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3月1日~3日にかけて行われた全日本ラリー第1戦Rally三河湾。
 
レポート第2弾は全日本ラリーを戦うJN-1~6までの簡単な車両規則とオープンクラスの車両規則。
そして各クラスの上位入賞者の紹介です。
 

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JN-1
全日本ラリーの最高峰クラス。
RRNを除くFIA公認車両及び、国際モータースポーツ競技規則付属J項252条及び253条の安全要件・一般事項等に基づくASN公認または承認車両。
グループRally2、旧R5規定車など世界基準のラリーカーを中心に全日本規格の車両が挑む激戦クラス。
今大会より、トヨタ GRヤリス ラリー2が日本デビュー。
 
JN-2
気筒容積が2500ccを超えるRJ及び、気筒容積区別なしのRRN車両。
GRヤリスを対象とした若手育成カテゴリ、MORIZO Challenge CUP併催。
 
JN-3
気筒容積1500ccを超え2500cc以下の後輪駆動のRJ、RPN車両。
主に86 GR86 / BRZが活躍するクラス。
 
JN-4 
気筒容積が1500ccを超え2500cc以下の前輪駆動、4輪駆動のRJ、RPN車両。
事実上、スイフトスポーツのワンメイククラス。
 
JN-5
気筒容積1500cc以下のRJ、RPN車両。(AT含む)
ヤリス / ヴィッツ デミオ マーチなどのコンパクトカー主体のクラス。
 
JN-6
駆動方式を問わず、気筒容積が1800cc以下のAE車両。
 
オープン
スタート時点でドライバーが26歳以上。
気筒容積を問わないRRN、RJ、RF、RPN及びAE車両。
 
チャレンジU25
スタート時点でドライバーが26歳以下。
気筒容積を問わないRRN、RJ、RF、RPN及びAE車両。
 
ヒストリック
気筒容積を問わず製造念が1990年以前のRRN、RJ及び、RF車両。
 

【各クラス上位結果】
 
JN-1
1位
 LUCK with ROOKIE Racing Rally Team 
 勝田 範彦 選手 / 木村 裕介 /選手
 GR YARIS RALLY2
 
