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メガーヌGTラインの試乗はメルセデスSLKと同時に行った。

最近はルノースポールなどでスポーティーなイメージが浸透してきたルノーだけに、今回の試乗車も「GTライン」と名の付くモデルなので、走りに期待していたのだが、走り始めてすぐにイメージと違うことに気がついた。
これはどちらかと言えばファミリーカー的な使用を想定した実用車なのだと。

実際エンジンもスペックを見ると2Lモデルなのだが、後から乗ったシトロエンのDS4の1.6Lと比較するととても大人しくしつけをされているように感じた。お洒落な奥様カーとしてもちょうど良いような気がしたので、日産ディーラーにノートやティーダあたりを買いに来た若いファミリーにワンランク上を買わせるような戦略を狙っているのかも知れない。

不思議とオープンであるSLKとこのメガーヌ、違うように見えて実は誰でも肩ひじ張らずに乗れる 走りの雰囲気がよく似ていた。


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ちょうどお昼の時間帯だったので、SLKとメガーヌの2台でマックに行って昼食を取った。これはこれで、普段着で乗れる輸入車としていいと思う。ランボルギーニをマックの駐車場に置いておくのは大変気が引けるので、、。


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ドア4枚モデルだけあって、大人が4人十分乗れる広さと収納力がある(定員5名)。


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内装はかなりプラスチッキーで、素材のクオリティーはチープな印象。見ての通りシフトゲートはどこか前時代的なものだし、キーもカード型で差し込むようにはなっているのだが、必要以上に大ぶりで、しかも付いているボタンが日本の法律に沿っていないとのことでダミーになっていた。

補足だが同じくルノーのオープンカー、ウインドも内装やオープンの屋根の部分の素材が安っぽかったので、もう少しそういったあたりのクオリティーを上げないと、日本の消費者が求める輸入車像とはマッチしてこないかも知れない。

何でもかんでも高級・上質へとベクトルを向けるのは輸入車のハードルを上げることに繋がるので良くないとは思うし、こういう内装は少し前のフランスの味があって好きのだが、それにしても内装のチープさと、車両本体価格が釣り合わないような気がする。300万円近い金額を出すのであれば、プジョー、シトロエン、アルファもジュリエッタなどが見えてきてしまう。もう少し価格を下げて、手の届く輸入車としてのポジショニングならバリューが出るのではないかと思う。


【スペック】
全長×全幅×全高=4325×1810×1460mm
車重=1340kg
駆動方式=FF
2リッター直4DOHC16バルブ(140ps/6000rpm、19.9kgm/3750rpm)
価格=275万円

メーカーHP
http://www.renault.jp/ 


February 26,2012 Sun    未分類  



witten by ハクナマタタ
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今回の試乗会で、唯一同一メーカで2車種試乗したのがマセラティ。

既にご紹介したクアトロポルテ スポーツGTS に続き、今度はオープンモデルのクランカブリオです。

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このスタイル、いかがでしょう?

4シーターのオープンモデルですが、どんなシーンでも画になります。

GranCabrio04

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試乗車のインテリアは、ベージュのレザーでしたが、オーナーは10色から選択することができます。
そしてウッドパネルといい、贅沢の限りをあしらった素晴らしさです。

因みに、ブレーキキャリパーも6色から好みの色を選べます。

GranCabrio06

早速乗り込み試乗へ。

ハンドルを握り加速すると、顔の筋肉が思わず緩んでしまいます。

エンジンならびにそのスペックは、クアトロポルテと同じものですが、オープンを意識したチューンになっているのか、クアトロポルテほど過激なサウンドではありません。
しかしながらこの心臓部は、脳からドーパミンを溢れださせる魔力を持っています。
GranCabrio07

我々はオープンのまま、箱根のターンパイクへ。

まだ雪が残る冷たい空気の中を、マセラティサウンドが響き渡ります。

このサウンドとともに、何処までもアクセルを踏み続けていたい衝動に駆られるのが、マセラティの魔力でしょうか?

GranCabrio08

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この時実は、3人でこの試乗車に乗りました。

オープンでリアシートに乗るという貴重な経験をしましたが、真冬の箱根はとても寒く、リアシートには全然優しくありません(笑)。
4シーターと言っても、2人で乗るのが最適ですね。


GranCabrio10

ボンネットを開けてのエンジンルームです。

GranCabrio11

トランクも空けてみました。
お世辞にも広いとは言えませんが、ちょっとした小物ならOK。


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ここで電動ソフトトップを閉めてみました。

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ソフトトップを閉めてクローズドのスタイルです。
全くと言っていいほど、スタイルを損ねていません。


