イタリアの小娘に浮気しようかと真剣に悩んでいました。でも念のために秘密工場の猫社長に相談すると、メガーヌ2を購入直後に連絡があったクリオ2RSを自分用で乗っているけど譲ってあげてもいいよって、すぐに試乗に飛んで行きました。
このクリオ2ってリヤウィンドウの丸いデザインが好きだったんですよね。ハイストップランプ付けるために樹脂パーツで覆われているけどオリジナルデザインは湾曲したリヤガラスが剥き出しで独特だったんですよね、とんでもなくコストかかっているな〜って当時見ていました。しかも紺色って貴重ですよね!!! 。


日本ではホンダがクリオをディーラー網として登録していたのでパリのラテン語読みのルーテシアにされてしまったクリオ2ですけど、当時はそれなりにコンパクトカーとして売れたんですよね、そして2000年にルノースポーツとしてRSが発売されると超人気で納車待ちのウェイティングリストが長々と。だってアルピーヌのデュエップ工場で日産33台って特別なモデル。ちなみに国内のディーラー仕様は鉄ボンネットだけど並行物はアルミボンネットだとか。初期型のこの眠たげなフロントマスクがいいんですよね。ちなみにいつでも買えるようになった後期型はスロベニア工場製でアルピーヌの遺伝子はないとかかんとか言われていますが、関係なく楽しい車です。
コンパクトカーに2Lの16バルブ170PSのF4Rと呼ばれるエンジン搭載ですから、とんでもないです。噂では手組みのエンジンとか? 。さらにホイールも素敵ですよね、まるでSifoのホイールのようです(^^)


試乗しました、19万km走行とは思えないグッドコンディション!!!!! 、シートは古いフランス車を思わせるフンワリしなやか、ルノースポーツのバケットシートってこんなに素敵なのって言いたくなるほどです、大昔に乗っていたプジョー604や前回試乗したプジョー505を思い出すほどです。
エンジンマウントと交換しているしダンパーも交換して、2000年製を考慮すれば最高です。エンジンも高回転で伸びがとんでもない、1080kgに170PSはアルピーヌA610には及びませんが、昔乗っていたルノーR21tに迫るものです、バルケッタは足元にも及びませんし、AT3速のプジョー505GTiとは次元が違います、惚れ込みました(^^) 。
で、最大の問題はまるで老婆が口を開けているようなセンターコンソールのルーバーの欠落、3万円位までは出してもいいからこのパーツ手に入れませんかと聞いたら、これが欠品(><) 、ほとんど全てが外すときに壊れちゃうと・・・ (;;) 。

これでは買うのは・・・ 、悩んでいると・・・ 、実は業販で出物があるとの情報が秘密工場の猫社長より・・・ 。
次回に続きます(^^) 。