不見転(ミズテン)で買った マトラ ムレーナ2.2 ですが、真っ暗中の納車で、明るくなってようやく納車チェックです。
正面からよく見ると最近のアウディのようにバンパー(シャーシ)が中央でブラックアウトされて、大きなインテークになっていますね、でもここには何もないんですけどね。(訂正:ラジエターはここですね)
リヤウィンドウの構造は Alpine A610 にそっくりですけど、ルーフから段差があって出ているんですね。
室内はシトロエンのような雰囲気のハンドルに横三座、メーターも雰囲気シトロエンCXですけど、実際の形状は違いますね、シートは前のオーナーさんが張り替えたそうです。全塗装もされてます。ちなみにこの車は購入前にネットのクラブピッコロマキナ(福島)のブログに出てくる車だと判断してました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/344367/blog/c815100/


リヤゲート開けるとこんな感じ、ミッドシップなので Alpine A610 とは違って最後方にしっかりトランクスペースあります。トノーカバーというか(^^; 。エンジンカバーはヒンジなくて載っているだけです。


フロントもリトラクラブルライト残してばっくり開きますが、中身がらんどう、本当はスペアタイヤが入るのですが、ないんですよね。ブレーキマスターシリンダー周りとかステアリングギヤボックスとか、いかにも手作りですよね。サスペンションも剥き出しだし、ちなみに下に見えている縦棒がトーションバースプリングです、スタビも太めですね。



燃料ほとんど入ってなかったので(当然ですが)、近所のガソリンスタンドでとりあえず20Lほど入れてきました。満タンで漏れても困るし、吹き返し多くてもハイオク浴びるの嫌だし。
で、ちょっと乗ってみると、やっぱりブレーキがスポンジーですし、床まで踏んでいます。普通に走る程度にはしっかり効いているのですが、高速でパニックブレーキとかで止まらなさそうです。ブレーキホースの劣化かな〜とか思いながら、秘密工場に持ち込みたいと相談(凄いの買いましたね〜って、結構高いでしょうって)。
念のために添付された書類に整備記録があったので福島のクラフトパフォーマンスディヴィジョンさんに電話で確認したら昨年2月の整備でブレーキホースは交換積みで、エア抜きしてみてくださいと。さらにはブレーキマスターシルンダー関係の配管が樹脂でゴムパッキンと押し込むだけなので、次回はその辺の交換を検討してくださいとアドバイスいただきました。秘密工場(武田モーターサービス)は名義変更後に預かって整備しましょうとのことで、来週の名義変更まで本格的なドライブは自粛です(保険屋さんは早速車両保険込みで対応してくれてます、車両価格がカーセンサーでも出ていなくて、すごい車買いましたね〜って、売買契約書の金額で車両保険かけますと)。
その他にも右ドアが外から開かないとか(右ドアロック不良とか)、パワーウィンドウの動きが左右とも渋いとか、リバースギアにロックないようだ? とか、色々不具合は無きにしもあらずですが、その辺は古い車なので、だましだまし乗るほかないようです。またそういう条件で安く販売してもらっていますし(それでも販売手数料はしっかり取っていると購入金額を予想している)。
で、2台並べてみました。今後はこういう風に並んでいる姿が見られるはず(見られること期待してます)。

背はマトラ ムレーナの方が高いですね。横幅は A610 の方が広そうに見えます。
同じ青ですけど、結構色味が違いますね。これから楽しみです。