今年もWRC世界ラリー選手権が日本に帰ってきました!
シリーズ最終戦フォーラムエイト・ラリージャパン2023 豊田スタジアムエリアをレポート。
セレモニアルスタートの他、今年はSSが設定されるとあり初日の木曜日も平日ながら1万6100人の来場がありました。
ゲートをくぐると歴代の名車がズラリ。これだけでもテンションが上がります。
メディアセンターでは、豊田市のPRコーナーと地元の銘菓がズラリ。
どれも美味しくて補充されると瞬く間に完売状態でした。
スタジアム内には、今回SSが設定された自治体のブースがズラリと並んでいます。
誰もが知る有名な商品から売り出し中の新作まで各自治体くふうをこらした出展内容でした。
そして、スタジアムの外もたくさんのブースがラリーを盛り上げます。
そして、こちらのブース。昨年のラリージャパンのパワーステージでトップタイムを叩き出したクレイグブリ―ン選手。
今期はヒョンデに移籍し、活躍が期待されたが4月のテスト中のアクシデントにより帰らぬ人となった。
アイルランド国旗の配布に献花台やメッセージノートが置かれ多くのファンがメッセージを記入していました。
サービスパークは手際のよいサービスも間近で見学でき、ドライバーのサインも貰えるチャンスも大きい時間とあり、
何十にも人が重なるほどの大盛況。優先入場券が販売されるのも納得です。
昨年はラリーカーが走るSSのチケットは枚数に限りがあり即完売となりました。
豊田スタジアムにはサービスパーク及びセレモニアルスタート/フィニッシュが設置されるにとどまり、ラリーカーが全力で走る姿を見れる機会を楽しめた人はごく僅かでした。
そこで今年はより多くの方にラリーカーの走りを楽しんでもらえるように、さらにはライト層と呼ばれる人たちに気軽にラリー、モータースポーツを初めて見る機会を提供すべく、莫大な費用を掛けて豊田スタジアム内に特設コースを設置しました。
豊田スタジアムのキャパシティは4万3000人。照明設備や見切り席を考慮して3万5000人分のチケットを用意したが完売までは至らなかった。(木曜日:16,100人。金曜日:16,500人。土曜日:28,000人。日曜日:7,000人) メディアやプロモーションによりラリー自体の認知度は上がりつつあるが、いかに来場して頂くかが今年の課題として残りました。
24年のラリージャパンに向けて1年をかけて来場者増にむけて努力をしていくそうです。
来年のラリージャパンは2024年11月21日から24日にかけて開催されます。
今年来場された方はもちろん、初めての方も世界最高峰の走りを生で見ることを強くおススメします。
そして、明日11月25日~26日は豊田スタジアムSSSを使用したTGRラリーチャレンジが開催されます。
また、26日は対岸のスカイホール豊田にてわくわくワールド(とよたものづくりフェスタ)も開催されます。
こちらは、ものづくりを体験できるブースを中心にはたらくくるまやレーシングカーの展示。
オフロード同乗走行体験や、うたのおねえさんとトヨタ自動車吹奏楽団による演奏もあり家族連れで1日中楽しめるイベントとなっています。WRCの興奮を身近に感じることができる絶好のイベントとなっています。こちらも是非ご来場ください。