もういちど、クルマと暮らそう。
NAVICARSで謳っているフレーズである。
そして編集長の河西氏はこう続けている。
「人生とは有限だということをいまの僕らは知っている。
~
もういちどアクセルを踏み込もう。スピードを上げて、時の流れにあらがおう。
机の前に居るだけでは決して見られない風景、会えない人、知りえないことと出会うために。」
-NAVICARS 04 from editorより引用
公共交通機関が発達して便利になって、そのせいかどうか知らないけど、若い人が車に乗らなくなったと言われる今、車の趣味の価値ってそういうことだよね、って僕も最近思う。
カーくるや、様々なイベントを通じて、色んな人と出会い、いろんな景色を見て、新しい発見がある度に。
しかしこの文体、何かどこかで読んだことがある。
そうか、NAVIは昔、イタ雑の太田さんがいた雑誌だっけ。
NAVIにそういうイズムが流れているのか、太田さんのイズムなのか、オマージュなのか。
こういう文章を見るとグッと来る。
すごく密度の濃い車雑誌。
読み応えがあり、まだ僕も全部読めていない。
そこには車に対する愛、そして車雑誌を作る喜びが詰まっている。
今日日880円出すのはちょっと痛い出費かも知れない。
でも、紙媒体でしか伝わらない空気感やリアル感ってやっぱりあると思う。WEBで情報発信するサイトが言うことでもないかも知れないけど。
僕なんか、オーナー紹介ページで見たシトロエンXmに一目惚れして思わず中古車サイトを検索してしまった。雑誌で見ると、オーナーの愛、印刷写真から伝わる艶、そしてプロのカメラマンが撮る角度の絶妙さでめちゃくちゃカッコいいのに、中古車サイトで見るそれは、オーナーから見放された悲しさなのか、単に撮るショップの人のウデのせいなのか、程度のいい個体が少ないのか、どれもイマイチでカッコ良く見えない。
それに手を出したら火傷するって書いてあってブラウザの×を押して終わったけど、、
さておき、この密度で、オールカラーで、880円なら安いと思う。
そして、買いたくても、意外と書店に置いていない。(3件目でようやく1冊見つけて買った。)
ぜひ、見かけたらたまには車雑誌を買ってみることをオススメします。
ミラフィオーリの記事も載ってるしね・笑