• プロフィール2に写真を追加してください。
witten by 美あんこ
世界中
うんうんする
6


昨年、日本に導入されたルノーの新型クーペSUV『アルカナ』。
1D1A7237.jpg
先に発売されたのは「R.S. LINE E-TECH FULL HYBRID」で、1.6L直列4気筒NAエンジン(最高出力94ps/最大トルク148 N・m)にメインモーター(最高出力49ps/最大トルク205 N・m)とサブモーター(最高出力20ps/最大トルク50N・m)2基のモーターを組合せたパワーユニットと、ドグクラッチを採用したトランスミッションを組合わせ、F1由来の技術をフィードバックした独自のフルハイブリッドシステム”E-TECH FULL HYBRID”を搭載した上級グレードだった。
今回試乗できたのは、昨年末にラインナップに追加された「R.S. LINE MILD HYBRID」で、こちらは1.3L直列4気筒ターボエンジン(最高出力158ps/最大トルク270N・m)と出力の小さな補助モーター(最高出力5ps/最大トルク19.2N・m)+リチウムイオンバッテリーで構成されるマイルドハイブリッドシステムに、おなじみとなった7速デュアルクラッチトランスミッション(7EDC)を組合わせたグレードとなる。

1D1A7171.jpg1D1A7174.jpg
1D1A7172.jpg
ボディサイズは全長4,570mm×前幅1,820mm×全高1,580mm。
スタイリングのトピックはやはりクーペスタイルのリアビュー。リアエンドに向かってなだらかに収束していくルーフラインはSUVらしからぬ優雅さとスポーティさを兼ね備えている。
ホイールベースは2720mmと、ワンクラス上のプラットフォームを採用する”メガーヌ スポーツツアラー”よりさらに10mm長くなっており、ボディ4隅にタイヤが配置され安定感と力強さを感じさせるスタイリングを実現すると同時に、室内空間の確保にも寄与している。
1D1A7181.jpg1D1A7183.jpg1D1A7180.jpg
フロントマスクはモダンルノーを象徴するCシェイプ デイタイムランプを採用したヘッドライトが特徴的。
1D1A7178.jpg
ちなみにボディカラーは、この試乗車の”オランジュ バレンシアM”の他、”ブラン ペルレM”、”ノワール メタルM”、”ブルー ザンジバルM”の4色が用意されている。
アルカナ_ブランぺルレM.jpgアルカナ_ノワールメタルM.jpgアルカナ_ブルーザンジバルM.jpg

インテリアはブラックを基調とした比較的シンプルな佇まいですが、カラーステッチやカーボン調パネルを採用するなどスポーティな仕立てとなっている。後席の頭上やひざ前もクーペスタイルでありながら必要十分な空間が確保されており快適に過ごせそう。
1D1A7184.jpg1D1A7187.jpg
1D1A7188.jpg1D1A7190.jpg1D1A7197.jpg
1D1A7242.jpg
1D1A7196.jpg1D1A7245.jpg
1D1A7194.jpg1D1A7195.jpg
今どきのクルマらしくメーターは10.2インチ フルデジタルメーターとなっている。また、センターには7インチ インフォテインメントシステムが備わり”Apple CarPlay”や”Android Auto”にも対応する。一方で空調などはリアルスイッチやダイヤルを配置し直接操作できるところが嬉しい。
1D1A7192.jpg1D1A7193.jpg
ラゲッジはクーペスタイルから想像するより広々としており480Lを確保している。
取り外し可能なフロアボードを外せば大きな空間を作り出せるし、リアシートは6:4の分割可倒式となっているので様々な使い方ができそうだ。
1D1A7244.jpg1D1A7243.jpg