2位
 Ahead Japan Racing Team 
 新井 大輝 選手 / 金岡 基成 選手 
 Ahead Skoda Fabia Rally2
 
3位
 THREE FIVE MOTORSPORT 
 福永 修 選手 / 齊田 美早子 選手
 アサヒ☆カナックOSAMU555ファビア
 
4位
 NUTAHARA Rally Team 
 奴田原 文雄 選手 / 東 駿吾 選手 
 ADVAN KTMS GRヤリスRally2
 
5位
 Rally Team AICELLO 
 田口 勝彦 選手 / 北川 紗衣 選
 AICELLOラックDL速心Yaris
 
JN-2
1位
 FIT-EASY Racing ZEAL GRYARIS
 山田 啓介 選手 / 藤井 俊樹 選手 
 
2位
 ADVICS×多賀×K-OneGRヤリス 
 貝原 聖也 選手 / 西﨑 佳代子 選手
 
3位
 ARTAオートバックスGRヤリス
 石川 昌平 選手 / 大倉 瞳 選手
 
JN-3
1位
 SammyK-oneルブロスYHGR86
 山本 悠太 選手 / 立久井 和子 選手
 
2位
 NTP NAVUL 86
 長﨑 雅志 選手 / 大矢 啓太 選手
 
3位
 エナペタルADVAN久與GR86
 山口 清司 選手 / 澤田 耕一 選手 
 
JN-4
1位
 ミツバWMDLマジカル冷機スイフト
 高橋 悟志 選手 / 箕作 裕子 選手
 
2位
 スマッシュDLモンスターitzzスイフト
 西川 真太郎 選手 / 本橋 貴司 選手
 
3位
 スマッシュBRIGコマツYHスイフト
 須藤 浩志 選手 / 新井 正和 選手
 
JN-5
1位
 松倉 拓郎 選手 / 山田 真記子選手
 DL☆Gセキネン鹿ソニックラブカヤリス
 
2位
 DL CUSCO WM TWR OTS TAKATAデミオ
 河本 拓哉 選手有川 大輔 佐賀 
 
3位
 RJ AISIN GR Yaris CVT
 大倉 聡 選手 / 豊田 耕司 選手 
 
JN-6
1位
 TRT・DL・アクアGR SPORT
 天野 智之 選手 / 井上 裕紀子 選手
 
2位
 SYE YARIS HEV
 清水 和夫 様 / 山本 磨美 選手
 
3位
 鷲尾 俊一 選手 / 菅野 総一郎 選手
 アストラルDLブリットitzz・CRZ
 
オープン
1位
 DLシロキヤい~ちゅ~ん86
 下口 紘輝 選手 / 東 隆弥 選手
 
チャレンジU25
1位
 YH TG新城 グリーンデミオ
 田中 佑樹 選手 / 中島 秀一朗 選手
 
ヒストリック
1位
 BBFヤマテ シビック
 菊地 彪太 選手 / 菊地 勉 選手
 

March 6,2024 Wed    WRC  



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3月1日のセレモニアルスタートを終え、2日~3日に本格的な競技を行った全日本ラリーの開幕戦、Rally三河湾。
まずはコース紹介から!

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■ラリー情報

大会名

 2024JAF全日本ラリー選手権第1戦 Rally三河湾2024 Supported by AICELLO

 場所
 愛知県蒲郡市、岡崎市、豊川市及び額田郡幸田町

 サービスパーク
 ラグーナビーチ 

SS
距離:80.52km
リエゾン距離:172.54km
総走行距離:253.06km

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SS1 / SS8 :ヒメハル (6.51km)
 ラリー三河湾のオープニングステージとDay1最後のSSとなり、
舞台となる相楽ヒメハルロードのヒメハルは愛知県指定の天然記念物のヒメハルゼミから採った愛称道路。
道幅が狭く路面も荒れており難易度の高いコース設定となっている。
SS19号車のアクシデントにより赤旗中断となり、10番手以降の選手は救済タイムが与えられた。

SS2 / SS7:
SSSがまごおり竹島 (0.89km)
 ラリー三河湾最初のギャラリーステージとなるがまごおり竹島SSSは、
平坦なふ頭を利用した特設コースでターンを多用するジムカーナ的な要素が盛り込まれている。
また、会場では飲食ブースをはじめ、餅投げや、蒲郡みかんを用いた利きみかん対決。
お笑いライブや地元高校によるダンスステージなどラリー以外のコンテンツも充実した内容となっている。  

SS3 /SS5:SSS 西浦シーサイドロード (3.99km)
 西浦半島に位置するスパ西浦モーターパークのコースを逆走した後、
西浦シーサイドロードを全開で駆け抜ける迫力のステージ。
ステージだけではなくリエゾン区間も海岸通りや温泉街を走るため、
三河湾でのラリーを満喫できるスポットにもなっている。

SS6 / SS8:幸田遠望峰ショートSS (3.45km)
深溝運動場の外周付近と三河湾スカイラインを駆け抜けるコース。

ギャラリーポイントは車両と距離が近く迫力のシーンを見ることが出来た。
道幅の広い道路から運動場へ続く道へのジャンクションでミスコースが連発し、初開催ならではの難しいステージとなった。

SS9 / SS12:
岡崎桑谷山SS (10.69km)
 Day2のオープニングステージ。
蒲郡の白龍池付近をスタートし、狭い林同区間を中心としたルートを駆け抜け
桑谷キャンプ場方面へと向かう10kmを超えるロングステージ。

SS10 / SS13:
豊川宮路山 (10.72km)
 岡崎SSから2本続けて10kmを超えるステージが設定される。
宮路山の林道を走り、三河湾オレンジロード方面へと駆け抜け、フィニッシュ後リエゾン区間でラグーナへ戻ることとなる。

SS11 / SS14:
SSS KIZUNA (0.58km)
 トヨタ自動車 KIZUNAテストコースに設置されたダートのスーパースペシャルステージ。
短い距離ながら広大な敷地を活用した特設コースを用いターマック中心のラリーの中、
グラベルを走るラリーカーを楽しめるステージとなっている。