GranCabrio14

素晴らしい異次元の世界へ誘ってくれる、マセラティ・グランカブリオ。

どこまでも画になる車です。


GranCabrio15


【主な諸元】
全長×全幅×全高=4,885×1,915×1,380mm
重量=1,887kg
排気量:4,691cc
最高出力:323kW(440ps)/7,000rpm
最大トルク:490Nm(50kg-m)/4,750rpm
最小回転半径:5.35m
0~100km/h加速:5.3秒
 0~400m加速:13.9秒
車両本体価格:1,850万円

公式HPはこちらから

February 17,2012 Fri    JAIA試乗会2012  



witten by ハクナマタタ
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もう、TVコマーシャルやディーラーでの発売などでご存じかもしれませんが、アルファロメオ・ジュリエッタです。

このジュリエッタのネーミングは、アルファロメオ・ファンからすれば待ちに待ったものかもしれません。

実際国内では、2010年の夏、アルファロメオ100周年記念イベントで公開されてから1年半余り待たされた訳ですから・・・。

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今回試乗した車種は、クワドリフォリオ・ヴェルデとネーミングされた、1.75Lエンジンを搭載する6速MT車。
MTがラインナップされているところは、車好きにはグッとくるところです。

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このデザインは、ぱっと見は、大きいのか小さいのかいまいちピンと来ないところがありますが、丸みを帯びたデザインなろころもあり、思ったほど大きく見せていないところがいいです。

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フロントマスクは好みが分かれるところかもしれませんが、所謂ブレラや159の厳つい顔立ちから、ファニーフェイスに大きく変更。
これもアルファロメオの得意技である、見慣れるとどんどん良くなっていくというデザインの妙なのでしょうか?

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さて、車に乗り込み試乗へ。

コックピットはシンプルで、今までのアルファロメオの使い勝手をそのまま踏襲しています。
MTのシフトノブは、若干大きめですが違和感はなく、シフトフィーリングも良好です。

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助手席も快適で、飽きのこないデザインかもしれません。

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最近のアルファロメオに搭載されている、D.N.A.システムのスイッチ。
D(Dynamic)にすると、トルクがアップし、スポーティーなドライブを楽しめます。

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この1.75Lのエンジンスペックは、最大出力235ps、最大トルク30.6kg-m(Normal)と、今までの3.2L V6エンジンスペックに近いものです。
しかしながら、やはりあの官能にはほど遠く、これからのカイゼンに期待したいところでです。

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実際に走りだすと、6速MTとの組み合わせの走りに不満は無く、快適なドライブを約束してくれます。

今回は平坦な道での試乗のみでしたが、ワインディングロードでもハンドルを握ってみたい高揚に駆られるのは、アルファロメオの成せる技でしょう。

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個人的には、MTは左ハンドルの方がシフトとクラッチのバランスが良いので、左MTを運転してみたいところです。

そういう中、今回の限定車に加え、左ハンドルMT車の追加輸入も決まったという話もあり、MTでアルファロメオを駆ることに期待をしている面々には嬉しいお知らせです。

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万人に運転できるアルファロメオも商業的には必要ですが、往年のアルファロメオファンの声を聴いて、左MTを輸入することにしたところには拍手を送りたいと思います。

あとは、ボディーカラーの充実ですかね。

【主な諸元】
全長×全幅×全高=4,350×1,800×1,460mm
車両重量=1,440kg
エンジン:直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ
排気量:1,742cc
最高出力:173kW(235ps)/5,500rpm
最大トルク:300Nm(30.6kgm)/4,500rpm(Normal/All weather)
   340Nm(34.7kgm)/1,900rpm(Dynamic)
希望小売価格:3,880,000円(税込)

オフィシャルHPはこちらで

February 16,2012 Thu    JAIA試乗会2012  



witten by 美あんこ
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Citroen DS4 Sport Chic  

個性的なデザインでまとめられたDSシリーズの中堅モデルDS4。
他メーカーとは一線を画すこのデザインは非常に魅力的に映ります。
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リアドアのノブはウィンドウ内に設置されている。
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DS4には”Chic(シック)”と”Sport Chic(スポーツシック)”という2つのグレードがあり、エンジンは1.6Lターボで共通ながら、前者は156ps+6セミAT、後者は200ps+6MTとなっています。
今回試乗車できたのはSport Chic。
ATやツインクラッチセミATが殆どのこのクラスにおいて、6MTを搭載したこのグレードを選ぶ人がどれだけいるのか分かりませんが、車好きには嬉しい設定です。

乗り込むとまず目に入るのはこのパノラミックフロントウィンドウ。
目前まで迫ったグラスエリアがちょっと高めのシートポジションと相まって開放的なイメージを感じます。
IMG_2622.jpg後席にも座ってみましたが、多少ヘッドクリアランスが少ないかな?と思う程度でレッグスペース等は必要十分。
ファミリーユースでも問題なさそうでした。
ただひとつ、後席のサイドウィンドウははめ殺しになっており開閉できません。
たぶんデザイン的にウィンドウ内に縦柱を設けたくなかったのだと思いますが、数少ない不満点でした。