1D1A7211_edited.jpg
パワートレインには、発進時や加速時にモーターがエンジンをアシストする”マイルド ハイブリッド”システムを搭載しているが、ドライブフィールはパワフルなターボエンジンが主体となっており、短い試乗時間では正直モーターの存在はほぼ感じられなかった。エンジン自体は1.3Lと低排気量ゆえ低回転ではややトルクの細さが気なるものの、ターボが効き始めた後は力強い加速も感じられストレスなくドライブを楽しめた。
1D1A7198.jpg
また、高速道路の定速走行や赤信号などでアクセルを離した際の空走時に、エンジンがストップして燃料消費を抑える”クルージング機能”がついているのだが、その空走がどこまでも転がっていくような滑らかさで驚かされた。走行抵抗を極力減らして燃費向上を図っている。
アルカナの走りで特徴的に感じたのは、ルノーらしいハンドリングの良さ。
足腰のしっかり感と共に車体の軽さを感じ、このサイズのSUVとしては驚くほど軽快で気持ちよいハンドリングを実現している。さらにステアリングにはパドルシフトも備わり思いのままにシフトチェンジでき、これならばちょっとしたワインディングでもスポーツドライブが楽しめそうだ。
1D1A7191.jpg

クーペスタイルSUVということでスタイリッシュながらもやや地味な存在に感じていた”アルカナ”でしたが、広い室内とラゲッジを備え、走りも燃費も良く、価格も比較的リーズナブル。非常にまじめに作り込まれた一台ということで、これはアリカナ?!と心の声が聞こえてくる試乗でした。


アルカナ R.S. LINE MILD HYBRID


<主要諸元>
全長×全幅×全高:4,579×1,820×1,580mm
ホイールベース:2,720mm
車両重量:1,380kg
エンジン:1.3リッター 直列4気筒DOHC ターボ
最高出力:116kW(158ps)/5,500rpm
最大トルク:270Nm(27.5kgm)/1,800rpm
補助モーター:最高出力3.6kW(5ps)、最大トルク19.2kW(2.0kgm)
トランスミッション:7段EDC
駆動方式:前輪駆動
燃料消費率:17.0km/L(WLTCモード)
メーカー希望小売価格:399万円(消費税込)

ルノー 公式サイト:https://www.renault.jp/

1D1A7200.jpg

February 11,2023 Sat    JAIA輸入車試乗会2023  



witten by 美あんこ
世界中
うんうんする
7


JAIA(日本自動車輸入組合)主催で自動車メディア・モータージャーナリストを対象とした『第42回 JAIA輸入車試乗会2023』が、今年も神奈川県の大磯ロングビーチにて開催されました。
最新の輸入車を一堂に展示・試乗できるこの貴重な試乗会にカーくる編集部も参加してきました。
1D1A7396.jpg
1D1A6992.jpg
1D1A6988.jpg1D1A6995.jpg


当日は時折吹く寒風が厳しくも、冬晴れの試乗日和となりました。
今回出展されたのは、25ブランド・55車種となり、今回もコンパクトカーから大型SUV、スーパースポーツまで幅広いラインナップとなりました。その中には新型のEVをひっさげて昨年12年ぶりに日本市場に復帰したヒュンダイ改め”ヒョンデ”、そして中国からやってきた黒船”BYD”なども加わり、国内輸入車市場にも新しい風が吹きこんできたのを感じました。
また出展車両のうち約6割となる32車種(EV・FCV18車種、PHEV・HEV14車種)が電動化されたパワートレインを搭載しており、昨年の26車種から一層増加しました。逆に純粋な内燃機関のパワートレインを備えた車種は23車種と減少し、さらにMT車に至っては”アバルト595”1車種のみとなり、昔ながらのクルマ好きにとってはいよいよ肩身が狭い状況になってきました。
1D1A7254.jpg
1D1A6959.jpg1D1A7247.jpg1D1A6958.jpg
1D1A6975.jpg1D1A7264.jpg
1D1A6960.jpg1D1A6962.jpg1D1A6969.jpg
1D1A6982.jpg
1D1A6971.jpg1D1A6965.jpg1D1A6981.jpg
1D1A6956.jpg1D1A7251.jpg
1D1A6970.jpg1D1A6986.jpg1D1A7258.jpg
1D1A6984.jpg1D1A6985.jpg
1D1A6972.jpg
1D1A6967.jpg1D1A6966.jpg1D1A6977.jpg


今回、カーくる編集部で試乗が叶ったのは以下の5車種にとどまりましたが、カーくるらしくイタフラが中心となりました。

ジープ グランド チェロキー(PHEV)
フィアット 500e(EV)
ルノー アルカナ R.S.Line MILD HYBRID(HEV)
プジョー リフター ロング(CD)
シトロエン C5 X(PHEV)

1D1A6996.jpg1D1A7174.jpg
1D1A7062.jpg
1D1A7354.jpg1D1A7282.jpg

少ない車種でもEV、PHEV、HEV、ディーゼルと多彩なパワートレインに乗れましたが、ついに純粋なガソリン車には乗れませんでした!そしてもう流行りとは言えないくらい定番化したSUVが中心となっていますが、気になっていたFIATのコンパクトEV”500e”にも試乗できたのが嬉しかったです。各車のレポートも順次アップしていく予定です!