March 4,2024 Mon    WRC  



witten by カーくる編集部
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2024年の全日本ラリーが本日3月1日~3日の日程で開幕します。
これまでの新城から、愛知県蒲郡市のラグーナテンボスへメイン会場を移し「Rally三河湾2024」として開催されます。

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本日、3月1日は設営やレッキがメインで行われています。
そして17時30分より蒲郡駅前特設会場にてセレモニアルスタートを迎え、明日からの本格的な競技に移ります。


今大会から注目のGRヤリスラリー2がJN-1クラスにて国内公式デビューを飾ります。

グループRally2はWRCで活躍するRally1に次ぐカテゴリで、搭載されるエンジンは量産車由来の1620cc以下のターボ付き。気筒数は4以下。センターデフのない4WD車両。ミッションは5速シーケンシャルが搭載されています。
参戦コストを抑えるべく改造範囲も厳しく制限され、1年間に2500台以上生産された車両をベースにする必要があります。

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カーくるでは、サービスパークを中心にレポートをお届け予定です。
お楽しみに!


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March 1,2024 Fri    WRC  



witten by 美あんこ
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ルノー・スポールといえば1976年の設立以来、スポーツモデルの開発やF1をはじめとしたモータスポーツに参戦し”走りのルノー”を印象付けてきたブランド。かつてはルノースポール・スパイダーやクリオ ルノー・スポールV6などかなり尖った市販車もあったが、近年ではトゥインゴ、ルーテシア、メガーヌなどハッチバック車を中心にスポーツ性能を極めながらも実用車としての完成度も高いR.S.モデルを送り出し、マニアのみならず一般のユーザーにも広く受け入れられてきた。
そんなルノー・スポールだが、新生A110をひっさげて2017年に復活したスポーツブランド”アルピーヌ”との統合が2021年に発表され、モータースポーツ部門をアルピーヌに一本化することによりルノー・スポールの名は45年の歴史を閉じることとなった。

