広場は歴史的建造物に囲まれた、中世の雰囲気が素敵な広場です。

急遽ボローニャ観光が決まったため、このあたりの観光スポットを皆で探すと斜塔があるという情報を見つけました。
 

ボローニャの斜塔

斜塔と言えばピサが有名ですが、ここボローニャにも斜塔があります。

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斜塔が見えてきました。

短長ツイン斜塔、しかも2本とも傾ているように見えます。

斜塔ってすごく珍しいものだと思っていましたがイタリアではよくある風景なのかもしれません。

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ボローニャの中心地はどこを撮っても絵になる素敵な街並みが広がります。

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お迎えの時間までは街をブラブラしたりお茶(お酒?)したり、修学旅行の自由行動のように、観光を楽しんでしまいました。 
 
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シックなマクドナルド。確かにここに赤と黄色は許されない雰囲気です。

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急遽訪れたボローニャでしたがとても楽しい時間を過ごすことができました。


食事


今回の現地取材で案内して頂いたレストランはオーゼットの現地スタッフで、コミュニケーション&PRマネージャーのマルティーナさんに全て手配して頂きました。

全てイタリア人おすすめのレストランとあって毎日絶品イタリアンを堪能させて頂きました。


初日ディナー inカステルフランコ

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2日目ランチinパドヴァ

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2日目ディナーinヴェネチア

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3日目ランチinヴェネチア

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3日目ディナーinヴェネチア

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4日目ディナーinヴェネチア

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今回のツアーではオーゼットの本社訪問、工場・ミュージアム見学を通して、レース界での実績や歴史を学び、物つくりへの情熱がホイールのトップメーカーであり続けるOZの根源である事がわかりました。

またトロフェオアバルトレース観戦ではOZホイールが多くのレース関係者に浸透し、レース業界へ大きく貢献していることがわかりました。

さらにヴェネチアやボローニャへ訪れ、イタリアの歴史や文化を知る機会を作って頂くことで、イタリアンカンパニーの背景についても学ぶことが出来ました。

今回の取材レポートを通して、たくさんの方にオーゼットについての理解を深めて頂けると嬉しいです。
 
最後に第1部から第7部までのリンクをつけますので是非読み返して下さい。

第1部
OZイタリア本国取材の概要

第2部
OZ本社訪問
・ショールーム
・イタリア人スタッフによるプレゼンテーション

第3部
工場見学、ミュージアム見学

第4部
OZ本社で働く人々の紹介

第5部
イモラサーキットにてトロフェオアバルトレース観戦
・レース準備の模様
・ピットウォーク
・レース

第6部
トロフェオアバルト番外編
・イタリアのアバルトファン

第7部
番外編:ヴェネチア観光


取材協力:OZ Japan  http://www.oz-japan.com/
 

October 30,2017 Mon    取材レポート  



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