February 3,2023 Fri    JAIA輸入車試乗会2023  



メンバー
バナー1
PIAA

RG レーシングギア









新着記事
記事検索
検索語句
その他機能
RSS 2.0 Feed
ゲストブック
ブラウザのお気に入りに追加

 
ブログ購読
このブログが更新されたらメールが届きます。
メールアドレスを入力してください。
カテゴリ
facebook
アーカイブ
2024年11月 (5)
2024年09月 (1)
2024年08月 (3)
2024年05月 (3)
2024年04月 (1)
2024年03月 (4)
2024年02月 (4)
2023年11月 (12)
2023年09月 (2)
2023年07月 (2)
2023年05月 (1)
2023年04月 (2)
2023年02月 (2)
2023年01月 (2)
2022年12月 (2)
2022年11月 (1)
2022年10月 (1)
2022年07月 (2)
2022年04月 (1)
2022年02月 (1)
2022年01月 (4)
2021年12月 (1)
2021年11月 (2)
2021年10月 (1)
2021年09月 (1)
2021年06月 (1)
2021年05月 (1)
2021年04月 (2)
2021年03月 (1)
2021年02月 (1)
2020年12月 (1)
2020年11月 (2)
2020年07月 (1)
2020年03月 (2)
2020年02月 (4)
2020年01月 (2)
2019年12月 (1)
2019年11月 (2)
2019年10月 (1)
2019年09月 (1)
2019年08月 (2)
2019年07月 (2)
2019年03月 (3)
2019年02月 (1)
2019年01月 (3)
2018年11月 (4)
2018年10月 (1)
2018年09月 (1)
2018年07月 (2)
2018年06月 (2)
2018年05月 (1)
2018年04月 (5)
2018年03月 (6)
2018年02月 (6)
2017年12月 (1)
2017年11月 (2)
2017年10月 (5)
2017年09月 (5)
2017年08月 (7)
2017年07月 (1)
2017年06月 (5)
2017年05月 (6)
2017年04月 (4)
2017年03月 (6)
2017年02月 (11)
2017年01月 (1)
2016年12月 (1)
2016年11月 (5)
2016年10月 (5)
2016年09月 (3)
2016年08月 (5)
2016年07月 (2)
2016年06月 (5)
2016年05月 (3)
2016年04月 (4)
2016年03月 (9)
2016年02月 (17)
2016年01月 (3)
2015年12月 (1)
2015年11月 (3)
2015年10月 (6)
2015年09月 (5)
2015年08月 (3)
2015年07月 (7)
2015年06月 (6)
2015年05月 (8)
2015年04月 (5)
2015年03月 (4)
2015年02月 (10)
2015年01月 (3)
2014年12月 (6)
2014年11月 (6)
2014年10月 (6)
2014年09月 (6)
2014年08月 (6)
2014年07月 (2)
2014年06月 (8)
2014年05月 (8)
2014年04月 (3)
2014年03月 (1)
2014年02月 (8)
2014年01月 (2)
2013年12月 (5)
2013年11月 (19)
2013年10月 (6)
2013年09月 (4)
2013年08月 (3)
2013年07月 (8)
2013年06月 (5)
2013年05月 (12)
2013年04月 (18)
2013年03月 (7)
2013年02月 (18)
2013年01月 (2)
2012年12月 (3)
2012年11月 (7)
2012年10月 (9)
2012年09月 (4)
2012年08月 (2)
2012年07月 (1)
2012年06月 (2)
2012年05月 (7)
2012年04月 (4)
2012年03月 (2)
2012年02月 (13)
2012年01月 (2)
2011年12月 (14)
2011年11月 (8)
2011年10月 (8)
2011年09月 (5)
カウンター
Counter
バナー2

6wheels

沖縄旅行の旅予約ドットコム



TUKTUK

DMCshampoo