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今回試乗したメガーヌR.S.ウルティムは、R.S.(ルノー・スポール)を冠する最後のモデルとして2023年に世界限定1976台で販売された。
サーキット走行も視野に入れた”シャシーカップ”を採用した『メガーヌR.S. トロフィー』をベースとして主に内外装に専用アイテムを装備したモデルとなっている。
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ULTIME マットブラックデカールやブラックルノーロゴ、ブリリアントブラックフロント F1 ブレードなどブラックフィニッシュされた外装アイテム、トロフィーのホイールに比べ1本あたり2kg軽量な19インチホイール「フジライト」の採用、さらにR.S. ULTIME ロゴ入りキッキングプレート、開発ドライバーであるロラン・ウルゴン氏のサイン入りプレート(シリアルナンバー付)など内装アイテムが装備される。ちなみに動力性能などの基本スペックはトロフィーと同様となっている。
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ウルティム専用装備としてボディ各所に施されたひし形(ロサンジュ)のブラックデカールがレーシーな雰囲気を盛り上げる。
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ちなみにボディカラーは試乗車の”ブラン ナクレ M”の他、”ノワール エトワール M”、”オランジュ トニック M”、”ジョン シリウス M”の全4色が用意される。
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内装は今どきの車らしくデジタルメーター、そしてセンターコンソールに備えた9.3インチの大型ディスプレイが目を引くが、基本的にはルノー伝統?のシンプルなデザインでまとめられている。車両価格659万円という価格を考えると、正直もう少し高級感やスポーティな演出があってもいいのではと思うが、きっとコストはすべて走りの楽しさに注がれているのであろうと理解する。
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フロントシートはRECARO製のセミバケットシート。硬質でやや大きめに感じたが、表皮がアルカンターラで滑りにくく、普段使いからスポーツ走行まで幅広く対応できそうだ。またリアシートも同素材で仕上げられている。
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メガーヌR.S.ウルティムは、今回のJAIA輸入車試乗会で試乗できたモデルでは唯一の純ガソリンエンジンのスポーツモデル。また、トランスミッションはツインクラッチの6速EDCと6速MTが選べるが、今回の試乗車は6速EDCモデルであった。
スタートボタンを押して目覚めたエンジンから発せられる控えめながら凄みを感じさせるエキゾーストに、運転好きとしてやはり心が躍ります。
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1.8Lという比較的小排気量ながらターボパワーで300PSを発揮するハイチューンエンジンは、6速EDCの制御も相まって低回転でも気難しいところはなく、3000回転を超えたあたりからはグイグイパワーが盛り上がってくる。420N・mというトルクも相まって相当パワフルに感じるわけだが、恐怖を感じさせるような凶暴なパワー感ではなく「もしかしたら自分にも手懐けられるんじゃないか…」と車との対峙を楽しめるような懐の深さを感じさせる。
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”R.S.ドライブ”と呼ばれる走行モードもセンターコンソールのスイッチやタッチディスプレイから切替できる。「セーブ」「レギュラー」「スポーツ」「レース」の4モードが選べ、シフト制御やアクセル制御などが切り替わるわけだが、ついつい「レース」を選びそのスポーツ性能を試したくなってしまう。「レース」モードは明らかに他のモードとは違い各レスポンスが上がって楽しい。
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パワーユニットにもまして印象深かったのがシャシーと足回り。
メガーヌR.S.にはストリートでの快適性を重視した”シャシースポール”とサーキット走行も可能な”シャシーカップ”が存在するが、ウルティムは後者の”シャシーカップ”。ストリートでの乗り心地はやや厳しいのでは?と思っていたが、ラリーシーンからフィードバックした4HCC(4輪ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)と呼ばれる技術を採用したサスペンションも手伝って、高速走行から街中での走行でも硬質ながらしなやかな乗り心地でスポーツマインドを感じながらも快適なドライブができた。さらに4コントロールと呼ばれる4輪操舵も加わり高速走行時のレーンチェンジもスムーズだった。今回の試乗ではワインディングなどでのスポーツ走行は残念ながら体感できなかったが、以前メガーヌGTを箱根で試乗した際には4コントロールの効果を十分に体感できたので、もともと抜群のスポーツ性能を備えたこのウルティムならさらにコーナリングを楽しめるんだろうと想像できる。
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パワートレイン、シャシー、サスペンション…どれをとっても高いレベルにあると感じさせる完成度であるが、それらをまとめて一台の市販スポーツカーとして最高のバランスを達成しているところがR.S.たる最大の魅力ということに改めて気付かされた。
毎回この試乗会に参加して「もっとこのクルマに乗っていたい…」と感じるクルマが何台かあるが、このメガーヌR.S. ウルティムもその一台だった。それ故にこれが最後のR.S.モデルというのが残念で仕方ない。後はアルピーヌに引き継がれるわけだが、アルピーヌは今後電気自動車がメインになっていくようなので、純エンジンのR.S.を楽しみたいルノーファンならばやっぱり最後に味わっておかなければいけない一台だと思った。


SPEC
ルノー メガーヌR.S. ウルティム
全長×全幅×全:4,410×1,875×1,465mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,470kg[1,450kg]
エンジン型式:M5P
最高出力:300ps(221kW)/6,000rpm
最大トルク:42.8kg・m(420N・m)/3,200rpm[40.8kg・m(400N・m)/3,200rpm]
種類:直列4気筒DOHCターボ
総排気量:1,798cc
燃料供給装置:電子制御式マルチポイントインジェクション
燃料タンク容量:47リットル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
駆動方式:前輪駆動(FF)
トランスミッション:電子制御6速AT(6EDC)、6速MT
WLTCモード燃費:11.3km/L(市街地モード 8.0km/L、郊外モード 12.0km/L、高速道路モード 13.0km/L)
[11.4km/L(市街地モード 8.1km/L、郊外モード 12.0km/L、高速道路モード 13.1km/L)]
メーカー希望小売価格:659万円
[ ]内は6MTの値。

ルノー・ジャポン公式サイト:http://www.renault.jp/
ルノー メガーヌR.S.ウルティム 公式サイト:https://www.renault.jp/car_lineup/megane_rs/ultime/


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February 22,2024 Thu    JAIA輸入車試乗会2024  



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フィアットドブロはシトロエンベルランゴやプジョーリフターとの兄弟車で、プジョーシトロエンとフィアットグループが合併して誕生したステランティスグループのシナジー効果となる1台です。