運転してみると、予想以上に楽しい車です。
エンジンは1.6Lながらターボで過給されスルスルと加速していきます。
小排気量ターボにありがちな低回転での扱い難さも殆ど無く、トルクの出方も自然で踏み込めば必要十分な加速とともに心地いいエキゾーストが聞こえてきます。
6MTのシフトフィールに関しては以前試乗したDS3とほぼ同様で、カチッとしたイメージではなくどちらかといえばルーズな感触ですが、ギアが入る瞬間は明確に分かるようになっています。
最初はあまり好きではなかったこのシフトフィールですが、DS4では車の雰囲気と非常にマッチしていてこれはこれでアリだと思いました。

足回りはスポーツモデルということと大径ホイールを履いているので、当たりはコツコツしたイメージですが、ストロークもありコシのあるサスペンションで、乗り心地の良さととスポーティさがうまくバランスされていました。

基本的な車の出来が良い上に、シトロエンならではの魅力的なデザインをまとった一台。
ファミリーユースからスポーティな走りまで、何かを諦めることなくこれ一台でこなせる素晴らしい車だと思いました。
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【スペック】
全長×全幅×全高=4275×1810×1535mm
車重=1400kg
トランスミッション=6MT
ハンドル位置=右
駆動方式=FF
エンジン=1598cc 直列4気筒DOHCターボチャージャー(200ps/5800rpm 28.0kgm/1700rpm)
JC08モード燃費=12.9km
価格=345万円

メーカー公式HP
http://ds4.citroen.jp/

February 15,2012 Wed    JAIA試乗会2012  



witten by カーくる編集部
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今回試乗したのはビコーレというツートンカラーの配色が特徴のランボルギーニガヤルド。 相変わらずの「他に無いデザイン」で見る者を惹きつけ、車に興味の無い人が見ても一目で「あ!ランボルギーニ」と分かるそのデザイン。アイデンティティが確立されている。

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直線を多用したモダンなデザインは他の車メーカーには無い独特の味がある。

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エンジンルームにはフェラーリほどの過剰な演出は無いが、控えめな分クール&クレバーな印象。

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この角度から見るとルーフの黒と、ボディの白のコントラストがクッキリとわかり、セクシーな曲線が強調される。
ビコーレというモデルだからこそできる演出である。

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ガヤルドはドアはガルウイングではなく、普通の横開き。
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室内もシックな色調にまとめられている。 
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写真撮影の後、西湘バイパスへと試乗に出かける。エンジンスタートボタンを押すと、まさに「咆哮」という表現がピッタリな音が鳴り、ドライバーの意欲を限りなく掻き立ててくる。

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後方視界、特に運転席からの右後ろ後方の視界はお世辞にも良いとは言えないので、慎重に慎重にレーンに合流する。

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ひとたび走り出せばそこはもう異次元の加速と、3千回転あたりから「パカ」っと何かが開くような、スイッチが「ON」になる瞬間があり、そこからは腹の奥から自分の野生が呼び覚ますような巻き舌の怒号音とともにヘッドレストに首がくっつきそうになる。


IMG_2371.jpgDSC04319.jpg

自分はレーシングカーには乗ったことが無いので、果たしてこういうのをレーシングと言うのかどうかは分からないが、いっそ想像で例えるのならば、ガンダムにでも乗ったかのような感覚とでも言おうか、まさしくコックピットのような運転席から、アクセルという「スイッチ」を押すと背中にあるランドセルからジェット噴射が出て、宇宙(そら)の彼方まで飛んで行く、そのくらいブッ飛んだ感じと言えばこのトンでもない車を形容するに足りるような気がする。
ちなみに自分はどうやらアムロにはなれないオールドタイプのようだ。全然扱えなかったので。。 
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このテールランプがまた未来的であり、じっと見ていると何かしらの宇宙船に見えてくる。

ランボルギーニ ガヤルドLP560-4。地上に居ながらにしてガンダムに乗れる、値段に見合う価値のある1台であり、車好きなら一生のうちに一度は所有してみたい車に違いないと思う。


全長×全幅×全高=4345mm×1900mm×1165mm
車両重量=1410kg
駆動方式=4WD
エンジン=5.2リッターV型10気筒直噴DOHC
最高出力=412kW(560ps)/8000rpm
最大トルク=540Nm(55.1kg-m)/6500rpm
トランスミッション=6速シングルクラッチ
価格=25,322,850円

ランボルギーニオフィシャルHP
http://www.lamborghini.co.jp/lineup/gallardo/index.html 

February 14,2012 Feb    未分類  



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