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よく考えらえたパッケージング、収納たくさんで使い勝手の良さなど、どこからどう見ても良くできた車ではありますが、日常的な使い勝手とお洒落さを求める人はベルランゴ、SUV的なハードさと実用性を重視する人はリフターなど、既に棲み分けも出来ていて、さらにはこのカテゴリにはルノーカングーなどの先駆者もいるので、正直実際に見て乗るまではこの車に対する印象は薄いものでした。

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しかしながら実際運転してみると、「これイタリア車じゃん!」と印象はガラっと変わりました。キビキビと元気よく走るフィーリングはまさにフィアットの味付けそのもの。
1.5リットルの直4ターボディーゼルとアイシン製8ATの組み合わせは、兄弟のフランス車と全く一緒なのに、まるで500やPANDAを運転しているかのような感覚がちゃんとありました。

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これはチューニングのほか、ベースグレードの車両重量を比較してみると、重さが若干影響しているのかも知れません。

ドブロ < リフター < ベルランゴ
1560kg < 1600kg <1610kg

ただグレードによって重量は逆転したりもするので、純粋に味付けのような気もします。

もちろん、フランス車特有のしなやかな乗り心地か、イタリア車の元気な乗り心地が良いかは、嗜好の問題なので、どちらが良いとは一概には言えませんが、イタリア車好きなイチ個人としては、ベースがフランス車でもしっかりイタリア車になっている事はとてもうれしい発見でした。4月に発表されると言われている新型のアルファロメオ、ミラノ(仮)も、そうであって欲しい、きっとそうに違いないと思います。

付け加えて言うならば、シートのふわっとした座り心地はベルランゴと同じ気持ち良さがあり、フランス車とイタリア車のいいトコ取りの車がドブロという車なんじゃないかと思います。

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車好きとして、走りが良ければ評価は変わります。立ち位置が「ドブロの良さをどう引き出すか」みたいな視点に変わっちゃいます。そこで応援したいが故にこの車のアレな点(△)と、それに対してどうしたら良いか(〇)を勝手に考えたので以下に挙げてみます。

■外観
△・・・無個性に見える外観
〇・・・この一見無個性に思えるシンプルな外観は、無限大にも思えるカスタムのベース車両になりえるのではないかと思います。例えばベルランゴはあまりにも内装外装ともに完ぺきに可愛くお洒落で付け入るスキがありませんが、ドブロのノペっとした外観を愛着を持ってじっと見ていると、段々とカスタム心が燃え上がって来ます。ホワイトレター付きのブロックタイヤを履いて、ラッピングして、ルーフバスケット付けて、、なんて想像してたら楽しくなってきました。

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■カラー設定
△・・・ホワイト、グレー、ブルーの地味な3色
〇・・・お得意の限定車作戦でキャンパーに人気のアースカラーやイタリアらしい鮮やかでポップな色合いのカラーをどんどん繰り出す。

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■名称
△・・・ドブロというその名称が、クセがありすぎて日本人には馴染みの無い語感。
〇・・・いっその事、お笑い芸人のどぶろっくさんを採用して、クセのつよーいCMを作ってみる。あるある探検隊さんの前例もあり、FIAT×お笑いの愛称は悪くないと思いますので。

というわけで、どぶろっくを採用した、限定カラーで、カスタムてんこ盛りのキャンプCMを作ってみたらいかがでしょうか。
個性的な1台として存在感爆上がり間違いなしだと思います。

もしかしてだけど~♪ドブロに乗ってる俺に一目惚れしたんじゃないの~?♪




SPEC
フィアット ドブロ 
エンジン型式 YH01
最高出力 130ps(96kW)/3750rpm
最大トルク 30.6kg・m(300N・m)/1750rpm
種類 直列4気筒DOHCターボ
総排気量 1498cc
過給機 ターボ
燃料供給装置 電子式燃料噴射装置
燃料タンク容量 50リットル
使用燃料 軽油
JC08モード燃費 22.9km/リットル
全長×全幅×全高 4770× 1850× 1870mm


February 10,2024 Sat    JAIA輸入車試乗会2024  



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